ホテルスタッフ!?
GWの渡嘉敷、特別篇!



サンフラワー屋上より
一般のお客様が入ることのできない
ホテルサンフラワーの屋上から、
シーフレンド方面を望む。



猛毒の蛇、ハブ
今回、初めて、本物のハブを見ました。
ホテルと小学校の間のビーチへの道です。
既に、村のおじぃが、絶命させていました。
夜のビーチに安易に行くのは、危険!
という事です。懐中電灯は必携です。
本当に身近に危険が潜んでいます。
ハブにはお気の毒ですが、人が安心して
生活するには、仕方ありません。



地形派のアガイシル
この日は、北西の風が吹いていたので、
渡嘉敷島の東側のポイントへ。
初めてのポイント、アガイシル。
小さなドロップオフ的な所で、
トンネルもあります。
灯台下の反対側に位置しますが、
雰囲気はずいぶん違います。
ちょっと、神々しい感じ!?



ヒトミ&Mちゃん
サンフラワースタッフのヒトミと
アイランズトリップのスタッフのMちゃん。
ヒトミは、講習直後!?の初ファンダイブ。
まるでインストラクターのような全黒ウェットの
Mちゃんは、約10本で、ブランクダイバー。
「海人」で潜る前の緊張している表情です。
後ろに見えるのは、たぶん阿嘉島です。


日程: '07年4月27日(金)〜5月10日(木)

1船DIV × 2日 = 2ダイブ(現物支給)
2船DIV × 3日 = 6ダイブ

 合計 8ダイブ

ポイント名:
 (回数)
灯台下(10,11)、海人(16,17)、
アガイシル(初)、インナーリーフ(初)、
ヒナクシ(5)、アリガー南(4)

天候: …、晴、…、雨、…、晴、晴、晴

気温: 23〜28℃

水温: 22〜23℃

透明度: 15〜25m

Dサービス
& 宿 泊 先 :
サンフラワー SUN FLOWERのページ

いつもお世話になっている宿です。オーナーはベテランインストラクターで、 ダイビングサービスも併設しています。もちろんボートも持っていますので、 少人数で貸切りしたい方や体験ダイビングされたい方には、お勧めです。 最近は、ボートを使っての釣りにも凝っているようです。 食事はすごく美味しく、スタッフも親しみやすく、アットホームな宿です。
 …今回は、臨時・応援・半スタッフとして、お手伝いさせていただきました。

Dサービス: シーフレンド シーフレンドのページ

少人数制で、レベル別、目的別のチーム分けをしてくれ、 ガイドさんもたくさんいるので、カメラ派も安心です。 お客さんも、初心者も常連さんもたくさんいます。 ダイビングだけでなく、ウェイクボードやバナナボートなどのマリンスポーツもできます。 民宿、ペンション、ログハウスと色々なタイプの宿も併設しています。 海鮮居酒屋シーフレンドは、夜のログ付けで利用されるほか、島の人の憩いの場にもなっています。

旅行社: 今回は利用せず。
株主優待券を利用して、行ってきました。

見た魚たち: デバスズメダイ、アマミスズメダイ、 ミツボシクロスズメダイ、クマノミ6種、イシガキカエルウオ、 ハタタテハゼ、クロユリハゼ、アオギハゼ、 チゴベニハゼ、ガラスハゼ、アカスジギンポ、 ウメイロモドキ、スカシテンジクダイ、キンメモドキ、 ヨスジフエダイ、アカヒメジ、ハナミノカサゴ、リュウキュウハタンポ、 キンギョハナダイ、ハナゴイ、ヘラヤガラ、ヨコシマクロダイ、 サザナミフグ、アカククリ、オオモンカエルアンコウ(旧:オオモンイザリウオ)、 ネムリブカ

見たエビカニ: キンチャクガニ、ツノガニ属の一種、 ザラカイメンカクレエビに似ているホヤにすむエビ、 アカヒゲカクレエビ、アカホシカクレエビ、 オトヒメエビ、バイオレットボクサーシュリンプ、 アカシマシラヒゲエビ、カノコイセエビ、 コマチテッポウエビ、コマチコシオリエビ、 オオアカホシサンゴガニ、オランウータンクラブ(ミナミクモガニ)、カンザシヤドカリ

その他の生物: タイマイ、メレンゲウミウシ、ミゾレウミウシ、 コナユキツバメガイ、クロスジリュウグウウミウシ、 ウコンハネガイ、ウミウサギガイ、 イバラカンザシ、コブシメの卵、小さなイカの卵とハッチアウト


 ほぼ半年振り14回目の、渡嘉敷は、ちょっと特別でした。 それは、出発4日前(4/23)に、ホテルサンフラワーのブログに書き込みをしたことで始まりました。 今年も、珊瑚の産卵を狙って、「5月末頃に伺います。」と…。 すると、「連休前に来て、手伝ってぇ〜」と…。
結局、GWに何の予定もなかった上に、
 「子守だけでもありがたい。」という言葉に安心し、
 「後半は、一緒に潜れるよ。」という言葉に誘われ、
 「2〜3日、遊んで帰れば!」という言葉にダメ押しされ、
那覇ハーリー 手伝いに行くことにしました。 バイト代は出ないけど、現物支給で「食・住・ダイビング」は保障してもらいました。 この時は、手伝うといっても、送迎ぐらいと勝手に考えていましたが、さてさて…。
 第1日目(4/27)、1席だけ空きがあった便で那覇に到着。 泊港に行くと、あのシーフレンドが、とまりんに進出。器材やお土産の売店を開店させていました。 なんと店長には、ガイドだったマリちゃんが…。いやぁ、驚きです。 年賀状には、この春退社予定とあったのですが、年末に話がまとまり、退社取下げになったとか。 同郷のマリちゃん、応援してるね。 マリンライナーに乗り込むと、泊港の中で那覇ハーリー祭りの練習(写真上右)を 行っているのが見えました。
 サンフラワーに着くと、オーナーのシローさんが、早速、スタッフに紹介してくれました。 アンミちゃんとヒトミは、顔見知りです。 もうすぐハタチのユウスケは、渡嘉敷来島3週間の新人です。 一番、古株だったナナは、3月に寿退社?して、沖縄本島に行ってしまいました。 今回、自分は、アンミちゃんと一緒に、ホール担当。 ヒトミと調理師免許保有のユウスケは、キッチン担当。 キッチン …といっても、厳密に仕事が分担されているわけではなく、 全員でご飯を作り、配膳し、部屋の掃除、ベッドメーク、洗濯、送迎、買出し、 予約の受付からフロント業務まで、全てをこなします。 各スタッフで得手不得手はありますが、基本的には、みな同じです。 もちろん、短期応援の自分は、その限られた一部の業務をお手伝いするのですが…。 とにかく、スタッフTシャツ5枚も支給され、送迎と子守だけではないであろうことは、明白でした。 その後、4階の窓のない三角形の部屋に案内されました。ここが、しばらくの住処です。 4階は、この部屋だけで、サンフラワーの中で、一番静かな部屋かもしれません。 また、1階のスタッフルームよりも少し広いかな…。一番いいのは、その眺め。 隣のドアを開けると、屋上…というよりも、屋根へ出られます。 ビーチ方面もいいですが、シーフレンド方面の眺め(写真遥か上)は、 見慣れた風景と違いました。
 2〜5日目(4/28-5/1)GW前半。 2組の団体(スポーツクラブCさん、ショップAさん)と、 常連さんで、満室状態。 自分のやることは、朝夕の食事の準備…、といっても、箸の袋入れや、テーブルのセットがメイン。 キッチン内(写真上左:自主規制中)では、食器の準備、洗った食器の片付けかな。 阿波連ビーチ 後は、米を研いだり、やっても盛付けくらいかな。 さすがに料理はしませんよ。 お客様の食事中は、ホールに居るけど、食器を下げたりは、ほとんどしません。 アンミちゃんに任せてる。 なぜって、体が太すぎて、お客様の居るテーブルの間に入れないから…(笑)。 他は、9時過ぎからホールとロビー、玄関の掃除。 これは、期間中、ほぼ毎日、自分がしましたよ。椅子を上げて、掃除機とモップをかける。 この間、他スタッフは、各部屋でシーツ交換&掃除。 ロビーの掃除終了後に、各部屋掃除を手伝うはずが、 ロビー掃除を終える頃には、各スタッフ、次の仕事に移っていました。 応援・手伝いということで、優遇してもらったのは、午後の休憩時間。 他スタッフは、交代制なのに、フルタイム休憩にしてくれました。
 初日の休憩は、さすがに疲れて、4階の部屋に戻り、寝ていました。 次の日からは、ユウスケと一緒に阿波連ビーチ(写真上右)に行って、 シュノーケリングでカクレクマノミ(写真下左)を撮影したりして、楽しんでいました。 カクレクマノミ ユウスケって、高校生の時に海水のアクアリウムに凝っていたらしく、 小魚や珊瑚の名前や値段に詳しいんですよ。 で、「宝の山だぁ〜!」と叫びながら、シュノーケリングしているんですよ。 さすがに、水中写真となると、まだまだ負けるわけには、いきません。 でも、ちょっとしたコツを教えてあげると、すぐに吸収してしまう。 若いというのと、負けず嫌いな頑張り屋だからかな。 う〜ん、次回からは、講習料もらおう。 この頃は、ショップAさんが、毎日記念ダイブで、夕食後に、 美味しいケーキのお裾分けに喜んでいました。
 そうそう、そんなある日(4/30)の夜、どこからともなく、 猛毒の蛇、ハブ出没情報が舞い込みました。 ホテルから走って、10秒の所です。思わず、他のスタッフと見に行きました。(写真遥か上) すでに、村のおじぃにより、絶命させられていましたが、初めてのハブに、 「こんなに身近に、毒蛇がいるんだ。」と改めて、考えさせられました。 サンフラワーと小学校の間のビーチへの道です。 夜のビーチも魅力的ですが、ハブには、十分注意しないといけないですね。 ハブさん、お気の毒でした。あまり民家の近くには、出てこないでね。 …といっても無理かぁ。
 6日目(5/2)、GW中で、一番忙しい日がやってきました。 お見送り お客様の総入れ替えの日です。全10室のほとんどが、入れ替わります。 風邪気味のオーナーにとっては、GW中、唯一ダイビングがない日で、 身体を休められる日です。 他スタッフにとっては、部屋の掃除と送迎、洗濯に追われる日となりました。 お客様のお見送り(写真右)もたくさんしました。 そして、自分の地元の知り合いでもあるM浦さんグループ (M浦さん、K木姉妹、I黒さんの4人。以下、M浦Gr)が、インします。 GW後半の常連さんは、外食が多く、食事の準備がちょっと楽になりそうです。 そして、夕食時、M浦Grに合流させていただきました。 ユウスケが、特別まかない食、山盛りの豚焼肉丼(写真下左)を作ってくれました。 多すぎるよぉ〜と言いながらも、完食してしまいました。…不覚。 その後は、ワインを4本も空ける大宴会。 途中から、今日までM浦Grのガイドをしていたシーフレンドのタカ、ジャッキーも巻き込まれて、 大盛上がり。楽しかったぁ〜。
 7日目、ダイビング1日目(5/3)、天気は、晴れ。 今日は、午後から、ダイビングに連れて行ってもらえます。 午前の仕事を終了?すると、オーナーから、 「コニ、行く?」のお誘い。迷わず行きます。 シローさんのガイドで潜るのって、 2回目の渡嘉敷以来の7年ぶりだ。 特別まかない食 M浦さんとは、04年パラオ以来の3年ぶりだし、 K木妹さん、I黒さんとも、00年石垣以来の7年ぶりだよ。 K木姉さんとは、一緒に潜るのは、初めてですね。 超常連のH條さん、S口さん、よろしくお願いします。 ポイントは、灯台下 。トンネルが苦手という、K木姉さん。 「もし、ダメそうなら、トンネルの上をコニと一緒に行けば、いいよ。」 という冗談みたいなシローさんの一言とともに、ENT。 最後尾をゆっくりとついていくと、 …トンネルの入り口で、固まっているK木姉妹。 本当に、トンネルの上を行くことになりました。 でも、めったに行かない水深2mのルートで、楽しかったです。 泡が、カーテンのように立ち上ってくるし、 トンネル上部の穴から覗き込むと、スポットライトを浴びたダイバーがいて面白い。 合流後は、ゆっくりと根の沖側を回り込む。 みんな、シローさんにノンビリとついて行く。 最近は、カメラ持たないノンビリ漂うダイビングも大好きなんです。
 夜は、先に帰るI黒さんの最後の夜ということで、また宴会。 ワインを3本も空け、シーフレンドのタカも合流して、大騒ぎに。 M浦Gr女性3人は、タカを中心にした記念写真大会(写真下右)。 12時半頃、解散したものの、この後、M浦Grの部屋で、写真鑑賞会へ参加。 記念撮影 この時、聞いてはいけない一言を何気なく聞いてしまったようだ。 「双子でもない、普通の姉妹なのに、どうしてお揃いの…。」 …ごめんなさい。もう聞きません。結局、2時頃まで…。 そう、この1時間強の間に、体調が急降下。
 8日目(5/4)です。天気は忘れた。心は、思いっきりブルー。喉が、すごく痛い。全身だるい。 それでも、なんとか午前中の仕事は、終了。 午後のダイビングは、体調不良のため、辞退しました。お昼前に、H條さんを見送り、 13時半に、I黒さんを港まで、お見送り。また来てねぇ〜。 体調悪そうな自分を見たスタッフが 「今日の夕食人数、少ないですから、休んでてください。」と…。 お言葉に甘え、4階の部屋に戻り、寝ることに。M浦Grの夕食には、顔出そうと、 一旦は起きたものの動けず…、そのまま朝まで、爆睡してしまいました。
 9日目、ダイビング2日目(5/5)、天気は雨。気持ちは、スッキリ。 よく寝たので、元気になりました。 「あのコニが、夕食も食べに来ないなんて、よっぽど…。」と思われていたみたいですね。 皆さん、ご心配をかけました。午前中の仕事を、無事終了。 今日も、1本だけ、ダイビングにお付き合いさせていただきます。 ゲストは、M浦Grの3人と自分だけ。 ポイントは、 海人 。 K木姉さん、深いのもダメらしい。暗くなるのが、怖いみたい。 4日ほど前に、潜ったときは、トウアカまで行けなかったとか。 トウアカ観察 なぜか、今日は大丈夫。 シローさんの背中がよほど安心感があるのでしょう。 無事、トウアカクマノミまで、到着できました。 卵まで、観察(写真左)しています。 でも、この後が、面白かった。M浦さんが、一眼レフマクロで、撮影しようと近づいていくと、 K木姉さん、場所を譲り、その場から反転・上昇。 その時のフィンキックが、砂を巻き上げ、まともにトウアカクマノミとイソギンチャクへ。 カメラを構えていたM浦さんも真っ白。K木妹さん、苦笑い。シローさんと自分は大爆笑。 当の本人、K木姉さんは、まったく気付かず…。 トウアカクマノミは、怒ることも忘れ、パニック状態で、砂の掃除をしていました。
 10日目(5/6)の天気は、雨のち曇り。阿波連の集落から、人影が一気に減りました。 GWも終わりですねぇ。 なんだか、もうお休みモードになって来ました。 明日から、シーフレンドで、普通にダイビングです。 アンミちゃんもお休みなので、一緒に潜ります。 お昼過ぎ、M浦Grを港まで、お送りしました。 M浦さん、帰るの本当に嫌そうでした。また来てくださいね。 サンフラワーに戻ると、ユウスケと一緒に、ウラビーチに行くことに。 1便で、インしたY寺さんも一緒です。 Y寺さんとは、以前、ここでお会いしたことがあります。 小町鉄砲海老 航空産業の女性で、自分のことを覚えていてくださり、 すごく嬉しかったです。軽トラの荷台に乗せたビーチチェアに座り、ゆっくりとウラビーチに。 1時間ほどで、帰ってきましたが、天気も良く、人の居ないビーチは、気持ちよかったですよ。
 11日目、ダイビング3日目(5/7)の天気は晴れ。でも、北西風が強く、肌寒い。 ポイントも渡嘉敷島の東側、行きっぱなしの2本連続だ。 ガイドは、バンちゃん。ゲストは、アンミちゃんと二人。 去年の珊瑚の産卵狙いのナイトダイブで潜って以来だね。 まず、1本目は、初めての アガイシル 。灯台下の反対側に位置しており、 トンネル(写真遥か上)もある地形派ポイントです。 ちょっと、外洋っぽくて、ミニドロップオフみたいな感じです。 暖かく癒される雰囲気ではなく、神々しく神秘的な感じがします。 それでも、コマチテッポウエビ(写真上右)や、 オランウータンクラブなどの小物もしっかり見せていただきました。
 2本目は、インナーリーフ 。ここも初めてのポイントです。ソフトコーラルが一杯あります。 ノンビリ潜りたい所ではありますが、やたら寒い。 1本目に身体が冷えてしまった所で、連続しての2本目。 お腹も痛くなってきてしまい…、次回、もっとじっくり潜り込みたいです。
 お昼過ぎ、シローさんの許可が出たら、明日、一緒に潜ると言っていたヒトミが OKをもらった様子。シローさんから、 ヒトミ初ファン 「すんなり潜れると思うけど、コニ、頼むね。」とのこと。 ちょっと緊張してしまいます。でも、楽しみだね、初ファンダイブ。
 夜のログ付けは、海人のSゲルさん提供の粟国名物の甘い玉葱をつまみに飲みながら…。 途中からは、社会人の常識・人間関係について盛上がりました。お互い頑張ろうね、アンミちゃん。
 12日目、ダイビング4日目(5/8)の天気は、晴れ。風も弱く、昨日よりは暖かい。 今日は、ヒトミの初ファンダイブ。いつもは、しっかり者のヒトミも、若干、緊張気味。 ガイドは、バンちゃん。ゲストは、ヒトミと自分と、アイランズトリップのスタッフの Mちゃんの3人。Mちゃんも久しぶりのダイビングで、本数も約10本。 でも、ウェット着た姿は、インストラクターかと思えるほど、様になっている。 いつもシュノーケルツアーの引率をしているからだろう。 二人の緊張をほぐす為に、記念撮影。(写真遥か上)
 さて、1本目は、海人。 バンちゃんは、自分のために、 深場で、隠し玉のバイオレットボクサーシュリンプを見せてくれるようだ。 Mちゃん ヒトミは、いきなり25m。大丈夫だろうか。 心配するほどのこともなかった。初ジャイアントストライドエントリーのあと、 すんなり潜行してしまった。フィンキックは、ちょっと頼りないものの、落ち着いたものだ。 それにしても、今日の海人はすごく明るくて、気持ちいい。透明度も25mぐらいか。 ヒトミも、カメラにポーズ(写真上左)する余裕もある。 Mちゃんは、ウェット姿だけでなく、その落ち着き、中性浮力コントロール、 フィンキックもベテランダイバー並み(写真右)だ。 日頃のシュノーケリングで鍛えたフィンワークは、自分より上手いかも…。 トウアカクマノミを見た後、例のバイオレットボクサーに会いに…、なんとか見ることはできたけど、 写真は全失敗。次回は、撮れるでしょう。ヒトミは、一生懸命、バンちゃんの後ろをついて行く。 自分は、いつでもフォローできるように、後方2m上方の位置をキープ。 浮きそうだなぁと思っても、ちゃんと呼吸でコントロールしてる。 BCの空気を少し抜くと楽になるのに、と思っていると、ちゃんと抜く。 ハナビラ 初ファンダイブとは思えない。ほとんどフォローの必要はない。 でも、最後の最後。浅場に戻って、着底して、デバスズメダイを見ていたとき、浮いてしまったね。 俺も大丈夫だと思って、横を見ていたら、フワァ〜っと。Mちゃんが助けてた。ゴメンね。 浮上は、ゆっくりゆっくり。でも、二人とも本当に上手でした。
 さて、2本目は、 ヒナクシ。 ゲストは、仕事のあるMちゃんが抜け、ご夫婦が加わった。 ポイント到着直前、呼吸のために水面に上がってきたカメに会えました。 ヒトミが、「カメ、カメ、カメェ〜!」と叫んで教えてくれました。 エントリーすると、ハナビラクマノミ(写真左)や、ハマクマノミ、 カクレクマノミが迎えてくれました。 ヒトミは、イバラカンザシがお気に入りのようで、 指でつついては、引っ込ませて、楽しそうです。 さっきよりも余裕が出てきたみたいで、BCの操作がスムースになりました。
 3時頃、ユウスケとヒナクシビーチ(写真下右)へ。 ユウスケは、シュノーケラーというよりは、スキンダイバーです。 なにやらリベンジが目的のようですが、ここでは秘密です。 …それにしてもいい天気です。 自分は、持ってきたビーチチェアに座り、パラソル(ただの傘)を差し、 缶ビール片手に、ノンビリ、気持ちいいです。 ヒナクシビーチ 思わず、都会に居る仲間に写メールしてしまいました。 しばらくして、戻ってきたユウスケは、 「ここ、すごいっすよ。」と興奮気味。何がすごいって、全てが!…すごいようです。 リベンジはならなかったようですが…。
 夜のログ付けは、沖縄本島南部の奥武島(おうじま)でのダイビング講習の話で、盛り上がりました。 この島は、約100mの橋でつながった周囲1.6kmほどの小さな島。 沖縄本島との間の海は、天候に左右されにくく、ENTし易く、講習には最適だとか。 ただ、そのポイントは、海というより川。透明度も悪いことが多いらしく、 珊瑚や魚も見れたらラッキーという感じらしい。 冗談半分で、「沖縄にあって、沖縄にあらず。」とまで、言われてしまった。 Mちゃんの同僚Tちゃんが、ここで講習を受けたらしい。 阿波連ビーチに、シュノーケルに行ったら、超感動してたって。 そのTちゃん、明日、初ファンダイブで、一緒に潜ることになっています。 ちなみに、奥武島って名前の島、沖縄に4つほどあり、隣の座間味にもあります。
 13日目、ダイビング5日目(5/9)の天気も、晴れ。 今日も気持ちのいいダイビングができそう。 昨日、聞いていたアイランズトリップスタッフのTちゃん登場。よろしくお願いします。 Tちゃん 出港前、初ファンダイブのTちゃんに、分かるように一緒にセッティングしていると、 「さすが!DM」とバンちゃんにからかわれてしまいました。恥ずかしっ。 …でも、最近、おざなりにセッティングしていた自分にとって、 初心者と一緒に一つ一つの行程を考えながらのセッティングは、いいものでした。 本当に、「初心、忘るべからず」です。こうして、振り返ることによって、 バルブの開け忘れ等のヒヤリ・ハット(人によっては、小さな事故)を 未然に防ぐことができるんだよね。 そして、ヒヤリ・ハットを減らせば、重大事故は起こりにくくなるもんね。 これは、労働災害の統計による「ハインリッヒの法則」に基づくもの。 重大事故1件の下には、小さな事故29件があり、さらに下には、 ヒヤリ・ハットが300件あるという法則。 ちなみに、ヒヤリ・ハットとは、事故未満の「ヒヤッとしたり、ハッとした事例」のことです。 ダイビングでは、マスクやフィンを着けずにENTしたとか、 シュノーケルのまま潜降してしまったとかの 笑い話になる失敗談かな。 一度や二度なら、単なる笑い話で済むけど、何度も小さなミスをする人は、 必ず、大きな事故につながります。話が長くなりましたが…。そろそろ、出港です。 灯台下Tちゃん Tちゃんは、緊張はしているものの、 とにかく楽しくて、嬉しくてしょうがない(写真上左)ようです。
 1本目は、 アリガー南。 ガイドは、バンちゃん。ゲストは、4人。 今日も透明度はいいです。潜降もバッチリのTちゃんは、危なげないダイビング。 ゆっくり南に移動して、帰りはちょっと浅めを戻ってくるルート。 タイマイにも会えたし、オオモンカエルアンコウも大きかったなぁ。 バンちゃんが、「コナユキツバメガイの交接」と書いてる。 みんなが見た後、「よ〜し、決定的瞬間を撮影してやるゾ。」と思って近づくと、 2匹は、離れ離れに…。皆に見つめられて、恥ずかしくなったようです。 そして、最後は、ネムリブカ。あのつぶらな瞳がかわいいという人もいますが…。
 2本目は、 灯台下。 1本だけで仕事に戻る予定だったTちゃんもMちゃんの許可を得て、2本目も参加です。 ENTしていきなり、石めくり。リクエストのあったキンチャクガニを探し始めました。 バンちゃん、すごい。30秒もかからず、発見。 「飼っている訳ではありません。」と書いているバンちゃん。本当かなぁ〜。 そして、前回は、入れなかったトンネル、今回は入れました。 おぉ〜、光がきれいじゃぁ〜。 若干、濁りがありますが、その原因は…、敢えて言いません。 イカの卵 Tちゃんのせいではないということだけは、言っておきます。 …っていうか、渋滞するほど大勢が入れば、しょうがないよね。 余裕のダイビングのTちゃん。思わず、洞窟の光のシャワーの下、 モデル(写真上右)になってもらいました。素敵な写真でしょ。 トンネルから出た所で、また石めくり大会が始まりました。 ここで、バンちゃんが見せてくれたのは、イカの卵(写真左)でした。 直径5mmぐらいの小さな卵…、石の裏側にあったところを見つけられ、 周囲が明るくなったことに、刺激を受けたのか、次々とハッチアウトしています。 これまた、全長5mmぐらいのイカが、飛び出してくるんです。 小さくてもイカの形をしてるんですよ。すっごく可愛らしい。 思わす、デジカメで動画撮影してしまいました。 ここに載せられない(技術不足の為)のが、残念です。 最後は、ダイバーの周りをいつもウロウロしているサザナミフグ。 楽しそうなTちゃんとサザナミフグのツーショット(写真下右)を 撮影して、今回のダイビングを終了しました。
 14日目、最終日(5/10)です。 サザナミフグと 朝早くから、器材の片付けです。お世話になった4階の部屋の掃除をして…、 30分ほどですが、布団も干しました。アンミちゃんとヒトミに港まで、送ってもらいました。 出港して、小さく見えなくなるまで、手を振ってくれた二人の姿が印象的でした。寂しいですねぇ。 また来ますよ。…って、月末には、珊瑚の産卵狙いで、また来ます。 器材だって、サンフラワーに預けてきたし…。あっ、でも、海パンは、預けたんではありません。 アレは、忘れたんですよ。干したまま…。


 最後に、サンフラワーのシローさん、みのりさん、スタッフのアンミちゃん、ヒトミ、ユウスケ、 本当にお世話になりました。少しは役に立てたようで、良かったです。
 ガイドのバンちゃんをはじめとする、シーフレンドのスタッフの皆様、ありがとうございました。
 アイランズのMちゃん、Tちゃん。航空産業界の半島人(はんしまんちゅ)のTっちゃんさん。 KんKんさんやブラブラ産業さん、 海人のSゲルさん、他、周辺地区の皆様。ありがとうございました。
 また、一緒に潜ったり、飲んだりしていただいた、 M浦さん、K木姉妹、I黒さん、H條さん、S口さん、航空産業界の皆様、 他、友人になっていただいた皆様、 ありがとうございました。 今回も楽しく過ごせました。感謝しています。 また、次回も、よろしくお願いいたします。
 …すぐ来ますけど。(笑)

2007/5/16   小西


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