国際水中映像フェスティバル2002 金賞受賞!!!

冒頭に表示したいファイル(gif)名
「ゴールドオルカ賞」受賞作品

なんと、国際水中映像フェスティバル2002 in NAGOYA のスチール写真部門で、私こと小西秀一が、 見事、金賞「ゴールドオルカ賞」を受賞しました。ゴールドですよ!ゴールド!!! すなわち、「いっちば〜ん」ということです。 たくさんの方のアドバイス、協力を得て、 受賞できたと思っております。 ありがとうございました。
上にあるのが、受賞作品です。ご覧ください。自慢です。 石垣島の大崎ハナゴイリーフ、−35mで、石垣版ミジンベニハゼを撮ったものです。 ガラスの瓶の中のペアのハゼと卵が、明るい家庭を感じさせてくれたので、 とにかく明るくなるように撮影しました。 とりあえず、うれしくて、掲載してしまいました。

2002/05/19_小西



海の物語はここから始まる

 昨年から開催されている本イベントは、南フランスのアンチーブで29年前から行われている「アンチーブ・ジュアンレパン国際水中映像祭」の日本版に相当します。第一回目の受賞作がフランスへ送られ、高い評価を受けました。子供の絵画部門ではなんとグランプリを獲得。その作品は、今年の10月にフランスで開催されるフェスティバルのパンフレットやポスターに使われる事に決まったんです。
 また、スライドコンペ部門では吉井さんの作品がフランス大会オセアン賞を受賞。プリント部門では、残念ながら受賞作品は無かったものの日本人最高位は、4位と大健闘をしています。今年あたり、もしかすると受賞作品が出るかもしれませんね。
 本フェスティバルはコンペだけではなく、海を身近に感じる事のできる催しが多数準備されています。ダイバーでなくても、海に興味をもてる公演や上映もあります。ですから、来年は、ノンダイバーの家族や友達を誘って出掛けてみて下さい。きっと、新しい“海の扉”が開くはずですよ。

マクロの感性、ワイドの勢い!

 今年、集まった作品は、フランス人の審査員が多数いる事もあり、単に日本的なフォトコンの枠に納まらない評価が下されました。多少なりとも露出やカラーバランスは迎合しなければ良い評価を得る事はできません。今回の審査傾向としては、単一的なコンセプトの写真よりも複合的な意図の感じられる作品に評価が集まった様に感じます。シンプルで力強い作品よりも、カワイらしさと生態を絡み合わせたり、躍動と親近感であったり、グロテスクと華やかさなどの組み合わせが受賞作品の中には見られました。
 入選作品のボーダーラインをわけたのは複合、あるいは“融合”的な意識表現を感じられるか、感じられないか、だったのではないか?と思われます。欧米諸国における水中写真の評価は、日本の“それ”とは違いがありますね。もちろん被写体によっても度合いは千差万別ですが、明らかに私達の感じている適正露出よりもアンダーな傾向にあります。このアンダーの意味が理解できた作品は、フランスにおける本選でも高い評価を得られると思います。

DIVING photography 2002 SUMMER No.16 P74 鉄多加志氏のレポートより



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