2000年 第8回 ファーストマリンフォトコンテスト ノミネート
ウミウシを真正面から撮っています。透明感のあるウミウシのボディを少しオーバー気味に とらえることによってさらに透明感を増しています。意識したのかどうかはわかりませんが、 なかなかのテクニックですね。画面下が少し窮屈ですのでもう少しレンズを下に振ってもよかったと思います。 マリンフォト 2000 9月号 P52 舘石昭氏 講評 |
この写真、本当にきれいですよねぇ。これは、渡嘉敷に2回目に来たときに撮った写真です。 このウミウシは、渡嘉敷に初めて来たとき、その南の海の明るくウキウキするような珊瑚の海で、 最初に出会った思い出のウミウシです。 沖縄では、普通種ですが、はじめて見たこのウミウシは、薄いブルーが、さらに透明に透けていて、 それは、それはきれいでした。 ただ、ウミウシというものをあまりよく知らなかったので、一生懸命お尻から二次鰓ばかりを 撮っていたことを覚えています。 1年後、そんな思い出のウミウシに再び会えました。今度は、正面から、顔を狙って・・・。 するとウミウシは、顔を持ち上げ、本当のウミウシのように、首をフリフリ、「もぉ〜!!!」と叫びだしました。 その瞬間をばっちり捉えられたと思います。そうそう、少しオーバー気味?って、TTLオートで、補正もしていません。 もちろん、意識なんかしていません。偶然の結果です。 2004/09/11 小西 |