今年3回目の パラオ!!!



ウーロン島の内湾


ココロホテル前


イトヒキテンジクダイ


バージンホール


カスミチョウチョウウオ

日程: '04年12月11日(土)〜16日(木)
中3日3DIV = 合計9ダイブ

ポイント名: ジャーマンウォール(初)、タートルコーブ、セントカーディナル(初)、バージンホール(初)、 ブルーコーナー、ジャーマンチャネル、シアストンネル(初)、シャークシティー(初)、ゴビーパラダイス

天候: 晴れ、晴れ、晴れのち曇り

気温: 30〜32℃

水温: 29〜30℃

透明度: 10〜40m

Dサービス: サザンマリンダイバーズ

見た魚たち: オオメカマス、ギンガメアジ、サバヒー、マダラタルミ、ウメイロモドキ、 ネッタイミノカサゴ、ダンゴオコゼ、カスミチョウチョウウオ、 ミスジチョウチョウウオ、ミカドチョウチョウウオ、デバスズメダイ、 ルリメイシガキスズメダイ、ヒメスズメダイ(ラインドクロミス)、フレームエンジェルフィッシュ、 オドリハゼ、アオギハゼ、ハタタテハゼ、シコンハタタテハゼ(ヘルフリッチ)、 ヒメダテハゼ、ヤノダテハゼ、クビアカハゼ、シロイソハゼ、ニチリンダテハゼ、 サイドスポットドワーフゴビー、イエロードワーフゴビー、 オオガラスハゼ、イトマンクロユリハゼ、カニハゼ、クロダルマハゼ、 オニハゼSP、ニシキオオメワラスボ、ボルケーノシュリンプゴビー、 ヤマブキハゼ、ヒレフリサンカクハゼ、ソメワケイソハゼ、オヨギイソハゼ、 ダンダラダテハゼ、アカハチハゼ、ゼブラハゼ、レッドスペックドブレニー、 ラグーンシュリンプゴビー、オイランハゼ、ホシゾラハゼ、ネイキッドヘッドシュリンプゴビー、 カスリハゼ、ブラックシュリンプゴビー、ネオンピグミーゴビー、クロユリハゼ、チンアナゴ、ツバメウオ、 アカネハナゴイ、カシワハナダイ、オオテンハナダイ、メガネゴンベ、サラサゴンベ、ホシゴンベ、 ハナミノカサゴ、チンアナゴ、イトヒキテンジクダイ、クロオビアトヒキテンジクダイ、ヒラテンジクダイ、 キンセンイシモチ、チークバー、アトヒキテンジクダイモドキ、ウスモモテンジクダイ、 シマクダリボーズギスモドキ、○○○ヤ○ム○(もうすぐ論文発表予定)、ヤイトハタ、 ヒバシヨウジ、マンタ(オニイトマキエイ)、グレイリーフシャーク、コバンザメ

見たエビカニ: カクレエビ属の一種、ダンスゴビーシュリンプ、コトブキテッポウエビ(ランドーリ)、

その他の生物: タイマイ


 パラオ、5回目です。前回(’04/06)訪れてから、半年。今年は、パラオ好いてます。 パラオの海は、なんていうのか、何事も包み込むような広大な、懐の広さを感じます。 大物は、もちろん、小さな小さなものまで、みんな、生き生きとしています。 海の中の生き物だけでなく、パラワンの人々から、その辺にたくさんいる犬達、猫達、鶏達までもが、 生きてるオーラを発散させまくっています。皆さんも、一度、訪れてみてはいかがでしょうか? ダイビングサービスは、いつものサザンマリンダイバーズさん。宿泊は、ココロホテルさん。
 初日、20:40の名古屋発JAL直行便にて、深夜1:10頃にパラオ着。時差はなし。 2時ごろ宿に到着し、カメラのセッティングをして、3時頃就寝。今回の宿は、ココロホテルであるが、 十分満足のいく部屋でした。広さは、ビジネスホテルぐらいかな。広さ的には、一人で、ツインを使っているので、 ぜんぜん問題なし。ちょっと気になった点は、
 1.エアコンがうるさい。
 2.トイレの換気扇が、うるさい(壊れかけ)。
 3.ベッドが、柔らかすぎ。
 4.器材を干す場所がない。
かな。まあ、そんなに気にならなかったです。それよりも、オーナー?の対応は、良かったです。 日本人オーナーと聞いてはいましたが、ゲストを大切にしようとしていることが、なんとなく雰囲気で分かります。 それから、ゲスト同士の精神的な距離が近いです。朝食を食べながら、名前も知らない日本の方と 色々話すことが、できました。名前、聞いとけばよかった・・・。 日本食もおいしいです。ちゃんとした「かつ重」が食べられました。「てんぷら重」もおいしいらしいです。
 ダイビング1日目、最初は、ジャーマンウォール。軽くチェックダイブの気分で、のんびりダイブ。 タイマイが、呼吸のために水面目指して、昇っていく。おお、ワイドで太陽バックに入れて撮ったら、かっこよさげ。 2本目は、タートルコーブ。サイドスポットドワーフゴビーに感動。夢中で、シャッターを押す。 次に、リクエストしていた小さめのニチリンダテハゼ。105に2倍テレコンだから、小さなものしか撮れない!!! かわいい、ニチリンを激写してました。3本目は、ガイドのタカくんの提案、「テンジクダイにはまってみませんか?」 ということで、セントカーディナルへ。きれいなテンジクダイが一杯。イトヒキ、クロオビアトヒキ、ヒラ、ウスモモなどなど。なかでも、イトヒキは、すっごく気に入ってしまいました。あの目の周りのメタリックブルーとちょっと伸長したヒレと白いラインが、たまらん。今までは、あえて、目をつぶってきたのに・・・。はまっていくんだろうなぁ???
 夜は、アイランド焼肉にタカくんと二人で夕食。パラオで、タン塩が食べられるのは、ここだけとか。今は、大学に戻っているガイドのぢろーさん、お勧めの塩かルビは、本当にうまいっす。 食後に有名な屋台のハンバーガー屋(ベムエルミバーガー)さんをリクエストしたのですが、この日は、日曜でお休み。明日へ持ち越し。
 2日目、まずは、バージンホール。トンネルの奥に入っていくとシマクダリボウズギスモドキが、プカーと浮いてた。 暗いので、ピント合わせがたいへん。何とか、撮れた。・・・出来上がった写真は、露出アンダー。 間違って、絞り込みすぎたみたい。そうだ、ストロボにデェフューザーつけてたんだ。 それから、内緒の魚(もうすぐ論文発表予定?)を見せてもらって、横穴から、ドロップオフの壁の外へ。光が気持ちいい。ゆっくり、壁沿いを浮上していきましたとさ。
2本目は、ブルーコーナー。やっぱりここは、マクロ穴でしょう!ということで、マクロ穴浅場のヘルフリッチ様。何度行っても、思ったように撮れない。白い砂地バックで、絞り開放で、縦位置。ほぼ正面顔。バックは、きれいにボケまくり。う〜ん、難しい。たった、5分しか粘れない。ゆっくり浮上して、棚の上で、安全停止をかねながら、実は、きれいなゼブラハゼ、表情がかわいいダンゴオコゼなどを撮影。今日は、あまり流れてないなぁ。
3本目は、ジャーマンチャネル。マンタは、別にどちらでもいい。それよりもヤノダテハゼの子供をお願い。さすが、タカくん、ちゃんと見つけてくれます。クロダンゴハゼを撮ってるときに、マンタ出てたらしい。ふっと顔を上げると、タカくんが、スレートに、マンタ出てましたけど、いいですよね。って・・・もちろん、おーけーさぁ。 結局、安全停止中にマンタさんは、やって来てくれました。
 今夜もタカくんと二人の夕食。寿司バー「美登」で、軽〜くすませ(ちょっと高かったけど)、ハンバーガー屋さんへ。大きなハンバーガを持って、暗い海辺へ・・・。今日は、双子座流星群ということで、タカくんが、連れて行ってくれました。一生懸命ハンバーガーを食べている間にタカくんは、何個も流星を見たらしい。ハンバーガーを食べ終わって、空を見上げると、ちょっと薄曇で、なんとなくぼやけた星空。それでも、2個ほど流星を見られました。
 3日目、ボルケーノシュリンプゴビー狙いで、シアストンネル。 シアストンネルって・・・、超感動。ドロップオフの壁に沿って、潜行。水深28m以深に、20m×40mぐらいの大きな大きな穴が・・・。中に入ると、広いドーム状で、出口の穴は、二つ。どちらも上部は、水深25mぐらい?で、直径は、10mぐらいかなぁ。つまり、ドームの床は、だんだんと上っていく状態。砂地のスロープです。なんだか、神秘的な空間です。そのちょうど中心ぐらいの水深39mのところに、ボルケーノは居ました。う〜ん、紅い帯が、鮮やか。マグマのような赤。誰が、名づけたんだろう?素敵なネーミング。・・・とタカくんが言ってた。私もそう思った。ほんの3分ほど、ウォッチング&撮影してから、浮上。棚の上で、安全停止を兼ねてのアカネハナゴイ撮影。ここのアカネが一番色鮮やかなんだって。フレームエンジェルフィッシュって言うのもいたなぁ。これもボルケーノに負けず劣らず炎のような色でした。
2本目は、シャークシティー。サメ狙いのドリフトです。マクロカメラは、船上に残し、気持ちよく流されました。途中、大きな大きなタイマイさんと会えました。
ラストは、ゴビーパラダイス。ここは、前回のツアーで、気にいって、9本中4本も潜ったところ。そこら十二ハゼハゼハゼ。オイラン、ホシゾラ、ケショウ、カスリ、フラック、ラグーン、ネイキッドヘッド、ネオンピグミー、カニハゼ等等。タカくんもカメラを持って参戦です。
 今日の夕食は、ふるさとレストランで、ポークアドボ。フィリピンの煮込み料理です。おいしかった。そのあと、またハンバーガーを買って、また、星を見に・・・。今日は、昨日と違って、きれいな星空。大きな流星を2個みて、宿に送ってもらいました。ハンバーガーは、宿で、食べました。モスバーガーが、アイスティーが似合う上品なバーガーだとしたら、このハンバーガーは、ペプシが似合うワイルドなバーガーです。でも、本当においしかった。
 最終日は、ダイビングは、お休み。器材を部屋に干して、カメラをリセッティングして、ログをまとめて・・・。タカくんが、昼飯に連れて行ってくれた。昨日のアドボが、おいしいと言っていたら、今日は、もっと本格的なフィリピンのアドボを食べさせてくれるとのこと。普段は、ゲストを連れて行かないようなちょっと小汚いお店。フィリピンのローカル向けのお店。おいしかった。表現が難しいんだけど、醤油と酢で、甘辛く酸っぱく煮込んである。昨日の店は、ちょっと和風の味噌っぽい。今日の方が、さっぱりしていた。2人で、$5。安い。タカくん、昼休み中なのに、WCTCまで、付合ってくれた。アリガとね。夕食は、噂のココロホテルのココロレストラン。いつも朝ごはんを食べているところ。初めにも書いたけど、ほんとに、かつ重、おいしかったです。
 最後に、ガイドのタカくん、カナちゃん、他のスタッフの皆様、本当にお世話になりました。
ボートで、3日間ご一緒だったI田さん方、パラオで、お医者様をしているK子先生、ありがとうございました。
また、皆さん、お会いしましょう!!!

2004/12/20_小西



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