第2回 国際水中映像フェスティバル 2002 NAGOYA 入選
カザリイソギンチャクエビ、結構きれいなエビなんですが、なかなか、うまく撮れません。 この1枚は、比較的うまく撮れたのではないでしょうか。イソギンチャクの触手の根元あたりで、 うろうろしていたこのエビ。まるで、「ここまでは、これないだろ!」と挑発しているようでした。 触手が縦方向に伸びているので、その流れに逆らわないように、カメラも縦位置にして、 エビの顔が出てくるのを待ちました。ちょっと、うねりがあったと思いますが、うまくタイミングが合って、 触手の林の中で、かくれんぼするエビの姿をとらえることができました。エビのハサミ足の模様もきれいに出ています。 エビって、結構、無機的で、昆虫のようで、温かみを感じないように思われていますが、 なんか、温かみを感じる写真を撮りたいですね。そう、冷たいクリスタルガラスではなく、 温かみのある手作りガラスのように。 2004/09/11 小西 |