念願のハゼとの出会い
マクロの神様が降臨した渡嘉敷!



アカテンイロウミウシ
なんでこんなに綺麗な色してるんだろう?
赤と黄色と白、そしてヒラヒラ。
ほんと海の中の宝石みたい。



海人のトウアカクマノミ
いつも卵のお世話をしてますね。
ここのは、臆病なのか人馴れしてるのか
あまり攻撃してこないです。



ハダカハオコゼ(ストロボ発光)
ストロボ焚いて、バックを青抜き。
ちょっとワイドマクロ的な構図。
好きな写真です。



ホムラハゼ(被捕食中)
超興奮しながらも、逃がさないように
いつもより遠くからシャッターを切りました。
あの燃えるような赤い背びれが、下に・・・
もうこの時、エビの餌食になってたんだ。
僕らに見つけられ、パニックになって、
エビに捕まっちゃったんだね。ごめんね。
(拡大写真、本文中にあり)



ホムラハゼ(絶命後)
エビにとっては、ただの餌。
でも、僕らにとっては、超レアなハゼ。
エビさんには、申し訳ありませんが
横取りさせていただきました。ごめんね。
ほんと小さい。まだ、幼魚だったようです。
すでに口元がありませんでした。
(拡大写真、本文中にあり)


日程: '06年6月7日(水)〜6月15日(木)
3船DIV × 3日 = 9ダイブ
2船DIV × 2日 = 4ダイブ
2船DIV+1夜浜DIV × 2日 = 6ダイブ
 合計19ダイブ

ポイント名:
 (回数)
カミグー(4)、タマルル(3)、トウマ(4,5)、アラリ(2)、アクガイ(4)、儀志布水路(5)、 アリガーケーブル(8,9)、カミグー水路(初)、アリガー南(3)、ヒティティザチ(初)、阿佐灯台下(3)、 海人(14)、阿波連ビーチ(3,4)、千代頭(12)、ヒナクシ(4)、トカシクビーチ(5)

天候: 曇り、雨、大雨、雨、曇り、曇り、曇り

気温: 24〜28℃

水温: 24〜25℃

透明度: 8〜25m

Dサービス: シーフレンド
島で、インストラクターが一番多いショップだそうです。 レベル別、目的別のチーム分けをしてくれるので、カメラ派も安心です。

宿泊先: ホテルサンフラワー
アットホームなプチホテルです。毎回、オーナーと夜更けまで語り合ってしまいます。 スタッフの心のこもった料理、女将さんがたまに作ってくれるチーズケーキも美味しいです。 新しいスタッフも好感持てましたよ。この春から、ダイビングショップも併設されました。

旅行社: 今回は利用せず
飛行機の株主優待券を利用したので、宿、ダイブとも自分で手配しました。 この時期は、ツアー料金がかなり安いので、株主優待券を使っても高くついたかもしれません。

見た魚たち: デバスズメダイ、アマミスズメダイ、クマノミ6種、イシガキカエルウオ、 ホムラハゼ、ハタタテハゼ、ヤシャハゼ、パンダダルマハゼ、キイロサンゴハゼ、 オドリハゼ、スケロクウミタケハゼ、ダンゴオコゼ、タテスジヘビギンポ、クロスジギンポ、 ガーデンイール、ノコギリダイ、アカヒメジ、ハダカハオコゼ、ハナミノカサゴ、 ウメイロモドキ、ハナビラウツボ、キンメモドキ、スカシテンジクダイ、 キンギョハナダイ、ハナゴイ、ハマフエフキ、ミナミハコフグの幼魚、ネズミフグ、 アジアコショウダイの幼魚、イロブダイの幼魚、クロヒラアジ、イケカツオ、 ヨコシマサワラの幼魚、シマキンチャクフグの幼魚、 ヤッコエイ、ネムリブカ

見たエビカニ: アカホシカクレエビ、ニセアカホシカクレエビ、ナデシコカクレエビ、イソギンチャクカクレエビ、 ヒトデヤドリエビ、オトヒメエビの幼体、アカスジカクレエビ、アカエビ、 ミカヅキコモンエビ、ソリハシコモンエビ、ベンテンコモンエビ、 クリアクリーナーシュリンプ、 ダンスゴビーシュリンプ、ヒメイソギンチャクエビ、カイメンカクレエビ属の一種、 コマチコシオリエビ、ホクロコシオリエビ、 キンチャクガニ(抱卵中)、オオアカホシサンゴガニ、オランウータンクラブ(ミナミクモガニ)

その他の生物: アオウミガメ、タイマイ、 コイボウミウシ、アカテンイロウミウシ、ゾウゲイロウミウシ、キベリアカイロウミウシ、 ミゾレウミウシ、キイロウミウシ、オレンジウミコチョウ、サラサウミウシ、ボンジイボウミウシ、 シンデレラウミウシ、ハナミドリガイ、シラナミイロウミウシ、サガミリュウグウウミウシ、 ヘリシロイロウミウシ、ミカドウミウシ(水中ダンス)、トウモンウミコチョウ、 クロボウズ、ニシキツバメガイ、モザイクウミウシ、スイートジェリーミドリガイ、チゴミドリガイ、 イシガキリュウグウウミウシ、ヒラムシの一種、 アオリイカ、 ウコンハネガイ、 イバラカンザシ、オニヒトデ、 コモンサンゴの産卵


 3ヶ月振り12回目の、渡嘉敷に行ってきました。 今回は、ANAの株主優待券を利用し、すべて自己手配。 帰りのマリンライナーは、ドック入り予定のため、 阿嘉島からクイーンざまみ利用です。
 朝、まず、ネットでマリンライナーの運行状況のチェック。 最近の荒天で、欠航続きなので、心配していましたが、この日は欠航せず。 良かったぁ、那覇で足止めは、嫌ですから・・・。
 9時半頃、家を出て、昼前の便で、雨の那覇へ。 泊港北岸へのタクシー移動中、かなりの土砂降りで、出港を心配しましたが、 小雨な泊港北岸 ライナーに乗り込む頃には、小雨(写真右)になり、なんとか出港。 渡嘉敷港には、ホテルサンフラワーのオーナー、シローさんが迎えにきてくれました。 ホテルに行く前に、シローさんが自宅に招いてくれたので、 4月に産まれた愛娘「美涼」ちゃんに会えました。 かわいい。わんぱく長男「涼太」くんの小さな頃にそっくりです。 涼太も、お兄ちゃんですね。おめでとうございます。
 ホテルに着くと、早速カメラのセッティングです。 今回は、2つ新兵器があります。 一つは、デジカメ用の自作クローズアップレンズ。 もう一つは、メインカメラ用の自作ストロボ(故障したストロボの代用)。 スレーブでのフル発光のみですが、GN14と使いやすいと思います。 プリ発光キャンセル機能もあり、デジカメ用としても使えます。
 夜は、シローさん、スタッフのあゆみちゃんと3人で、近所の居酒屋?「まーさーの店」で、 夕食です。タコのから揚げ、焼茄子等の普通のメニューで、乾杯、歓談のあと、 カツ丼を頂いてしまいました。
 ダイビング1日目(6/8)。ガイドは、バンちゃん。バンちゃんチームの他ゲストは、男性1名のみ。 シーフレンド1世 最初は、カミグー。今日は、南西の風で、大きなうねりも南からきているので、 島の北側のポイントです。なんと4年ぶりのポイントです。 一本目なので、ゆっくりとウコンハネガイやコイボウミウシなどを見て回りました。
 EXT後、すぐ隣の島影のポイントに移動。毎回港へ帰るスタイルのシーフレンドですが、 移動中のうねりが凄いので、珍しく行きっ放ぱなしでした。 水面休息中は、1人で、シュノーケリング・・・って、シュノーケル着けてませんでしたが・・・。 久々のシュノーケリングでは、いつもお世話になっている「シーフレンド1世号」を 撮ってみました(写真左上)。
 2本目は、タマルル。とぼけた顔のダンゴオコゼや、 海の宝石に思えるほど鮮やかで綺麗なアカテンイロウミウシ(写真はるか上)や、 透明感のある象牙色のゾウゲイロウミウシなどのウミウシがたくさんいました。 そして、毎回見せてもらってるキンチャクガニ(写真下右)。この個体は、かなり大きく、 また、抱卵中で、卵の中の目まで、観察できました。 この写真は、新兵器1、自作クローズアップレンズを使用しました。 若干セットが中途半端だったため、右側にレンズ端が写ってしまいました。 きちんと確認しないといけませんね。 キンチャクガニ EXT後の帰港時のボートは、かなり跳ねました。 さすがの私も、ちょっと気持ち悪くなり、天気が悪いのもあって、 3本目はキャンセルとしました。
 ということで、午後は、ゆっくりと過ごしました。 そうそう、期待していたサンフラワーのお任せお昼ご飯ですが、 体調を崩して那覇の病院に行っているスタッフのナナちゃんが帰ってくるまでは、お預けです。 船酔い気味で、気分も悪かったので、まめやのユシ豆腐そば(単品)で軽く済まそうと思ったんですが、 行ってみると、ちょうど営業を終了してしまった所でした。 結局、新垣商店で、買ってきたビールとメロンパンで済ませました。
 夕食は、シローさんが久しぶりに腕を振るってくれたアイゴのマース煮がメインでした。 このメイン料理、当初計画では、タマンのから揚げあんかけ風だったとか。 でも、タマンを解凍中に猫に取られてしまったそうです。 そこで、代替として、グルクンのから揚げに決め、今度は取られないように、 解凍中のグルクンの上には、パットを重ねて置いてあったにもかかわらず・・・。 またも、音もなく、やられてしまったとのこと。 原価率の高いアイゴのマース煮になってしまったそうです。 その後、バンちゃんと2人だけで、ログ付け・・・。 バンちゃん、ばんつまさん、長男「虎太郎」くん誕生、おめでとうございま〜す。
 2日目(6/9)です。今日の天気も雨、海も荒れ気味です。 1本目は、トウマ。バンちゃん曰く、 「2本目からは、ビギナーさんと一緒になりますから、ここは、マンツーマンで!」とのこと。 じっくりゆっくり潜れました。 いきなり、ヤシャハゼ。まずは、遠めからデジカメで数カット撮影(写真下左)。 この後、メインカメラである銀塩フィルムの一眼レフ、100mmマクロレンズに2倍テレコン付にて、チャレンジ。 ストロボの2個のうち、一つは、自作ストロボ。データも取らずに、いきなりデビュー。 ヤシャハゼ ほぼ最短(ポート端から約10cm)まで、近寄って撮影。きちんと写っているか、不安です。 そうそう、ポジフィルムの現像、ついに1週間かかるようになってしまいました。 カメラ業界の風は、フィルム系には、すごく冷たいです。 さて、15分ほど粘った後、バンちゃんはと見てみると・・・。 凄〜い。砂地にうつ伏せに匍匐前進の格好をして、右手を前に伸ばしてデジカメを構え、 左手でライトを逆手に持って、左上方よりライトアップ。 実は、自分のデジカメも、暗い(人間の目では、明るくても)とAFがうまく働かない。 やはりライトは、必需品。ただ、メインカメラを持っているので、左手ライトというわけには、・・・。 でも、バンちゃんの撮影方法は、すごく参考になる。 EXT前には、キベリアカイロウミウシ。結構、綺麗なウミウシでした。
 2本目は、アラリ。他ゲストは、ビギナーというかブランカーのH見さんと 最新デジカメ持った大阪N村さん。 ブランカーさんのために、ウェイト1キロ手に持って、エントリーするバンちゃん。 お仕事してますねぇ〜。 そして、エントリーできたのを確認後、持っていたウェイトをアンカーの横に置いて、移動開始。 しか〜し、だんだん浮いていってしまうブランカーさん。気がつくとほとんど急浮上。 危うし、ブランカーさん。バンちゃん、気がついて追いかける。 ・・・が、後からENTした別チームのガイドさん(たぶん、タカくん)が、上から、がっしりと・・・。 その後は、なんの問題もなく、終了。ただ、ここで、自作ストロボのデジカメ時の問題点発覚。 ストロボが近いと、白く跳んじゃう露出オーバー、離すと、本体ストロボ光を検出できずに、発光せず。 周りが暗いナイトなら使えるかも・・・。もしかしたら、フィルムカメラ専用になってしまうかも。
 3本目は、アクガイ。更に、S澤さんとI嵐さんの二人が合流。2人もビギナーみたい。 カクレクマノミ ゆっくりと根を回って、スカシテンジクダイとキンメモドキもきれいだったなぁ。
 この日から、バンちゃんは、サンゴの産卵チェックのため、夜も潜るらしい。 ご飯の前のログ付けは、パスしてしまいました。
 3日目(6/10)の1本目、儀志布水路。今日は大雨。ゲストは、昨日と同じ、5人。 いきなり、小さなタイマイ発見。 大阪N村さんが、猛ダッシュ。ゆっくりと素早く逃げていくタイマイ。 自分は、逃げる方向へ回り込もうとしたが、時既に遅く、さよ〜なら〜。でも、すぐに別のタイマイが登場。 大き〜い。今度は、大阪N村さん、ゆっくりと近づく。タイマイは、食事中で我関せず。 卵を守るカクレクマノミ(写真上右)も可愛いかった。アカホシカクレエビなどもきれいだった。 そして、近くにいたゴマモンガラにつられて、水面を見ると、かなり激しく雨が打ちつけている。 「あ〜ぁ、晴れてくれないかナァ。」その後も、3個体ものアオウミガメを見て、EXT。 カメ満載の一本でした。
 2本目は、アリガーケーブル。ここでは、1人で、ミゾレウミウシ(写真下左)や、 コマチコシオリエビを見つけては、喜んでいました。 そういえば、大阪N村さんは、水面を撮る時も、遠くからタイマイを撮る時もストロボ焚きっぱなし。 ミゾレウミウシ それなりに潜り込んでいるようだけど、今回がデジカメデビューと言っていたナァ。
 3本目は、キャンセル。午後になっても、雨がやむ気配がなかったから。 潜りたそうだった他ゲストも、つられて止めてました。 でも、正解だった。土砂降りの中、ホテルに戻って、シャワーを浴びていると、 「ピカッ、ドッカーン!!!」と、すぐ近くに大きな雷が落ちたみたい。 ふぅ〜、危ない危ない。
 そうそう、今日のライナー2便で、いつもご一緒するF間さんが、到着する予定。 夕方のログ付け時、少し早めに行ってみると、スタッフのレイちゃんが、 「今日、F間さん、入れませんでしたよ。」って。 詳しく聞いてみると・・・、飛行機が遅れたんだって。 あの大きな雷があった頃、那覇上空で一時間ほど、待機・旋回飛行してて、 着陸したら、ライナーの出港時間10分前。お気の毒に・・・。 そして、ログ付け時には、デジカメデビューの大阪N村さんのためのバンちゃんデジカメ講座が始まりました。 水中ワイドモード1、2の違いとその使い方。 水中マクロモードの使い方では、ちょっと離れ気味で、確実にピントをあわせること。 最近の700万画素という高画素を武器に、後で、トリミングすればいいから・・・。 「邪道だよぉ〜」と、銀塩カメラ派のひがみを言ってみても始まらない。自分でもそう思うから・・・。 バブルリング 前は、プライドだったのが、今は、ほんと、ヒガミ・ボヤキだもんねぇ〜。 大阪N村さんは、「明日、早速試してみる!」らしいです。
 4日目(6/11)の1本目、カミグー水路。ゲストは、大阪N村さんと2人だけ。天気は、やはり雨。 海の中は、ちょっとどんよりとしているが、それなりに抜けている。右側にハナゴイを見ながら、 きれいな砂地に抜けると、バンちゃんがおもむろに着底。仰向けになって、バブルリングを作り出した。 それを一生懸命に撮影する大阪N村さん、二人の行動が面白くて観察する自分。 しばらくすると、大阪N村さんも、おもむろに仰向けになった。 下から、リングを眺めているだけなのか、自分でもバブルリングを作り出そうとしているのか? あまりに楽しそうなので、思わず撮影してしまいました。(写真上右) そのあと、オランウータンクラブ、ヒメイソギンチャクエビを見せてもらいました。 アオウミガメも2個体みたかな。
 2本目は、アリガー南。天気は、曇り。 ここからは、昨日、那覇で足止めされていたF間さんと、前回もご一緒した神戸N村さんが合流。 また、一段と楽しくなりそうです。 さて、ポイントですが、珍しく流れに逆らって、泳ぐ泳ぐ。久々だよ、こんなに泳いだの。 空気の消費量が多いだろうナァ。 チェックしてみたら、通常12〜13リットル/分のところ、14.3リットル/分とかなり多め。 みんなの前では、平静を装っていましたが、息があがりかけてたんです。 でも、イソバナ(写真下左)が、きれいだったなぁ。 他には、キイロウミウシやオレンジウミコチョウ、ナデシコカクレエビなどを見せてもらい、 最後は、大きなネズミフグで、しめました。
 3本目は、ヒティティザチ。初のポイントです。 トカシクビーチの南側とあって、まずは、きれいな砂地を縦断。 イソバナ 砂地のすり鉢状になったところに、すっごく小さなアジアコショウダイの幼魚を発見。 約7mmの小ささ。あのヒラヒラした独特の泳ぎが、かわいい。 ただし、小さいので、ヒラヒラの周期が凄く早い。 一般的な幼魚のサイズになると、ヒ〜ラヒ〜ラという感じなのに、この子は、ヒラヒラヒラヒラ。 砂地から、珊瑚とガレ場の混じった所には、サラサウミウシ、ボンジイボウミウシなどがおりました。 でも、このメンバー、それぞれ、自分で被写体探して撮っている。だから、歩みが遅い。 さて、時間的には、そろそろアンカー下に戻っている頃ではあるが、まだ1/5ぐらいしか戻っていない。 いいのかナァと思っていると、バンちゃんがスレートに、何か書き始めた。 「まだ、見せてくれるの?時間大丈夫?」と思って覗いてみると、 「そろそろボートに戻るよ〜」だって、・・・そりゃそうだ。 結構、一生懸命ボートに戻ったんだけど、ゲストの1人が、なかなかついて来ない。 エアしか見えないほど、遅れてる。 「早く帰ろうよ〜。」と心の中で、叫んでみても、まだ、何か撮影してるみたい。 最初にEXTしましたが、別チームは、既に機材の片付けも終わっていました。 遅くなって、ごめんなさ〜い。
 夜、もしかしたら、珊瑚の産卵を見に、ナイトダイビングできるかもということで、 ビールを飲まずにログ付けに。最終日の大阪N村さんは、既に、出来上がっている。 今日は、満足のいくカットが撮れたみたいですね。 いいなぁ、飲みたいな。でも、珊瑚の産卵も見たいんだよねぇ。 結局、「うねり強く、お客さんをお連れできる状態ではない。」ということで、ナイトはなし。 大阪N村さん、お疲れ様でした。次回は、ライトも装備し、小物撮影に再チャレンジですね。
 5日目(6/12)の天気は、曇り。微妙に良くなっているのかナァ。 阿波連ビーチ 朝一、阿波連ビーチ(写真右)を通ってきましたが、ビーチの波はちょっと治まったみたい。
 1本目は、阿佐灯台下。ゲストは、F間さん、神戸N村さんの3人。 ここでは、ウミウシたくさん見れました。まず、ゾウゲイロウミウシの交接でしょ。 次に昨日も見かけたサラサウミウシ。 ただ、コレを見つけたF間ちゃんの眼、凄いよ。さすが、ウミウシ大好き少女!!! (勢いで「少女」と呼んでしまった、許してたもれ!) たまたま、根の上3mぐらいのところを並んで移動中だったんです。 すると、突然、水中ジャックナイフをして、真下に急降下。「何か見つけたな!」と思い、 観察していると、既に撮影状態に入っている。ライトに照らされて、なにかウミウシっぽいものが見える。 3m上空から見ていても、何なのかかわからない。 近づいてみてみると、なんとサラサウミウシ。なんでわかるの?なんで見つけられるの? コールマンウミウシとかコイボウミウシなら、わからんでもないけど・・・。 3m上空から自然光の中でなんて、凄すぎる。 そういえば、今日の夕方には、F間さんに勝るとも劣らないウミウシ博士のO本さんが合流しますね。 明日から、ウミウシ合戦が始まるのかなぁ。楽しみだなぁ。 さて、その後、いい位置にシンデレラウミウシを見つけました。 根がオーバーハングしている下に落ちている岩の上にちょこんと乗っていました。 もちろん、ヤラセじゃないですよ。コレは、バックを青抜きにできる数少ないチャンスです。 思ったほど、青抜きにならなかったけど、いい写真(写真下左)になりました。 2カット撮って、すぐF間さんに譲って・・・。彼女もいい写真、撮れていました。 シンデレラウミウシ その後、神戸N村さんも撮っていましたね。きれいに撮れましたかぁ〜? 最後は、前回の男岩で見せてもらったなぞのエビ。カイメンの中にいるザラカイメンカクレエビに 似ているエビです。いつの日か和名がつくであろう日を楽しみにしています。
 2本目は、海人。体調の悪くなったF間さんは、パス。ゲストは、神戸N村さんと二人だけです。 まず、ハナブサイソギンチャクにいるイソギンチャクカクレエビ。 バンちゃんが一生懸命神戸N村さんに、見せている。自分は、邪魔しないように、 10mほど離れた別のハナブサイソギンチャクに・・・。いるいる。 イソギンチャクカクレエビを2カットほど撮ると、にゅ〜っとカメラを持った手が伸びてきた。 「神戸N村さぁ〜ん、今さっき向こうで撮っていたのと同じエビですよぉ〜。」 そして、トウアカクマノミ。今日はゲストも少なくベテラン揃いなので、砂が巻き上がっていません。 卵を守る姿(写真はるか上)をきれいに撮ることができました。 ここのトウアカは、ちょっとおとなし目です。ジャングルジム状の漁礁に行くといつものように きれいなソフトコーラル。やっぱり海人はいいわぁ〜。 ここでは、成体には見向きもしなくなったオトヒメエビの幼体(かわいいです。)を見せてもらい、 自分でもハナミドリガイやアカスジカクレエビを見つけて撮影しました。 でも、一番感動だったのは、トゲトサカに寄り添うように泳いでいたシマキンチャクフグの幼魚です。 5mm程の本当に小さな個体。すっごくかわいかったですよ。 残念ながら、ピントのあった写真は撮れませんでしたが、この子を見つけた自分を褒めてあげました。 帰り道、一人でまた、ハナブサイソギンチャクをチェック。今度は、アカホシカクレエビがいました。 陸カニ 2カットほど撮ると、にゅ〜っとカメラを持った手がまた伸びてきた。いっ、いつの間に・・・。 「はいは〜い、お譲りしますよぉ〜#」
 夕食後のログ付け時、O本さん登場。お久しぶりでございます。 今回もよろしくお願いいたします。 今夜は、2006年ワールドカップサッカー初戦の日本対オーストラリア戦があります。 でも、珊瑚の産卵の方を選択してしまいました。見れるかな。 バンちゃんは、事前状況確認のため、途中退席。 ゲストも一旦解散後、21時過ぎにナイトの準備をして再集合。 ウェットに着替え、集合場所に向かう途中、大きな陸カニが、卵を抱いて海に向かって?いました。 普段、見られないカニ(写真上右)に出会い、更なる未知との出会いに期待が膨らみます。
 さぁ、3本目。阿波連ビーチナイトダイビングです。ゲストは、前回の渡嘉敷と同じ常連4人組です。 ハブがいるかもしれませんので、注意するようにという、 珍しいブリーフィングの後、足元に注意しながら、ビーチに向かいました。 ちょっとうねりがあり、結構、濁っています。水面移動で、沖のブイを目指します。 普段シュノーケルは、BCのポケットの中。この時も、レギュを加えての水面移動です。 アカエビ みんなのライトが、ボーッと水面を照らし、幻想的です。さて、潜行開始。珊瑚の産卵は、まだありません。 一通り、周辺の枝珊瑚を見て回りましたが、兆候は・・・。よくわかりません。 でも、産卵に備えて、撮影の練習です。また、自作ストロボの実験です。 結局、このストロボを使用するには、かなり条件が限られ、 強力なライトの方が使いやすいであろうことがわかりました。 珊瑚の産卵は見られませんでしたが、色々な夜の生物が見られました。 枝珊瑚の枝に陣取って、ハサミを振っているアワハダキモガニ、 シャコシャコシャコと移動しては、砂に潜ってしまうアカエビ(写真上左)、 猛毒かもしれないイモガイ類の一種(たぶん、ニシキミナシガイか?)。 楽しかったです。なお、ホテルに戻ると、ラウンジでオーナー、スタッフ、 近所の方がワールドカップ日本戦観戦中。 1−1の同点。ウェットのまま、「あと5分だ。頑張れ日本!」「あぁ〜、惜しい。」 「・・・えっ、何がいったい。」「豪州ゴォ〜ル!」・・・見なかったことしよ。 って、シャワーを浴びてる途中にもため息と怒声が・・・。1−3で、完敗。・・・残念でした。
 6日目(6/13)の1本目は、トウマ。天気は、曇り。ゲストは、「・・・あれっ、F間さんは?」 ガイドのマッチャとマンツーマンだそうです。「小西さん、ほんっとに、ごめんなさい。」という、F間さん。 ミナミハコフグ 身体が本調子じゃないので、いつでも戻れるようにですか?・・・ふ〜ん、わかりました。 っていうか、ちゃんと分かりましたよ。大丈夫です。 ということで、バンちゃんチームのゲストは、神戸N村さん、O本さんと3人です。 さて、前回のトウマでは、ヤシャハゼ一本狙いでしたが、今回は、いつもの沖の根まで行きました。 ミカヅキコモンエビ、ソリハシコモンエビは、いつもの所にいます。まぁ、撮影は難しいのですが、 デジカメのフォーカスロックを利用すれば、何とか撮れます。 バンちゃんが、神戸N村さんに、ミカヅキ見せています。 自分は、ちょっと離れた珊瑚の裏側に、ミナミハコフグ(写真上右)を見〜つけた。 あまり動かないので、こちらを撮って、順番待ち。 周りには、渦巻きで有名なタテジマキンチャクダイの幼魚。極小サイズなので、動きが素早い。 こいつは、ちょっと撮れないなぁ。 そして、ミカヅキくんの場所が空いたので撮影開始。フォーカスロックを使って、一生懸命距離を測って 何とか2カット程撮影(写真下左)。そして、今度は、巨大ハウジングの銀塩カメラで、 撮ろうとストロボの位置をセットし直していると、横からにゅ〜っとカメラを持った手が伸びてきた。 ミカヅキコモンエビ 「また撮るんですか?どうぞ、お撮りください。でも、かなり難しいですよ!」 ・・・結構粘ってるなぁと見ていたら、バンちゃんから移動の合図。後ろ髪引かれながら、移動を開始。 あれっ、まだ撮ってるよ。大丈夫かな。そして、大きなクロヒラアジに先導されてたどり着いた先では、 ソリハシコモンエビがたくさんいました。きれいだよねぇ。 横の砂地を見ると、ガーデンイールがニョキニョキ。そして、浅場に移動して、ハダカハオコゼ。 バックを青抜きにして、ジッと中層を見据える姿をワイドマクロ的に撮ってみた(写真遥か上)。 大好きな写真ですね。
 2本目は、千代頭。ゲストは、常連4人組。キイロサンゴハゼ、パンダダルマハゼも やはりフォーカスロックを使わないと撮れない被写体。難しいです。 それぞれ、2カット撮影して、他の人に譲りましたが、ピントはきてませんでした。 バンちゃんが、オーバーハングでゾウゲイロウミウシの交接(写真下右)と卵塊を見つけてくれました。 足元には、シラナミイロウミウシがいます。また、ウミウシ三昧の予感です。 撮影するのにも、なんだかだんだん息が合ってきましたね。 ゾウゲイロウミウシ交接 F間さんに強力(協力)ライトで、照らしてもらったり(ピントが合いやすいっす、ありがとね。)、 O本さんは、撮影中にレンズを付け替えるのにデッドタイムがあるので、 その間に撮影させてもらったり・・・。あれれっ?自分はなんかしてあげられたのかな。 とにかく、あの二人のウミウシを見つける眼は、確かだから、 近くにいると珍しいウミウシを見つけて呼んでもらえます。 このあとも、サガミリュウグウウミウシ、シンデレラウミウシ、 ヘリシロイロウミウシなんかに出会えました。
 さて、今日も珊瑚の産卵狙いのナイトダイビングのため、夕食では、ビールなしです。 サンフラワーの夜ご飯(写真下左)、ほんと美味しいです。 酒のつまみになるものも多いです。もちろん、朝もお昼も美味しいです。 この日のおかずは、小鉢がミミガー、サイドにゴボウとにんじんの豚ロース巻き、イカのキムチ入りチヂミ、 メインに牛ステーキ、マカロニのチリソース和え、ダイコンサラダ、スープは、春雨の卵スープだったかな。 サンフラワー夕食 オーナーは、沖縄料理も取り入れながら、気取らない家庭料理のような暖かい料理を出していきたいんだって。 スタッフのナナちゃ〜ん、ほんと美味しいご飯をありがとうねぇ。
 お待ちかねのナイトダイビング。今日は、サンフラワーのニュースタッフのあゆみちゃんも参加です。 あゆみちゃんは、一年に一度しかない珊瑚の一斉産卵に行かないなんて・・・、と熱弁を振るっておりました。 でも、サッカー王国『静岡』出身なので、昨日は、ワールドカップの方に軍配が上がっておりました。 今晩は、かなり力が入っています。ポイントは、阿波連ビーチ。昨日と同じです。 ENTすると、昨日より、遥かに透視度がいい。最初から潜行して、移動です。 途中、微妙に産卵しているコモンサンゴ。一旦浮上して、バンちゃんの説明を聞きます。 「もう、終わりかけですが、ホワーンホワーンと、卵、浮いています。」って。再度潜行して確認すると、 卵が漂っているのは、分かるのですが、産卵のその瞬間というのは、???。 消化不良のまま、枝珊瑚のポイントへ、移動。結局、まともな産卵はありませんでした。 でも、とんでもなく気持ち悪いというか、神秘的というか、不気味なものを見ました。 ミカドウミウシ ミカドウミウシ(写真下右)でした。大きさは、15cmぐらい。バンちゃんが、指示棒で突付いたら、 なんと突然、ブワァッと膜(幕?)を広げ、ウネウネと泳ぎ始めました。 そして、水面に向かって上昇、・・・そのウミウシを中心に螺旋を描いて同じように上昇していくダイバー3人。 「おいおい、急浮上は、ダメだよぉ〜!」 自分は、着底してみていたのですが、面白かったです。 結局、期待していた珊瑚の一斉産卵はなかったものの楽しいナイトダイビングになりました。 あゆみちゃん、残念でしたね。来年、頑張ろう!
 ダイビング最終日の7日目(6/14)の1本目、ヒナクシ。天気は、曇り。 それでも、今回のツアー中では、一番いい天気だったと思います。ゲストは、常連4人組。 ここでは、あまり移動せず、小物を探すとのこと。最終日には、きっと何か起こります。 前回も最終日にレアなナカチベニハゼを見せてもらっています。 だから、今回もきっと何か見せてもらえると思い、自然とテンションがあがってきました。 まず、深場のムチカラマツで、ガラスハゼと卵。親子の写真を撮りたいのですが、親は 大きな外敵を卵から引き離そうとなかなか卵の近くには、行きません。 もちろん、期待しているのは、この程度ではありません。 すると、バンちゃんが大事そうに見せてくれたのは、トウモンウミコチョウ。凄い!凄すぎです。 だって、このウミウシ、昨晩のログ付けで、 O本さんが、リクエストしたばかりだったんです。 リクエストしたからって、すぐに見られるわけじゃありません。 それを・・・。すごいの一言です。思ったより、動きが早いこの小さなウミウシ。 トウモンウミコチョウ リクエストした本人のO本さんの撮影中に、例のレンズ換えのデッドタイムに、 1カット撮影させてもらい、後は、様子を見守ることに・・・。 O本さんと神戸N村さんが、二人で時間をかけて撮影。 自分とF間さんは、二人を見守りながら、周囲を探索。バンちゃんは、15m程離れたガレ場で、 水底に張り付いてます。約5分後、二人の撮影が終わりました。F間さんとアイコンタクト。 撮影開始です。なんか水中で気持ちが通じるのって嬉しいですよね。 F間さんが、ライトアップしてくれます。ゆっくりと、確実に撮影できました(写真上左)。 そして、今度は、F間さんが撮影。自分がトウモンの付いている珊瑚のかけらを押さえてあげます。 F間さんの指がジワァ〜とシャッターを押し込むのが分かります。 ハウジングの中のデジカメの赤いLEDがジジジーッジジッと点滅し、撮影した瞬間が分かります。 次の瞬間には、押さえていた珊瑚を回転させ、裏側に潜り込もうとしていたウミウシを また撮影しやすい所に・・・、次の動きを予測して、固定。F間さんの指がまたシャッターを・・・。 阿吽の呼吸ですね。って、自己満足かもしれませんが・・・。
 さて、そろそろ30分、バンちゃんは、まだガレ場に張り付いてます。 そろそろ浮上準備しないとなぁと考えながら、バンちゃんに近づいていくと、 何か叫びながら、キョロキョロしてます。こちらを向いて・・・、眼が合いました。 ほとんど絶叫です。自分を呼んでいます。一気に近寄りました。興奮気味にスレートに書いてくれたのが、 「ホムラハゼ」でした。自分も一気に興奮してしまいました。 3年前からリクエストし続けていたあのハゼです。「どこどこ?」と眼で訴えます。 スレートに「あの穴に入っていきました。」って。しばらく待ってみました。 出てくるわけないのは、分かっていましたが、待っていないわけにいきません。 ホムラハゼ(被捕食中)ズーム みんなが周りに集まってきました。もう一度、バンちゃんを見ると、 人差し指と中指で、自分のマスクを指し、「確かに、見た!!!」とジェスチャーしています。 何もいない穴の入り口を見ていると、みんなが周りから、いなくなっていました。 バンちゃんも5mぐらい離れた所で、また、探しています。 あきらめきれない自分は、しばらく待ちましたが、やはり出てきません。 バンちゃんは、穴の横にケルンのような石の山を作り目印にしました。 「もう、終わりかぁ。残念だなぁ。」と思いながら、エアの残り少ない自分は、水深をあげていきました。 ドラマは、コレで終わりません。 再び探し始めていたバンちゃんが、見上げてきました。 また、叫んでいます。マクロの神様降臨です。「いたぁー。」って。 一気に急降下です。みんな集まってきました。 持ち上げて移動させた石の横にあの真っ赤な尾びれと背びれが見えます。 小さくてよくは見えないし、若干の違和感がありましたが、思ったほど逃げないようです。ジッとして動きません。 バンちゃんが、カメラのモードの変更に戸惑っています。迷いました。先に撮っていいものか。 撮りたい衝動に負けて、そーっとカメラを出しました。 設定は、トウモンウミコチョウを撮っていた時のマクロ状態のままでした。 興奮しながらも、逃がさないように、ちょっと遠めでシャッターを切りました。 なんとか逃がさずに撮れました(写真上右:ズームです)。 よ〜く見ていただけると分かりますが、エビの目が見えます。そうです。エビの餌食になっています。 ホムラハゼ(絶命後)ズーム 違和感の理由が分かりました。背びれが、下側になっています。 また、頭部をエビに食べられているために、良く見えなかったのです。 エビは、食事中のため、あまり動かないで、ジッとしていたのです。 とりあえず、写真も撮れたので、エアの少ない自分は、安全停止のため、一人浮上開始しました。 しばらくすると、みんなも浮上開始。バンちゃんは、ホムラハゼをつまんで持ってきているみたい。 「えぇ〜っ、いいのぉ〜、ダメだよぉ〜。」と思いながら、でも、 「素手で捕まえられるなんておかしいなぁ」とも考えていました。 もちろん、この時、エビに捕食されて絶命しているとは、思っていませんでした。 色々考えながらも、安全停止中に、写真を撮らせていただきました(写真上左:ズームです)。 このハゼの小ささがわかりますよね。つまんでいる指の大きさと比べてください。 まだ、幼魚のようですね。かなり小さかったです。僕らが探したことで、パニックになり、 エビに捕食されてしまったんですね。ごめんなさい。 また、エビさんには、申し訳ないのですが、めったに見れないレアなハゼということで、 横取りしたことを許してくださいね。でも、本当に興奮した一本でした。 バンちゃん、次回もまたお願いします。
 2本目は、アリガーケーブル。さっきの興奮がまだ冷め切っていない。 なんだかすごく楽〜な気持ちで、ENT。水中でもなんだか心も身体も軽〜い。 ベンテンコモンエビ そういえば、大きなハウジングの銀塩フィルムカメラをおいてきたというのも大きな要因かも。 ちょうど前のダイブで、フィルムがなくなったからね。まず、沖の根の下のロングクロウシュリンプ。 どこでも見かける普通種だけど、2匹が向かい合ってまるでボクシングをしてるみたい。 F間さんを呼んで、一緒に観察。おぉ〜、大きい方が勝ったぁ〜。 次は、ベニハゼ属の一種(たぶんオキナワベニハゼだと思うけど)を観察し、 アナモリチュウコシオリエビ(通称:ロボコンエビ)は、穴に入ったままなかなか出てこない。 横の砂地には、ガーデンイール。そして、根の上には、アカヒメジの群れ。う〜ん、いい気持ち。 最後は、ベンテンコモンエビに挑戦。 そう、デジカメのフォーカスロックをうまく使って、中層に浮遊するエビにうまく ピントを合わせるテクニックを使用します。穴の中で浮遊状態のエビまでの距離を目測し、 同じ距離の岩(もちろん穴の外)に向けてフォーカスロック。 ロックしたまま、穴の中に手を突っ込んで、浮遊するエビにカメラを向けて、シャッターを押し込む。 なんどかチャレンジすると、撮れました(写真上右)。いいんじゃなぁ〜い。 あぁ〜、もうデジカメに専念しようかな。いやいや、そんなことを考えてはいけない。 クリアクリーナーシュリンプにも出会えました。
 さぁ、最後は、トカシクビーチ。記念ダイブのO本さんのリクエスト。 またまた、ウミウシ大会になりました。 O本さん500本記念 砂地1平方メートルに3〜4匹ぐらいいるクロボウズ。 バンちゃんが超小さなモザイクウミウシを見つけてくれました。波に揺られて、ひっくり返っちゃった。 なんとか起き上がると、みんなのシャッターの嵐。続いて、スイートジェリーミドリガイにチゴミドリガイ。 この子達は、ミドリガイの仲間の中でも綺麗系かな。更に、青とオレンジ色が鮮やかなニシキツバメガイ。 そういえば、同じ一反木綿形の真っ黒いのは、なんていう名前だろう。 最後は、バンちゃんがBCのポケットから、O本さん500本記念の幕を出してくれました(写真左)。 みんなで、記念撮影です。O本さん、おめでとうございま〜す。 自分のカメラは、電池切れでこの後の記念撮影を撮れなかったので、だれか、写真ください。

 最後に、ガイドのバンちゃん、マリちゃん、マッチャ、シーフレスタッフの皆さん、 ありがとうございました。 また、宿オーナーのシローさん、みのりさん、スタッフのナナちゃん、あゆみちゃん、 お世話になりました。
そして、一緒に潜っていただいた大阪N村さん、H見さん、S澤さん、I嵐さん、 ありがとうございました。渡嘉敷常連さんのF間さん、O本さん、神戸N村さん、 今回も楽しく過ごせました。感謝しています。
また、次回も、よろしくお願いいたします。

2006/6/22_小西


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