初めての 西表島!!!



マングローブ


キンギョハナダイ乱舞


由布島と水牛

日程: '05年3月27日(日)〜31日(木)
中2日2DIV = 合計4ダイブ
次の日、カヌー&トレッキング

ポイント名: インダビシインリーフ(初)、エンジェルリーフ(初)、身田良浜(ミタラハマ)(初)、 網取浅場(アミトリアサバ)(初)

天候: 曇り、曇り、曇り

気温: 22〜23℃

水温: 22〜23℃

透明度: 12〜15m

Dサービス: ニライナリゾート

見た魚たち: ヒレボシミノカサゴ、デバスズメダイ、トウアカクマノミ、カクレクマノミ、 ヒノマルハゼ、クビアカハゼ、ハチマキダテハゼ、ダンダラダテハゼ、シマオリハゼ、 ハタタテシノビハゼ、アカメハゼ、アカテンコバンハゼ、チンアナゴ、 タテジマキンチャクダイの幼魚、シモフリタナバタウオ、 カシワハナダイ、ケラマハナダイ、キンギョハナダイ、チンアナゴ、ニシキテグリ、 クロオビアトヒキテンジクダイ、スカシテンジクダイ、オニダルマオコゼ、

見たエビカニ: ウミウシカクレエビ、ミカヅキコモンエビ、イソギンチャクエビ

滝、干潟の生物: テナガエビ?、ミナミコメツキガニ、ミナミトビハゼ、ヤドカリ、シオマネキ、サキシマスオウノキ(板根)、 オヒルギ、メヒルギ、サガリバナ、ヒカゲヘゴ、サキシマハブ


 初の西表島、行ってきました。石垣島には、何度も行っていたのですが、離島に渡るのは、初めてです。 ダイビングだけでなく、カヌー&トレッキング、ヤエヤマホタル見物や、吹きガラス体験、トンボ玉作りなど 色々楽しんできました。皆さんも、一度、訪れてみてはいかがでしょうか? ダイビングサービスは、ニライナリゾートさん。宿泊は、西表アイランドホテルさん。
 初日、8:00の名古屋発JAL便にて、那覇へ。初めての中部国際空港(セントレア)利用でした。 きれいで広い。名鉄常滑線で一本でいけるのは、いいのだけれど、最寄の駅は、普通しか停車しないので、 始発で行っても、7時着。初めてなので、余裕を持って、隣の急行停車駅から、早めの出発。 6:30には、空港入りできました。那覇から石垣行きへ乗り継ぎ、石垣空港からタクシーで、離島桟橋に13:20着。 10分後の西表船浦行きで15時前に宿に到着。
 ダイビング1日目、最初は、インダビシインリーフ。なんとダイビング、3ヶ月ぶり。Cカード取ってから、こんなに潜っていないのは、初めてだ。今年の冬は、スキー三昧だったからなぁ〜。大きなゲレンデでは、白馬五竜とおみ、斑尾高原、乗鞍高原、八方尾根、志賀高原などなど・・・って、そんなことは、どうでもいいか。 ・・・軽くチェックダイブの気分で、のんびりダイブ。 バイカナマコが、ゆっくり砂を食んでいたので、ちょっと失礼。。。いたいた!ウミウシカクレエビ。何で、ナマコについているのに、ウミウシカクレエビだろう?確かに、ウミウシにモつくのだろうけど、ウミウシについているのは、見たことがないんだけどなぁ。 アカメハゼの子供達。すっげぇ〜小さい。大人でも小さいのに、こんなに小さくて群れていて、それでも、目は赤い??? 2本目は、エンジェルリーフ。 枝さんごが、すっごくきれい。ここに、なんとニシキテグリがいるんだそうだ。・・・確かにいた。でも写真には、とても撮れそうにない。アカテンコバンハゼもいた。これも写真に撮れそうにない。 写真は、撮れなくても、珊瑚の見事さに感動。ただ、もう少し太陽が出てくれていたら、もっと素敵だったろうに・・・。
 今日は、天気があまりよくないので、午前中、2本のみで、午後は、サービスのご好意により、西表ドライブ。 ガラス工房に連れて行ってもらい、吹きガラス体験。作製したのは、ロックグラス(小)、ヒビ入り。 吹きパイプの先に大きな梅干ぐらいの融けたガラスを付けたものを渡してもらう。 ゆっくり息を吹き込んでゴルフボールの大きさに。パイプは常に回していないとガラスが垂れてきてしまう。炉の横なので、暑い。暑いというより、熱い。 さらに、ガラスを追加してもらって、もう一度吹き込む。先生がグラスの底になる部分を整形したあと、まだ赤いグラスを水の中に入れる。ジュワァ〜と音がして、約1秒で、引き上げると、全体にヒビが・・・。いい感じだねぇ〜。今度は、底の部分に、鉄の棒を仮付けした後、吹きパイプを外してもらって、整形に進みます。 もちろん、ここまで、ほとんど先生がやっています。 自分でしたのは、2回息を吹き込んだのと、水に漬けただけです。パイプを外した側が、グラスの口になるのですが、こちらを大きな鉄のピンセット見たいので、整えます。常に、鉄の棒=グラスを回しながら、真っ赤になっているグラスの口を広げて行く。もういいでしょうの声とともに、終了。この後は、ゆっくり丸一日かけて冷やすそうです。できは、良かったですよ。このグラスで、泡盛を飲んだら最高でしょう。
 2日目、まずは、美田良浜。トウアカクマノミが卵の世話を一生懸命していました。 本当は、いけないんだけど、卵の近くに珊瑚のカケラを落としてやると、口に咥えて捨てに行きます。なんときれい好きなんでしょう。その後、念願のミカヅキコモンエビに会うことができました。ソリハシコモンエビやベンテンコモンエビ、クリアクリーナーシュリンプのお仲間で、唯一、まだであったことのないミカヅキくん。やっと会えました。美しい、きれいなエビさんです。そうそう、ウズマキくん(タテキンの幼魚)や、ハチマキダテハゼにも会えました。
2本目は、網取浅場。ケラマハナダイ、カシワハナダイがきれいに群れていました。カクレクマノミもかわいかった。
 今夜は、ヤエヤマホタルを見に連れて行ってくれるらしい。・・・天気が悪い(大雨)ので、西表温泉に変更となりました。日本の最南端の温泉だそうです。外の混浴露天風呂は、水着着用です。まあまあ、良かった。帰りのバスの中で、合宿中ののK大学潜水部の一人が、叫んでいました。「温泉に、海パン忘れてきた〜!」「俺もだ〜!」。しばらくして、「しまった!ダイコンも置いてきちゃった〜!」・何をしているのやら。結局、民宿の車を借りて、取りに行ったようです。若いっていいなぁ。
 3日目、カヌー&トレッキングです。ガイドは、西表4シーズン目のゴリさん。まずは、ショップにて、パドリングの練習。パドルの持ち方は、基本的に右手は握りかえない様に持ちます。右側を漕ぐのは問題ありませんが、左側を漕ぐときは、ブレードの向きを調整してやらなければいけません。このとき、左手はパドルを軽〜く握り、右手をバイクのアクセルを開けるようにして、パドルを1/4回転させて、向きを合わせます。こんなことを練習してから、さて本番。ヒナイ川へGO。ライフジャケットは、一番大きなサイズを、さらに、ベルトを目一杯伸ばして、なんとか着用できました。カヌーの乗り方は、『足尻足』。まず、片方の足をカヌーの中に入れ、もう片方の足はカヌーの外にしっかり踏ん張った状態で、お尻をカヌーの中に入れて座ります。最後に、カヌーの外にある足を中に入れます。スポーツカーのバケットシートに座るときのような感じです。こうすると、カヌーが安定したまま、乗船できます。ガイドさんが、ゆっくり川の中央に押し出してくれます。パドルを一漕ぎ、二漕ぎ。おぉ〜、ちゃんと進む。 ガイドさんと他のお客さんも出てきました。(中には、小学生や女性もいます。)ヒナイ川をヒナイサーラの滝に向かって漕いで行きます。両岸には、マングローブがビッシリ。一時間ほどして、滝つぼの手前につきました。このあと、ジャングルを滝の上に向かって、歩いていきます。途中、サキシマスオウノキの水を吸い上げる音を聴診器で聞いたりしながら、40分ほどでしょうか?高さ50mの滝の上に到着しました。景色は、最高です。自分が漕いできたヒナイ川、その先の船浦大橋、そして海。向こうに見えるのは、聞き忘れたけど、たぶん鳩離島。バラス島かも。ちょっと晴れ間も出てきました。今日は、前日の雨のせいで、水量が多いらしい。ここには、テナガエビなどもいます。ここで、昼食。ショップの手作りおにぎりです。ガイドさんは、27個のおにぎりを背負ってあの山道を登ってきたんだ。来た道をカヌーのところに戻り、さぁ帰ろうとしていると、今度は、滝つぼに向かうとのこと。さらに、15分ほど歩いて、滝つぼに着きました。いやぁ、マイナスイオン一杯ですねぇ〜。帰りのカヌーは、かなり水が引いています。途中、干潟によって、何万匹ものコメツキガニと出会い、憧れのミナミトビハゼ(通称トントンミー)と戯れ、お化けシジミに驚きました。干潟を離れ、もうすぐ終わりという頃、シオマネキが、オイデオイデと手招きしていました。
夜は、ヤエヤマホタル見物。体長8mm程の小さなホタルです。その点滅周期は、0.5秒ぐらい。ちょっと早いですね。きれいでした。
 最終日は、ガラス工房で、作ったグラスを受け取りに・・・。もっと、ヒビが、たくさん入っていると思ったんだけど、まぁ、こんなもんか!でも、最高。このあと、また、別のお店で、トンボ玉体験に挑戦。ちょっと、難しい勾玉(マガタマ)にチャレンジです。ガラス棒をガスバーナーで融かして、直径3mmぐらいのステンレス棒に巻きつけていきます。色々な色のガラスを巻きつけて、熱してやると、球形に・・・。これももちろん、棒を回し続けていないと、垂れてしまいます。うまいこと球状になったところで、今度は、わざと垂らしてやると勾玉になります。 この垂らし具合が、難しい。・・・かなり、うまくいきました。これを携帯ストラップにしてもらいました。 でも、トンボ玉って、置くが深そう。このガラスの中に、クラゲなんかを創りこむのって、凄く大変そう。どうして、あんなふうにできるのか不思議だ。昼食は、予定していたお寿司屋さん「初枝」が、昼は営業していないとのことで、急遽、新八食堂に変更。トンボ玉やさんの紹介です。ここでは、野菜ソーキそばが、ボリュームあって、おいしかった。イノシシチャンプルもおいしかったなぁ。星砂海岸にちょっと寄って、石垣島へ。もう、名古屋に帰るときになってしまいました。
 最後に、ダイビングガイドの田中和実さん、カヌーガイドのにしごり尚子さん、他のスタッフの皆様、本当にお世話になりました。
K大学潜水部の皆さん、ありがとうございました。
また、皆さん、お会いしましょう!!!

2005/04/07_小西



[TOPページ][遠征メニュー]