11月より、さらに寒かったけど!
すっごく楽しかった渡嘉敷!



国際通り
那覇で足止めされ、久しぶりの国際通り
こんな店、あったっけ!?



ムチカラマツエビ
Newデジカメ、ストロボ発光しても
バックが暗くならない(青抜きできる)!



トウアカクマノミ撮影1
トウアカクマノミの撮影するバンちゃん
常連さんに模範撮影を依頼され・・・



ユキヤマウミウシ
ストロボを下から当てることで、
雪山の立体感を出そうと試みてみました。
コンパクトデジカメでもできる!!
さて、どうやってやったでしょう?


日程: '06年3月2日(木)〜8日(水)
中5日3DIV (うち1日2DIV)= 合計14ダイブ

ポイント名: トウマ、千代頭、ヒナクシ、ヒヤルガ、灯台下、野崎、海人、アリガー南、 男岩(ウガン)、自津留(ジツル)(初)、アクガイ、夫婦岩(メオトイワ)(初)、中頭

天候: 曇り、晴れ、晴れ、晴れ、曇り

気温: 18〜23℃

水温: ず〜っと21℃

透明度: 15〜25m

Dサービス: シーフレンド
スタッフのおもてなしの精神、ゲストに楽しんでもらおうという心遣いを感じます。

宿泊先: ホテル サンフラワー
アットホームの癒される宿です。今回、田舎に泊まろう!のスタッフと同宿、 さらに看板犬クロスケも別番組「ポチたま」出演予定です。

旅行社: ピーディークラブ
今回も行きのライナーが欠航して、足止めされた那覇前泊の手配等、対応が良かったです。 運行状況を事前連絡してくれるのも気持ちよかった。

見た魚たち: デバスズメダイ、アマミスズメダイ、クマノミ6種、イシガキカエルウオ、コクテンフグ、 ハタタテハゼ、ヤシャハゼ、ヤノダテハゼ、アオギハゼ、ゼブラハゼ、 パンダダルマハゼ、カサイダルマハゼ、ベニハゼ属の一種(通称:ナカチベニハゼ) オニハゼ属の一種、クロヘリイトヒキベラ、 ミナミハコフグの幼魚、セミホウボウ、ガーデンイール、 ヒメオニオコゼ、ダンゴオコゼ、ハダカハオコゼ、ハナミノカサゴ、 リュウキュウハタンポ、ウメイロモドキ、ウミシダウバウオ、ハナビラウツボ、 キンメモドキ、スカシテンジクダイ、イソマグロ、コバンザメ、ネムリブカ、 モンダルマガレイ、 カシワハナダイ、キンギョハナダイ、ケラマハナダイ、ハナゴイ

見たエビカニ: フリソデエビ、イソギンチャクモエビ、アカヒゲカクレエビ、カザリイソギンチャクエビ、 ナデシコカクレエビ、ムチカラマツエビ、ヒトデヤドリエビ、カイメンカクレエビ属の一種、 アカスジカクレエビ、サンゴテッポウエビ、ゴシキエビ、 オオアカホシサンゴガニ、キンチャクガニ、イソコンペイトウガニ、クビナシアケウス、 クモガニ属の一種(通称:オランウータンクラブ)、マルガザミ、 コマチコシオリエビ

その他の生物: アオウミガメ、タイマイ、鯨(ボート上から)、 キイロイボウミウシ、ムラサキウミコチョウ、オレンジウミコチョウ、 ミゾレウミウシ、ユキヤマウミウシ、ツノキイボウミウシ、クロスジリュウグウウミウシ、 シモフリカメサンウミウシ、 ニシキツバメガイ、ミドリリュウグウウミウシ、ムカデミノウミウシ、コナユキツバメガイ、 ルージュミノウミウシ、コイボウミウシ


 4ヶ月振りに、渡嘉敷に行ってきました。 今回で、なんと11回目の渡嘉敷。スキーシーズンも終盤に近づいた3月初旬。 南の島とはいえ、まだ、寒かった。でも、超楽しかった。
 出発前日、旅行社より、高速船マリンライナーとかしき(以下、ライナー)の運行情報をいただき、 明日の乗船も微妙だと連絡が来ました。事前に連絡してくれるなんて、嬉しいですよね。 結局、足止め、那覇泊となりました。14時頃には、旅行社が当日手配してくれたホテルに荷物を置き、 久しぶりの国際通りに。なんだか、よりにぎやかになってるような気がしました。 ゆいレール 牧志公設市場の2階の食堂も覗いてみました。次回は、ここで、お昼を食べたいなぁ。 そして、今回、初めて「ゆいレール」(写真右)に乗りました。 感じは、愛知万博の時に乗った「リニモ」に似ています。 リニモよりも、ひと回り大きいかな。乗り心地は、ゆいレールの方が、良かったような気がします。 さて、夕食は、宿近くの「わらじ屋」さんで、沖縄料理を堪能し、明日の渡嘉敷入りに備えました。 そして、次の日のライナー1便で、やっと、渡嘉敷入りすることができました。 今回も、ダイビングサービスは、シーフレンドさん。宿泊は、ホテルサンフラワーさん。 旅行社も、ピーディークラブです。
 ダイビング1日目。10時前には、ホテルに到着し、13時からの1本目に備えて、 カメラのセッティング。時間は十分あります。 今回もガイドはバンちゃん。よろしくお願いします。 最初は、トウマ。バンちゃんチームのゲストは、5名。本日2本目のS根姉妹、S藤さん、 そして、同じライナーで、渡嘉敷入りした神戸の母ことN村さん。 みんなデジカメ持っている。きっとマニアックな人たちなんだろうなぁ。 エントリーして、まず、驚いたのは、鯨の声。すご〜い。「キュォーン」、「クワォーン」と鳴きっぱなし。 なんて表現していいのかわからんけど、凄い。鯨の時季の渡嘉敷ってこんななんだ。 これは、ウォッチングに行かなくても、見られるかも。 そんなことを考えていたら、バンちゃんが、セミホウボウを見せてくれました。 邪魔な海蛇 渡嘉敷で、見られるなんて。 てっきり寒い伊豆とかにしかいないのかと思ってた。そして、砂地のハゼを見に・・・。 おぉ〜ヤシャハゼじゃん。そこに、2匹のウミヘビ(写真左)が絡まりあいつつ泳ぎまくり・・・、 近くのハゼは、みんな引っ込む引っ込む。ウミヘビから離れて、ヤシャハゼを発見。今度は、撮るぞ!と 撮影状態に入るとなんだか嫌な気配。キタァーって、ウミヘビがこっちに向かって来るではありませんか。 来ルナァーと叫んでみたものの、ことごとくハゼを引っ込め、ついには、自分に絡み付いてきた・・・、 ショボン(死語?)。 その後は、ガーデンイールや、ハナダイ系、ウミガメを見て、エクジット。 しかし、この1本は、コレでは終わらなかった。 ポイントからの帰り、船長の「鯨だよ!」の声とともに、進路変更。 通常は、ダイビングポイントの移動時は、無視するらしいけど、 無視できないくらい大きなお誘いがあったそうです。何度も何度も、水面を叩いていたらしい。数100m先、 「あれが、そうかぁー!」と思いながら、デジカメ最大望遠で、写真を撮っておきました。 そして、最後は、ボートの後方80mぐらいのところに大きな鯨の背中が・・・。でかい。圧倒されました。 水中での期待が現実のものになろうとは。 でも、後のログ付けの時に、とんでもないことが判明。みんなと微妙に話が食い違う。 おかしいなぁと思っていたら・・・、鯨だと思い込んで見ていたのが違ったみたい。 イソギンチャクモエビ デジカメにも写っていたのは、シーカヤックの集団でした。バンちゃんが説明してくれました。 「シーカヤックの気配に気づいた鯨が『来るな!』と水面を叩いていたんだろうね。」って。 ・・・ちょっと残念。でも、あの大きな背中は、本物の鯨でした。
 2本目は、千代頭。ここで、印象的だったのは、幼いイソギンチャクモエビ(写真右)。 ここに載ってるのは、デジカメで撮ったやつ。銀塩一眼で、ちょっと芸術的な写真が撮れそうだったんだけど、 うまく撮れているやら。早く現像あがってこないかな。それにしても、カメラ屋はふざけとる。 現像あがるまで、中1日だったのが、中2日になり、今回は、中4日だよ。もうフィルムの時代は終わったのかナァ。 コニカミノルタもカメラ・フィルム事業から撤退したぐらいだからナァ。
 2日目です。今日がラストのS藤さん。朝一、嬉しいことを言ってくれました。 フリソデエビ 「S.KonishiさんのHP、前に見たことありますよ。」って。そう言っていただけると本当に嬉しいです。 ありがとうございました。そして、本日より、常連のF間さんとその友人G藤さんが合流。 F間さんとは、事前に連絡をとって、日程を合わせてありました。「いやぁ〜、お久しぶりです。」 G藤さんは、アドバンスを取ったばかりの20本弱の初級ダイバー。但し、水中センスが凄く良いようで、 とても初級者には、思えませんでした。
 さて、1本目は、ヒナクシ。このポイントでは、フリソデエビ(写真上左)を見せてもらいました。去年の11月から、いるそうです。 順番待ちの間に、小物に群がるマクロ派ダイバーを思わずウォッチング(写真下)してしまいました。 振袖撮影隊 誰もが水中にカメラを持ち込むことができ、簡単に水中世界の記録を残せるようになったことはいいことです。 素敵な環境になりましたよね。デジカメだと、水中写真の腕、すぐに上がりますよ。 その場で、画像確認できるのは、うらやましいです。 自分のように、大きな一眼レフのフィルムカメラを持って潜るダイバーがだんだん減ってきているのでは?なんて、 考えちゃいますよ。
 2本目はヒヤルガ。ウミシダウバウオは、なかなか写真に撮るのは難しい。 ウミシダの足元?に回り込まれると、絵にならないし・・・。 イシガキカエルウオも個体差がある。 近づいても大丈夫な個体であれば、珊瑚の上にいる所をあおり気味で、 バックを青抜きにしたワイドマクロ的な写真も撮ってみたい。 クビナシアケウスは、キモかわいいと言えるのだろうか。 とても可愛いダルマハゼ属の一種(幼魚なので同定できない)も、いたナァ。
 3本目、灯台下。ゲストは、N村さんと2人のみ。F間さんとG藤さんは、ホエールウォッチングに参加。 黒筋竜宮海牛 S藤さんは、もうすぐ渡嘉敷から那覇へ。相変わらず、灯台下は、気持ちいいよね。浅いし、光と影がきれいだし、 小物も多いし・・・。ムチカラマツエビ、オランウータンクラブ。クロスジリュウグウウミウシ(写真左)も 見つけました。このウミウシ、バックが明るいと凄く映えて綺麗なんですよね。 そして、最近ずっといてくれている、イソコンペイトウガニ。 ピンクで、可愛いカニですよね。でも、近づきすぎには、気を付けましょう。 やはり甲殻類、顔がちょっと怖いです。そうそう、ホエールウォッチングに行ったお二人は、 たくさんクジラさんに会えたそうです。ちょっとだけ、うらやましいです。
 3日目の1本目、野崎。今日から、三重のO本さんが、合流。 O本さんもバンちゃんチームの常連さん。とにかく写真シールが凄い。 100種類は、超えているでしょう。量だけでなく、その質(写真としての)も素晴らしいです。 ジンベイザメも好きらしいが、根っからの小物好きだと思います。 バンちゃん後姿 ここ野崎では、いつものヤシャハゼ(個体は違うと思うけど)を見せて頂き、さらに、ヤノダテハゼも。 ヤノダテハゼは、写真に撮るのは、なかなか難しいです。 その特徴ある尾ビレを構図の中に上手に入れるのが至難の業なんですよ。 その後、浅場へ移動中に、なんと一匹のイソマグロが、「なんじゃ、お前らは!」という感じで、 僕らの周りを偵察して行きました。通り過ぎるのではなく、左後方から、前方、右後方にスーッと 流れるように泳いでいったんですよ。浅場に戻ると、ちょっとしたウミウシ大会。 オレンジウミコチョウ、シモフリカメサンウミウシ、コナユキツバメガイなどなど。
 2本目は、海人。今回の渡嘉敷で、クマノミ6種と、ウミガメとサメをリクエストしていたG藤さん。 ここでは、トウアカクマノミとアオウミガメが見れますよ。バンちゃんが、先にエントリすると、 「G藤さん、早く早く。真下にカメがいますよ。」って・・・。G藤さんの目が、キラッと輝いた。 でも、焦って、フィンがうまく履けない。「焦んなくていいから!!!」なんて、言ってるうちに、エントリー。 おっと、カメの真上から、グワァーって近づいていく。 さすがに、バンちゃんが、「だめだよ。」って(←会話は、想像です)。落ち着きを取り戻したG藤さん。 亀撮影隊 カメラを構えたN村さんの後を、ゆっくりとカメに近づいていきます。他のゲストは、カメが逃げないように、 周りを遠巻きに見守っています。(写真左)その後、皆でカメ撮影。 カメ撮影会が終わると、深場のトウアカクマノミへ。皆さん、粘りますねぇ。G藤さんも粘っていますねぇ。 本当に、粘っていますねぇ。この粘りが、後で、貴重な体験をすることも知らずに・・・。 そう、初級者ダイバーとは、思えない潜りのG藤さんでも、ダイコンの使い方は、よく分からなかったようですね。 この後、どんな貴重な体験をしたかは、皆様のご想像にお任せします。 それにしても、バンちゃんってすごい。いつも9リットルタンクなのに、今回は、 ゲストと同じ10リットルを選択しているなんて・・・。 トウアカの後、アカスジカクレエビを見せてもらったけど、よく見えない。 「もう、老眼か!」と思いましたが、簡単に見つかったら、擬態している意味がないもんね。 他には、ちょっと大きなハダカハオコゼ、ピンと立てた胸びれがまるで背びれのように見えるモンダルマガレイ。 巨大なイソコンペイトウガニもいました。 そして、と〜っても可愛いカサイダルマハゼ(写真下右:2倍相当に切抜きズーム)。 この子は、枝サンゴの間にいるので、撮影しにくいですよね。 葛西達磨鯊 特に巨大な一眼レフは撮影しにくい。小さなデジカメの方がだんぜん撮影しやすい。 コンパクトデジカメは、小回りが利く上に、ストロボの位置合わせも簡単だもんね。 問題は、ピント合わせだけかな。AFなので、枝サンゴの中の小さなハゼにピントを合わせるのは難しい。 こんな時、自分はフォーカスロックを使います。 ちょっと離して、枝サンゴの先端にフォーカスをロックし、シャッター半押しのまま、 奥にいる小さなハゼにピントを持っていきます。 ピントがあったと思うところで、シャッターを押し込む。 ただ、AEもロックされるので、明るさの極端に違う状態でのロックは気をつけましょう。 でも、夜、ホテルのオーナーにこの話をしたら、こう言われました。 「コンパクトデジカメを使って、わざわざそんな技で、ダルマハゼを撮るのは、世界中で君だけだ。」 う〜ん、そうかもしれない。
 3本目は、アリガー南です。 ナデシコカクレエビを見に、アザミサンゴのところに行くと、まさにそのサンゴを枕に タイマイがお昼寝中。近づくと、面倒くさそうに泳ぎ去っていきました。 アザミサンゴには、ナデシコカクレエビが一杯。きれいだよね。 夜のログ付け時、ナデシコとニセアカホシの違いをしっかり教えていただきました。 そして、バンちゃんとO本さんが、 同時にアカヒゲカクレエビを見つけてくれました。バブルコーラルシュリンプは、見たことあったけど、 アカヒゲカクレエビは、(たぶん)初めてです。ちょっと感動。
 4日目。G藤さんは、エンジントラブルで欠航したライナーの代わりに、 阿嘉島経由でクイーン座間味での帰宅となってしまいました。 変態ダイバーの素質十分なG藤さん、本当に名残惜しそうに、僕らの1本目行きを見送ってくれました。 耳烏賊卵 ポイントは、男岩。気持ちよ〜く流されるのかと思いましたが、さすが、バンちゃんチーム。 ほとんど移動せず、底の石をひっくり返して、生物を探しています。。 男岩で、キンチャクガニを見せてもらうとは、思いませんでした。 さらに、正体不明のカイメンカクレエビ属の一種。ミミイカの卵(写真右)は、既にイカの形になっています。
 2本目は、自津留(ジツル)。初めてのポイントです。 ネムリブカのお尻は見れました。結構大きかった。それから、パンダダルマハゼも可愛かったな。 眉毛?の濃いサンゴテッポウエビは、笑えます。
 3本目は、アクガイ。砂地が気持ちいい。 コバンハゼ属の一種(たぶんイレズミコバンハゼ)も可愛かった。クロヘリイトヒキベラもすごく綺麗でしたよ。 最後には、カメまで出てくれました。
 5日目。ついにダイビング最終日が、来てしまいました。 まず、1本目は夫婦岩。初めてのポイントです。ゆっくりとした流れに身を任せ、 ウミウチワの存在に普段の流れを想像しながら、気持ちよく漂いました。 ところどころで、着底しては、小物を見ました。ユキヤマウミウシ(写真はるか上)や ツノキイボウミウシなんかがいましたねぇ。 海人沖 それに、これでもかっていうぐらいのウミシダ畑。最後には、コブシメも登場。
 2本目は、海人。今回、2回目ですが、好きなポイントの一つなので、何度行ってもいいですね。 今回は、漁礁の沖側のガーデンイール(トカちゃん&シキちゃん)及び、オニハゼ属の一種を見に行きました。 まず、オニハゼ属の一種(白系の目の下に帯あり)を見て、撮影の順番待ち中・・・、 みんな引っ込んでしまいました。 更なる沖側に行くと、バンちゃんが着底し、ガーデンイールを指差しています。 あまり興味のない自分は、ニョキニョキ生えたトサカ(写真上右)を撮影していました。 F間さんとO本さんは、ガーデンイールににじり寄って行っています。 今日はカメラをバンちゃんに任していたN村さんは、中層をフワフワ気持ち良さそう・・・。 そうだ、今なら、オニハゼ君は、復活しているかも。1人で、10m程戻って見てみると、 出てる出てる。なんとか、撮影できましたが、露出が・・・。白砂で、白っぽいハゼは、難しいです。 さて、帰りには、またまたトウアカクマノミです。 自分は、トウアカクマノミより、トウアカを撮影しているダイバー(写真下左)を見ている方が楽しかったかも。 それから、ハナブサイソギンチャクの根元?にマルガザミが。 撮影待ちの間に、ちょっと離れた隣のハナブサイソギンチャクの根元を見ようと、 房に触れたら、あらあら引っ込んじゃった。 頭赤撮影隊 「ハナブサイソギンチャクって、感じやすいのね。」なんて思っていると、 順番が来たようなので、撮影開始しました。写される事に疲れたのか、マルガザミが、 砂に潜ろうとしています。 「あれ!?、このイソギンチャク、こんなに刺激受けてるのに、引っ込まないナァ!」と思いましたが、 結局、マルガザミと一緒に砂の中深くに潜ってしまいました。 みんなが、離れたあと、ちょっと掘ってみましたが、20cmぐらいでは、見つかりませんでした。 ログ付け時にバンちゃんに聞いてみると、イソギンチャクは感じるポイントが、あるらしいです。 個体差もあるようですが、あるポイントをピンポイントで触ると、 すぐ引っ込んでしまうことがあるそうです。ただ、そのピンポイントがどこなのかは、分からないとのこと。 面白いですよね。
 3本目、ラストダイブは、中頭。砂地にニシキツバメガイが、ゴロゴロいます。前回もたくさんいました。 他にもたくさんのウミウシに会いました。ルージュミノウミウシ、ムカデミノウミウシ、コナユキツバメガイ、 ムラサキウミコチョウ(4個体、交接前かも)、コイボウミウシ、ミドリリュウグウウミウシ。 そして、期待のベニハゼ属の一種(通称:ナカチベニハゼ)。バンちゃん、一生懸命探しています。 ウルトラマンホヤ いました!ちょっと遠いですが、O本さんが撮影状態に入りました。 1カット撮って、後ろに下がって、にっこり。撮れたようです。さて、自分も撮るか・・・。 もういませんでした。次回のお楽しみです。O本さんは、今回3度目の挑戦で、やっと撮影できたそうです。 自分は、まだ、2回目。見れただけでも良かったというものです。 他のゲストは、見ることさえできてないですもんね。 そういえば、前回このハゼが、出ていなくて、バンちゃんが、「ハゼ×」と書いたスレートを見て、 「『ハゼメ』って、何?」と思ったことを思い出しました。 そうそう、ウルトラマンに似ているオレンジと白いホヤ(写真右)も見つけましたよ。 なんだかジブリ映画の「もののけ姫」にでてくる「こだま」みたいにも見えます。可愛いですよね。
 夜のログ付け時、F間さんとO本さんは、講習を受けていました。クマノミSPです。 国内に生息しているクマノミ6種を観察し、90分位の学科講習。 途中から、聞いてましたが、興味深い講習でした。なんと、この講習の企画立案者は、バンちゃん。 某指導団体での正式なスペシャリティーですよ。えらい人なんですねぇ。(そうは見えませんが・・・。) 最後に、合宿打上げとバンちゃんの無事お仕事終了を祝って、乾杯、記念撮影(写真下左)をしました。
 そうそう、この日のホテルサンフラワーには、面白い人が同宿しました。 集合写真 俳優の布施博さんの事務所の方(マネージャーなのかな?)で、夕食をご一緒しました。 布施さんは、某TV局の「田舎に泊まろう!」という番組の撮影中とのこと。 事務所の方は、夕食ご一緒しましたが、撮影スタッフは、23時頃チェックインで、食事もお弁当でした。 ・・・朝5時半には、チェックアウトしてました。撮影スタッフたいへんですね。 さらに、次の日も、違うTV局の撮影が入っているそうです。 「ポチたま」という番組のまさおくん(犬です。)が、やってくるそうです。 こちらは、ホテルサンフラワーの看板犬「クロスケ」が出演し、 ビーチでカニ堀をします。どちらも3月末頃の放映予定とのこと、楽しみです。
 さて、とうとう島を離れる日がやってきました。 帰りのライナーは、F間さん、O本さん、N村さんと一緒でした。 4人で、ライナーのデッキ上で、最後のクジラ探しです。 見れました。遠くの方でしたが、ブローが見え、その後、2度テールが、見えました。 渡嘉敷ツアーのラストをしめくくるクジラさんでした。
 最後に、ダイビングガイドのバンちゃん、シーフレスタッフの皆様、 本当にお世話になりました。マリちゃんも一緒に潜ってくれてありがとう。
また、ホテルサンフラワーのシローさん、みのりさん、てっちゃん、ナナちゃん、たくさんお世話になりました。 涼太も、またね。
そして、一緒に潜っていただいたS根姉さん、S根妹さん、東京のS藤さん、神戸のN村さん、 京都のF間さん、G藤さん、三重のO本さん、ありがとうございました。
また、次回も、よろしくお願いいたします。

2006/3/13_小西


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