ハゼ天国、パラオ!!!


日程: '04年6月9日(水)〜14日(月)
中3日間ダイビング
3DIV×3日 =合計9ダイブ
ポイント名: ブルーコーナー、ブルーホール、忠洋丸、ゴビーパラダイス
天候: 晴れ、曇、曇のち雨、嵐(台風6号?)
気温: 28〜30℃
水温: 29〜30℃
透明度: 5〜25m
Dサービス: サザンマリンダイバーズ
見た魚たち: ギンガメアジ、モンツキカエルウオ、カスミチョウチョウウオ、 ウメイロモドキ、タカサゴ、ダスキーアネモネフィッシュ、 ヘルフリッチ(シコンハタタテハゼ)、ブルーバードドワーフゴビー、ベニハゼ属の一種たち、 ギンガハゼ、カニハゼ、ネイキッドヘッドシュリンプゴビー、ラグーンシュリンプゴビー、 ブラックシュリンプゴビー、カスリハゼ、シマカスリハゼ、ホシゾラハゼ、ハラマキハゼ、 シマオリハゼ、ヤツシハゼ属の一種、モエギハゼ(パラオバージョン?)、ヤノウキホシハゼ、 タカノハハゼ、フタホシタカノハハゼ、ヤジリハゼ、メガネゴンベ、ダンゴオコゼ、
見たエビカニ: キミシグレカクレエビ


 4回目のパラオに行ってきました。 前回は、3ヶ月前のことです。 今回、いつも、ご一緒になる小島くんとご一緒させていただきました。 ダイビングサービスは、前回と同じくサザンマリンダイバーズさん。
 今回のパラオは、一般的に言うと「パラオらしくない!?」ダイビングでした。 でも、ある意味、「凄くパラオらしく、パラオでしか出会えない!」ダイビングでした。 それは、一般的には、スピードボートに一時間も乗って、ブルーコーナーや、ニュードロップなどの 外海に面したリーフエッジでバラクーダやギンガメアジなどの大物を狙ったり、ジャーマンチャネル に行って、マンタを見たり・・・。とにかく、ダイナミックなイメージがありますよね。 一部のマニア、または、ダイナミックなダイビングの中休みとして、マリンレイクなどで、 ニシキテグリやマンジュウイシモチなどを見るダイビングもしていますが・・・。
 まず、一日目は、パラオに来たからには、ということで、ブルーコーナー。ただし、 大物には、目もくれず、マクロ穴目指して、一直線。ここは、24mにヘルフリッチ。 33mにヘルフリッチとアケボノハゼがいるのですが、今回は、24mで、ヘルフリッチの超ボカシ撮影に挑戦。 105mmに2倍テレコンを付けて、絞りは、開放。縦位置で・・・。 この日は、ヘルさんの機嫌が悪かったのか、直ぐに引っ込んでしまいました。ということで、写真は、イマイチ。 次の日もリベンジしようと思っていたのですが、このあとのハゼ天国ダイビングに熱くなってしまい、リベンジは、延期。 2本目は、ブルーホール。ちっちゃいベニハゼなんかに会えました。 3本目は、スーパーダイドのぢろーさん、お勧めのゴビーパラダイス(以下、ゴビパラ)。 ハゼがうようよ。ぢろーさん曰く、「30種類は、確認しました。」この日は、カニハゼやら、ギンガハゼやら。 ゴビパラでの僕らの目の輝きを見たぢろーさんは、次の日も僕らの期待にこたえる被写体を用意してくれました。
 2日目。お客さんは、僕らだけ。一本目は、桟橋から、ボートで、5分の忠洋丸。そう、内湾です。マラカル湾??? マストの先端が、10m。甲板が25m。そして、海底は、35m。 今回の目標は、モエギハゼを撮影すること。ブリーフィング時に海底は、きめの細かいドロなので、 巻き上げ注意と説明を受けたのだが・・・。透明度が、10m程度の中、一気に海底を目指して、ゆっくり着底。 が、モアモアっと白っぽいドロ煙が・・・。広がりきる前に、ぢろーさんに、モエギハゼを指示してもらった。 いるのは、わかるが、ちょっと遠いため、よく見えない。カメラを構えるが、よくわからない。 巻き上げに注意しながら、少しづつ近づくが、全体が、白く濁ってしまった。 ぢろーさんは、5mぐらい離れたところで、バディに撮影用に別の個体を見せている・・・と思う。 濁って、見えないけど。残念ながら、時間切れ。無限圧限界時間が、なくなりそう。結局、モエギ撮れず。 ブリーフィングどおり、20mのキミシグレカクレエビのところへ、これは、何とか撮影。 その後、5mで、安全停止10分。 今日のモエギハゼは、明日のための下見ってことにしておこう。 2本目は、昨日と同じゴビーパラダイス。ここも、桟橋から、5分以内のところです。 昨日の一本で、地形がわかっているので、ほぼフリーダイビング。ハゼ、3種類ぐらいに絞って、撮影。 途中フィルムチェンジをはさんで、約60分。フィルムチェンジのために途中浮上するのは、初めてでした。 3本目も、ゴビパラで、ハゼ三昧。
3日目は、2日目とまったく同じポイントをお願いしてしまいました。 一本目は、モエギハゼにリベンジ。やりましたよ。30カット、モエギハゼで使ってしまいました。 テレコンで、最短まで、寄りました。たまたま、寄れる個体に当たったのか、最高でした。 モエギハゼの横にいたヤノウキホシハゼもきれいだったなぁ。 そして、マストのところで、ダスキーアネモネフィッシュ。安全停止は、念のため、5m22分。 ぢろーさんは、安全停止が長めにできるように、ロングタンクを用意してくれてました。感謝感謝。 2,3本目は、ゴビパラで、ハゼハゼハゼ。ネイキッドヘッドシュリンプゴビー、ハラマキハゼ、 ホシゾラハゼ、ラグーンシュリンプゴビー、カスリハゼ、ブラックシュリンプゴビー、ヤジリハゼ等等、 このパラオで初めて出会ったハゼ達。本当にかわいかった。
 ぢろーさん、タカくん、そして、コウジさん、本当にお世話になりました。 スタッフのシウバ君、また、ご一緒できますように。アレンもサンキュー。 そして、ご同行していただいた小島くん、ありがとうございました。 また、皆さん、一緒に潜りましょう!!!

2004/06/20_小西



[TOPページ][遠征メニュー]