海も森も楽しんだ!
シーズン到来、西表島!!



石垣離島桟橋ターミナル
石垣島の離島桟橋が新しくなっていました。
石垣空港よりも、遥かに立派です。



生きてる星砂、太陽の砂
オガンの西のスポットには、
たくさんいます。びっくりしますよ。



サンセットクルーズ
ニライナリゾートのご好意により、
無料で、ヨットに乗せてもらいました。
大きなヨットの上で、ワインやビール、
おつまみを持ち込み、いい気分でしたよ。
風を切る音、波を切る音しか聞こえないのに、
すごいスピードで滑るように疾走するのは、
不思議で、本当に気持ちよかったです。



由布島への水牛車
たくさんいた中で、毛の艶もよく、
きれいな水牛さんでした。若いらしい。
名前は確か、「シンタロウ」だったような…。
違ったかなぁ???…。



サキシマスオウノキと…
板状の根が特徴のサキシマスオウノキと
ニライナスタッフのみなちゃん。同化してます。
とっても元気で、楽しいニューフェイスだよ。


日程: '07年3月29日(木)〜4月3日(火)

2船DIV × 1日 = 2ダイブ
3船DIV × 2日 = 6ダイブ
 (自然体験プログラム…1日)

 合計 8ダイブ

ポイント名:
 (回数)
仲ノ神島(オガン)西のスポット(2)、
仲ノ神島(オガン)東の根(3)、
ヒナイビーチ(4)、エンジェルリーフ(3)、
バラス東(3)、鳩間東(初)、バラス西(2)、
インダビシ水路(初)

天候: 晴れ、曇り、晴れ、(晴れ)

気温: 25〜26℃

水温: 24℃

透明度: 10〜20m

Dサービス: ニライナリゾート

少人数制で、レベル別、目的別のチーム分けをしてくれます。 条件が合えば、「波照間」や「オガン」にも連れて行ってくれます。 ゲストが少なければ、初級者でも連れて行ってくれます。 また、水中での滞在時間を長めに取ってくれるのもありがたいです。 どちらかというと、ノンビリ癒されたい方にお勧めかな。 併設されている宿は、限定3組の小さなリゾート。 ちょっと高めですが、泊まる価値は十分ありますよ。 また、一時中断していた、自然体験プログラムも内容充実して、復活です。

宿泊先: うえはら館

上原港近くの全20室の民宿。気取らない雰囲気が良いですね。 家族連れも多いですが、器材洗い場、干し場も広く、ダイバーも利用しやすい宿です。 近くには、スーパーもあり、隣には、お洒落なバーもあります。

旅行社: PDクラブ
ダイビングツアーの専門店。 台風等による高速船・フェリー欠航などのトラブル時の対応がすごくいいです。 ・・・某ハックルの方が安いようですが、自分は、ここをよく利用します。

見た魚たち: ヤマブキスズメダイ、デバスズメダイ、アオバスズメダイ、ロクセンスズメダイ、 フタスジリュウキュウスズメダイ、ネッタイスズエダイ、 ミツボシクロスズメダイ、クマノミ6種、イシガキカエルウオ、ツバメタナバタウオ、 ハタタテハゼ、クビアカハゼ、ヤマブキハゼ、クロユリハゼ、ゼブラハゼ、 パンダダルマハゼ、コバンハゼ、 オドリハゼ、チゴベニハゼ、ガラスハゼ、ミナミトビハゼ(トントンミー)、 ベニツケタテガミカエルウオ、ジョーフィッシュ、 イソマグロ、ギンガメアジ、メガネモチノウオ(ナポレオンフィッシュ)、 ウメイロモドキ、クマザサハナムロ、タカサゴ、ハダカハオコゼ、 ユカタハタ、スカシテンジクダイ、キンメモドキ、ツバメタナバタウオ、 チンアナゴ、ノコギリダイ、アカヒメジ、ハナミノカサゴ、オビイシヨウジ、 ゴマニザ、リュウキュウハタンポ、 キンギョハナダイ、アカネハナゴイ、ヘラヤガラ、 コクテンフグ、アカククリ

見たエビカニ: アカホシカクレエビ、イソギンチャクカクレエビ、イソギンチャクモエビ、 ソリハシコモンエビ、ミカヅキコモンエビ、 ロングクロウシュリンプ、 ダンスゴビーシュリンプ、コマチテッポウエビ、コマチコシオリエビ、 オオアカホシサンゴガニ、ミナミコメツキガニ

その他の生物: アオウミガメ、コールマンウミウシ、ミゾレウミウシ、バイカナマコ、 サキシマキノボリトカゲ、 イリオモテモリバッタ、ツマムラサキマダラ、リュウキュウアサギマダラ、 スジグロカバマダラ


 ほぼ半年振り5回目の、西表に行ってきました。 天気にも恵まれて、楽しい南の島生活がおくれました。 今回、名古屋から石垣への直行便がなくなっており、 すごく残念でした。でも、新石垣空港の建設は、反対の立場だから、 我慢しないといけないのかなぁ。 ところで、石垣の離島桟橋ですが、新しくなっていました。 南へ、100mぐらい移動していましたが、 石垣空港よりも遥かに広く、立派なターミナル(写真遥か上)になっていました。 でも、接岸する安栄観光の定期船は変わっていなかったです。 宿の夕食を食べた後、バー「カケタ」(写真下右)で、 カケタ 西表への来島を祝って、盛り上がりました。 夕食後だというのに、大きなピザを注文し、ぺロッと平らげてしまいました。 前回も頂きましたが、かわらず美味しかったですよ。
 ダイビング1日目(3/30)。天気は、晴れ。 ポイントは、いきなり、 仲の神島(通称:オガン) です(写真下左)。天候、海況、ゲスト等の条件が、整わないと行けないポイントです。 まずは、リフレッシュ感覚で、砂紋の綺麗な オガン西のスポット 。ガイドは、JUNくん。前回は、見習いでしたが、 見るからに逞しくなっていました。楽しみです。 もう1人のガイド、アズさんは、毎年一緒になる九州のK大学潜水部をガイドするようです。 大学生は、すっごく元気ですねぇ。 そうそう、前回まで、たくさんお世話になった田中さんは、 惜しまれながらも、故郷に戻ったそうです。人生色々ありますね。 さて、ここは、ちょっとした地形と粗い砂地のポイント。トンネルもあります。 のんびりとゼブラハゼなんかを見て、更に、生きた星砂、太陽の砂(有孔虫です)を見ましたよ。 お昼ご飯は、ニライナ特製のグリーンカレーでした。 美味しかったなぁ。
 2本目は、 オガン東の根 です。 水深60mぐらいから、3つの根が3本のビルのように、垂直にそびえ立っているポイントです。 トップは、水深15mぐらいかなぁ。大物のポイントです。ガンガン流れがあれば、 すごいことになるそうです。 オガン 今回は、船長である松永オーナーが、K大学チームをガイド。 一般のゲストは、3人だけ。 ガイドにアズさん、アシストにJUNくんがついてくれます。 いざ、エントリー。流れは、若干、いや、ほとんどなし。 下の方に、イソマグロの団体さんがいるよぉ〜。 根の上に着底するも、流れがないので、そのまま中層へ。気持ちいいよぉ。 アズさん、JUNくんとも、それぞれ他のゲストとペア、手をつないで、飛んでいる。 自分だけ、1人?…まっ、いっか。周りは、ユメイロモドキがグルグル。グルクンもグルグル。 下の方には、ギンガメアジの群れとナポレオンもいる。 イソマグロの団体さんも、行ったりきたり。 先頭の2匹(写真下右)は、結構でかい。体長1.5mぐらいかな。 すごく美味しそうに見えたけど、イソマグロは、あんまり美味しくないらしいね。 そろそろ、EXT。アンカーロープを見ると、先に潜っていたK大学チーム7人が、 こいのぼり状態で、安全停止中。その姿が面白く、思わず吹き出しそうになりました。 EXT後、「夕方、ヨットに乗りませんか。」という、 松永オーナーの甘〜いお誘いの言葉に、甘えることに…。
 夕方、港に行くと、そこにあったのは、大きな双胴船のヨットでした。 松永さんは、「小さいですよ。将来的には、もっと大きなヨットで、 ダイビングもできるものにしたいと考えています。」と夢を語ってくれました。 イソマグロ いや〜ぁ、十分でかいですよ。でも、ヨットでダイビングも楽しみ。 さて、サンセットクルーズ(写真遥か上)に出〜発。港からは、エンジンにて、航行。 水路を抜けると、エンジン停止。そして、帆を張ると…。う〜ん、気持ちいい。 バタバタバタッと帆が、風を受けて一杯に張って…、そしたら、ギュオーンとヨットが走り出す。 スッゲェー気持ちいい。エンジン音がしないのに、結構な勢いで、進んでいく。 ピューッという風を切る音とシャーッという波を切る音が、なんとも心地よい。 すぐに、宴会が始まった。K大学潜水部が、盛り上がっている。 松永さんに、ラダー(rudder:舵です。ladder:梯子ではありませんよ。念の為。)を 握らせてもらう。やっぱりヨットって、いいわぁ〜。 そういえば、誰も夕陽を見ていないなぁ。 確かに、夕陽というには、まだ日が高いけど…。
 夜、ログ付け時、ニライナリゾートにお邪魔させていただき、 K大学チームの100本記念のお祝いに参加させていただき、 ケーキまで、ご馳走になってしまいました。美味しかったです。
 2日目(4/1)です。今日の天気は曇り。今日のガイドは、JUNくん。 アズさんは、初心者とマンツーマンです。 アオウミガメ ということで、1本目は、 ヒナイビーチ 。上原港を出て、 1分の超近場のポイント。 底質がシルトっぽいので、透明度はあまり良くないですが、 毎回必ず会うことができるのが、トウアカクマノミ、アオウミガメ(写真左)、 黄色いジョーフィッシュ…かな。いつも最後に寄る水深5mの岩には、 スカシテンジクダイや、コモンエビ系にも会えますね。
 2本目は、 エンジェルリーフ 。ここの枝珊瑚は、本当に見事です。 珊瑚の上を、デバスズメダイやネッタイスズメダイが乱舞しています。 実は、ここには、ニシキテグリもいるんです。前に来たときには、会えました。 今は、昼前ですが、曇りなので、顔を見せてくれるかもしれません。 JUNくんが、スレートに、「それぞれ、探して見ましょう。」とのこと。 一生懸命探しましたが、残念ながら、見つけられませんでした。 でも、船に上がって、びっくり。「アレッ、小西さん、見なかったんですか?」 とJUNくん。各自で、見つけてると思い、呼ばなかったんだって。 クッソー…、まぁ、いいか。
 さあ、今日のお昼は、鳩間島に上陸して食べます。 鳩間のそば 2度目の鳩間島は、なんだかもう自分の故郷みたい。あれっ、お弁当は? …今日は、お店で、鳩間島のそば(写真右)です。 これが、すごく美味しかった。スープは、とんこつ系でさっぱり系。 具の肉が、2種類で、にくいっ。って、シャレじゃなく美味しい。 軟骨つきのお肉は、泡盛で炊いてあるのか、甘〜い感じ。 もう少し煮込めば、軟骨も食べられそうだけど、ちょっとまだ堅い。 (でも、軟骨、半分ぐらい食べちゃった。) ただ、これ以上煮込むと、肉が軟らかくなりすぎて、バラバラになって、 食感がなくなりそうだから、ちょうどいい感じ。 三枚肉の方は、やはり泡盛で、甘く煮てあるのかなぁ。 でも、そのあと、2cmぐらいの幅に小さく切ってから、香ばしくなるように軽く炒めてある。 これが、また、美味いんだな。いやぁ〜、満足満足。 その後、島内観光です。ドラマ「瑠璃の島」に出てきた 小中学校、瑠璃ちゃんの家、売店や灯台を見て回りました。 そうそう、途中には、バナナ畑(写真下左)やパパイヤの木もありましたよ。 そういえば、上陸前に、アズさんがガイドしていた初心者さんが、「なくなったぁ!」 と騒いでいたズボン、あったのかなぁ。 …先に船に戻って探していたアズさんが、一言。 「残念ですが…。」って、しょうがないよなぁ。 鳩間のバナナ畑 自分のも飛ばされないように注意しよっと。
 一旦、港に戻ったあとの3本目は、 バラス東 。これは、自分のリクエスト。 3本目に深場に行くのは、あまり良くないから、 最初にピュッと行って、すぐ浅場でノンビリしましょう。 深場に何があるかって、大きなウチワヒラヤギがあるんです。 なんかあれ見ると、心から「すごいなぁ。」と思えるんですよねぇ。 行ってみると、う〜ん、やっぱりすごいよ。圧倒される。 この感動は、あの天女の羽衣で有名な静岡の三保の海で見た ウミトサカと同じ系統のものだなぁ。 サイズが通常のものに比べてかなり大きく、 なんだかその海の長老っていうか、 主(ぬし)っていう感じがして、畏敬の念が湧き上がってきます。 この大きなウチワヒラヤギを見た後は、浅場で、ノンビリと、 パンダダルマハゼ、テーブルサンゴの上を可愛く移動するコバンハゼなんかを見て、EXT。 この日のダイビングを終了しました。
 なんと、この夜のログ付けは中止。ガイドのJUNくん、 風邪による発熱のため、大事をとって早く寝るとのこと。明日があるもんね。 キャベツ畑
 3日目(4/1)です。天気は晴れ。今日は、アズさん、陸番なのか、船には、いません。 JUNくんは、復活したみたいです。 1本目は、 鳩間東 。初めてのポイントです。比較的、潮通しの良いポイントですねぇ。 雰囲気は、渡嘉敷の儀志布水路にも似ているような気がします。 複数の細長い根と根の間を進みます。 谷の部分では、細くて狭い真っ白い砂地があり、ヤマブキハゼがジッとこちらを伺っています。 クロユリハゼやハタタテハゼの群れなどもいます。 たぶん、リュウキュウキッカサンゴだと思うんだけど、その群体(写真右)も 立派なキャベツ畑のようです。ヨーヨーダイブにならないように気をつけながら、 ゆっくり水深を上げるようにルートを選んでくれているあたりは、 「さすが、JUNくん。成長したね。」って、感じです。 次回、来たときには、本数も抜かれているでしょうねぇ。 最後は、ノコギリダイの群れ(写真下左)。 ENTした場所のすぐ近くにいたんだけど、最初にチェックして、 反対側からガイドして、最後に持ってくる辺りは、憎い演出ですね。 ちょうどいい群れの大きさで、いつもは、発光禁止で撮影するのですが、 強制発光で撮ってみると、これが、結構いい雰囲気でした。
 2本目は、 バラス西 。 ここも、鳩間東と似たようなポイントですが、 若干スケールが大きくなった感じです。ちょっと、流れています。 確か、前来た時は、バラス西〜西西へ、ドリフトしたポイントです。 ノコギリダイ 根の陰に隠れながら、潮上にゆっくり進んでいきます。 潮の流れの経験少ないダイバーは、うまく潮の陰に入れず、岩を掴みながら進んでいます。 うんうん、最初は、それで、いいんだよねぇ。 無理に、フィンキックして、エア使ってもしょうがないからねぇ。 ここでも、ノコギリダイ、アカヒメジを見て、 今度は、ゆっくり潮に流されたりしながら、戻って行きます。 途中、流れの緩やかな所で、ウミシダについたコマチテッポウエビ(写真下右)を見せてもらいました。 これは、「ウミシダに付くコマチコシオリエビ以外のエビカニを見せて!」というリクエストに、 答えてくれたものです。さすが! …あれっ、今、図鑑(阪急コミュニケーションズ:エビ・カニガイドブック2)でよく見ると、 この子、コマチテッポウエビではなくて、 ハクセンコマチテッポウエビじゃないかい。p57の写真がそっくりです。 なになに、「歩脚の指節の形が違う。」らしい。 「コマチの先端が三叉するのに対し、ハクセンではそれが二叉。 また、宿主であるウミシダの種類も違って、 ハクセンの方は、枝葉の少ないウミシダを選ぶ。」らしい。 白線小町鉄砲海老 …ぜんぜん分からん。別の図鑑(文一総合出版:海の甲殻類)も調べてみる。 「コマチの方は、第3歩脚の指節の先端が3叉することで区別できる。 また、ハクセンの方は、甲やはさみ脚に数条の淡色の縦縞模様がある。 額角には、3つのとげがあり、第1はさみ脚は左側が大きい。 第3歩脚の指節の先端が2叉する。」とある。 よく分からんが、左のはさみ脚が大きいし、 うっすらと縦縞模様もあるので、ハクセンコマチテッポウエビと同定しよう。 うん、君は、ハクセンだ!
 さて、今日は近場なので、一旦港に戻り、新八食堂に連れて行ってもらった。 2年前に来たときに、野菜ソーキそばとイノシシチャンプルを食べ、 すごく美味しかった。だから、店の名前を聞いただけで、よだれが出てきた。 まるで、「パブロフの犬」だ。さあ、今日は、何を食べよう。 今日のそすすめに、 「にんにく豚丼」とあったので、速攻で決定。 他には、野菜ソーキそば(去年食べた)、パパイヤ炒め定食などなど。 ガイドのJUNくんは、1人暮らしで、野菜不足なのか、 野菜炒め定食を頼んでいた。う〜ん、美味しい。
 3本目、今ツアーラストダイブは、 インダビシ水路 。 確か、時には、結構流れのあるポイントだったと思うが、 背丸箱亀 今回は、流れはまったくない。 砂地に根が点在するポイントで、渡嘉敷の「ハナレビーチ前」から 「アーファーの根」と雰囲気が似ている。 チンアナゴを見た後は、ブーツを脱いで、裸足で、砂の感触を楽しんでる人もいた。 自分は、そんなことはしないが…(笑)。アカククリが3匹、目立ってたなぁ。 最後は、オドリハゼをじっくり観察して、EXT。楽しかった。
 夜のログ付けは、スライドショー。 次の日の自然体験プログラムに、ご一緒する外国人のFリックさん(年上女性。ヨーロピアンかな。) も、参加していただき、楽しい時間になりました。
 4日目(4/2)は、当初ダイビングの予定だったが、 クーポンを前日までの3本目に振り替えて、自然体験プログラムに出かけました。 この判断は、大正解。この日から、海が荒れだし、上原港の石垣との定期船は欠航になるほど。 ダイビングは、しんどそう。 加えて、今早朝、ソロモン諸島でM8.1の大地震が起きたとのこと。 西表にも、津波が来るかもしれないので、シュノーケルなどの海系のプログラムはなし。 で、山に行くことに。ガイドは、JUNくん。アシストに、新人スタッフのみなちゃん。 ゲストは、前出のFリックさんとで自分の計4人のパーティー。 大原近くの 大富林道 を自然観察しながら、歩いていきます。 装備も軽く、ビーチサンダルでも問題なし。 Fリックさんは、デジタル一眼を片手に持って、自然とお戯れ。 葉っぱ 色々な蝶が乱舞。写真、撮りたいけど、動きが早すぎで無理。 しばらく行くと、川にカメが泳いでる。まさか、あのカメは…。 いや、川にはいないよなぁ。 でも、あのぎこちない泳ぎは、陸カメじゃないか?…やっぱりあのカメだ。 そう、ずっと会いたいと思っていた天然記念物の セマルハコガメでした。陸カメの泳ぎは、本当に下手っぴ、 上陸したいようなのですが、コンクリートの壁に阻まれ、お悩みの様子。 本当は、触れない方がいいんだろうけど、JUNくんが、助けに行ったので、 近くで見ること(写真上左)ができました。 確かに、首や手足を引っ込めると、きちんとフタが閉まります。 やっと、会えたね、セマルハコガメ君。…カメ君と別れて、歩いていくと、 イリオモテモリバッタやサキシマキノボリトカゲ、それから、 ツマムラサキマダラ、スジグロカバマダラなどのきれいな蝶に出会い、 シダやクワズイモ(写真上右:葉っぱが、なんかきれいだった。)や、 自生しているパッションフルーツなどの植物を観察しながら、展望台へ。 眼下に広がるマングローブの森と川、遠くの海を見ながら食べるランチは最高でした。 通常、1,5時間の行程をゆっくり時間をかけた(特に、Fリックさん)ため、 3時間もかかってしまいました。JUNくんもびっくりでした。 トントンミー
 林道から戻り、アイスクリーム(スーパーカップのバニラ。 沖縄限定と書いてあったけど、何が限定だったんだろう。) を食べた後は、サキシマスオウノキ群落(写真遥か上)を見に行きました。 ここでは、木が水を吸い上げる音を聞いてみました。 2年前は、ピナイサーラの滝に行く途中で、JUNくんの先輩ガイド(なおこねぇねぇ)さんが、 聴診器を使って聞かせてくれました。今回は、板状根に直に耳を当てて、聞いてみると、 グォー、グォーという音が聞こえましたよ。また、木の根元の地面には、たくさんの穴がありました。 ヤドカリの穴ではないようです。カニの穴なのか、アナジャコの穴というところでしょうか。 さらに、すぐ近くに川と海があるようで、ちょっとした水溜りに、 ミナミトビハゼ、現地名トントンミー(写真上左)が、ピョンピョンと跳ね回っていました。
 さらに、津波にビビリながらも、ちょっとだけ、干潟に寄りました。 潮が引きすぎていて、ミナミコメツキガニのザワザワ感のある大集団には、 会えませんでしたが、食事後の大量の砂ダンゴを見ることができました。 それと、ノンビリ屋なのか、逃げ遅れたのか、数匹のミナミコメツキガニがウロウロしていました。 自分達に驚いて、砂に潜って隠れようととしていましたが、 堅くなった砂は、なかなか掘れないようでした。 ミナミコメツキガニ そんな中の1匹を記念撮影(写真右)です。
 そして、あとちょっとの所で、トラブル発生。車を運転していた JUN君が、「あっ、やばい!」と小さく叫びました。その10秒後に、エンジン停止。 なんとガス欠です。ディーゼル車は、燃料入れてもエア抜きが必要だから、面倒だよ。 ゲストは、松永オーナーに迎えに来てもらって、無事!?にツアー終了。楽しかったです。
 最後に、ガイドのJUNくん、海も山もガイドしていただき、、ありがとうございました。 すっごく成長したね。アズさん、松永さんもありがとうございました。 ニライナの他のスタッフさんも、お世話になりました。
 また、快適なお部屋と食事を提供していただいた「うえはら館」の皆様、ありがとうございました。 また、美味しい料理を食べさせてくださいね。
 一緒に潜っていただいたK大学潜水部の皆様、ありがとうございました。 きっと、来年も会えるような気がします。 今回も楽しく過ごせました。感謝しています。 また、次回も、よろしくお願いいたします。

2007/4/11   小西


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