渡嘉敷祭り経由…
優雅にヨットでダイブ、西表島!!



渡嘉敷の阿波連ビーチ
西表に行く前に、お祭り見物?に立ち寄った渡嘉敷島。 真夏の南の島のビーチを満喫。でも、この後、台風が…。


カタマランヨットで、DIV!
これが、二ライナ自慢のカタマラン(双胴船)ヨット。 オーナーの永年の夢。この船で、のんびりとダイビング。 ビールを持ち込んで、最高でした。


幼魚も一杯、珊瑚も元気!
ミスジリュウキュウスズメダイの幼魚ですねぇ。他にも、小さな幼魚たちが一杯。 珊瑚も元気です。


ヒレナガネジリンボウ&ヤシャハゼ
ヒレネジくん&ヤシャ夫婦が、ひとつ穴に…。 というのは、冗談です。同じポイントの5mぐらい離れた所にいました。 以前、同じ穴に住んでいるこの2種を見た事もありますが、それも八重山だったような…。


シーカヤック準備中!!!
今回も参加しました…、まんさくツアーサービス。 西表自然満喫ツアー 「豪快!仲良川の幻の滝&ジャングルトレッキング」です。


仲良川の幻の滝!
約100分のシーカヤック、約30分のジャングルトレッキングの後、到着しました。 詳細は、本文を…。

日程: '08年7月31日(木)〜8月5日(火)
(7月24日(木)渡嘉敷経由〜)

2カタマランヨットDIV × 3日 = 6ダイブ

他: シーカヤック&トレッキングツアー × 1日


ポイント名:
 (回数)
4番ポール(2)、ハリケーンチャンプル(4)、 崎山沖の根(4)、崎山アザミサンゴ(3)、Gスポット(2)、網取深場(3)

天候: 8/1晴、2晴、3晴、(4晴)
渡嘉敷で、台風8号(7/25-29)影響大。

気温: 32℃

水温: 27℃

透明度: 12〜18m


宿 泊 先 :
 (渡嘉敷)
サンフラワー SUN FLOWERのページ

いつもお世話になっている宿です。 ダイビングもできます。今回は、西表に行く前に、祭り見物…、&送迎のお手伝いでした。


宿 泊 先:
 (西表)
うえはら館

上原港近くの全20室の民宿。気取らない雰囲気が良いですね。 家族連れも多いですが、一人部屋もあり、器材洗い場、干し場も広く、ダイバーも利用しやすい宿です。 上原地区の中心地にあり、近くにスーパーもあります。


Dサービス: ニライナリゾート(ニライナダイバーズ)

小さなショップですが、キメ細かい対応をしてくれます。 この春から、船がカタマラン(双胴船)ヨットに変わりました。 足が遅いので、「波照間」や「オガン」への日帰りは、 出来なくなりましたが、2泊3日のクルーズダイブでは、行けるようです。 最高ゲスト6名まで、宿泊できるようです。 もともと、少人数制でしたが、さらに、拍車をかけてます。 また、水中での滞在時間を長めに取ってくれるのもありがたいです。 ガンガン潜る派よりも、ノンビリ癒されたい方にお勧めかな。 併設されている宿は、限定3組の小さなリゾート。 ちょっと高めですが、泊まる価値は十分ありますよ。


ツアーサービス: まんさくツアーサービス

初心者からベテランまで、満足させてくれる西表島のガイドさんです。 海、川、山、森、色々な所へ連れて行ってもらえます。 ゲストの要望を取り入れながら、小回りの利くガイディングが期待でき、 キャンプをしながらの、1泊、2泊ツアーも開催しているようです。 使用艇は、河川や平水域で使用される安価な一般的カヌーでなく、 ラダーもあり、速度、安定感に優れた本格的シーカヤックです。


旅行社: 今回は利用せず。
往復とも株主優待券と先得割引を利用。 株主優待は、延泊等による変更が楽チンです。


見た魚たち: ニチリンダテハゼ、アカククリ、デバスズメダイ、スミレナガハナダイ、 アカメハゼ、ソメワケイソハゼ、チゴベニハゼ、アオイソハゼ、ヤマブキハゼ、アオギハゼ、 ハマクマノミ、ノコギリダイ、アカヒメジ、クレナイニセスズメ、 シモフリタナバタウオ、ウメイロモドキ、ネムリブカ、カスミチョウチョウウオ、 タカサゴ、キンギョハナダイ、ハタタテハゼ、アマミスズメダイ、 カクレクマノミ、アオブダイ、ヒレナガヤッコ、アカメハゼ、 ハナゴイ、アカネハナゴイ、オキナワベニハゼ、ヤシャハゼ、ヒレナガネジリンボウ、 ニライカサゴ

見たエビカニ: カノコイセエビ、ソリハシコモンエビ、クリアクリーナーシュリンプ、 バブルコーラルシュリンプ

その他の生物: リュウキュウキッカサンゴ、イボクラゲ科の一種、パイプウニ


 8回目の西表に、行ってきました。…とその前に20回目の渡嘉敷に、ちょっと寄り道。 西表へ出発10日前、渡嘉敷常宿サンフラワーのシローさんから、電話が…。 スキンでカクレ 「渡嘉敷祭には、来ないの?…西表行く前に寄ってけば…。送迎の手も足りないし…。」 ということで、お言葉に甘えて、渡嘉敷に寄り、7/25,26の祭りの送迎をお手伝いして、 その後は、2〜3日ダイビングしてから、西表入りしようと企てました。 那覇行飛行機の予約を7/31→24に変更(株主優待券利用は、便利です)して、 3日後には、渡嘉敷入りしました。 早速、阿波連ビーチ(写真遥上)で、シュノーケル。 ビーチは、ホント夏の光にキラキラしていました。 海の中には、いつものカクレクマノミ(写真上右)も待っていてくれました。
 渡嘉敷2、3日目(7/25,26)、渡嘉敷祭りの日。 祭花火 沖縄南海上に台風8号が発生し、影響が出てきました。 渡嘉敷ヨットレースは、縮小(ゴール変更)され、渡嘉敷には来られません…。 朝食準備の後は、港の送迎も少なかったのが、夕食からは、怒涛の忙しさ。 自分は、夕食の後片付けもそこそこに、お祭り会場への送迎です。 運転手だから、飲めません。 たとえ、駐在さんが、パトカーで飲みに行くようなローカルな島であっても…。 って、冗談ですよ。昔は、あったかもしれない島伝説で〜す。 祭りは、那覇や渡嘉敷青年会のエイサーや、慶良間太鼓。 フラダンスもありました。そうそう、昨年のお祭りにも、 フラのダンサー?として、参加されていたT口さんと娘のNちゃん、 リピーターのK村さん一家にも、再会できました。 そして、シークレットライブでは、ジョニー大倉さんが、 その迫力ある美声を聞かせてくれ、かなり盛り上がりました。 遊泳禁止 最後は、花火(写真上左)とレーザーショーです。 やっぱり、祭りは、いいですねぇ。
 渡嘉敷4〜7日目(7/27-30)、台風の影響が出てきています。雨はほとんど降っていませんが、波が…。 高速船マリンライナーは、欠航。フェリーも、欠航しそうな雰囲気でしたが、繰り上げ出航で、対応したようです。 大勢の祭りのゲスト、出演者、機材を那覇に送り届ける必要があったからでしょう。 阿波連ビーチも遊泳禁止(写真上右)です。 滞在中のゲストを、まだ泳げるトカシクビーチまで、送迎しましたが、 翌日(28日)には、両ビーチとも遊泳禁止に…。ダイビングもできません。 それどころか、西表に行けるかどうか…。 常連記念写真 次の日(29日)は、常連の3家族+αと、インリーフの裏ビーチで、シュノーケリング。 仲良くなっていた子供たち5人の守り役?として、参加ですが、自分も楽しんでます。 次の日(30日)は、この常連さんに、地元のYキさんとシローさんがボートを出し、 トカシクビーチ沖でのシュノーケリングに参加。8歳の女の子3人から、 「ダイエットに協力してあげるから、一緒に海に行こう!」と熱烈なラブコール。 玩具にされているとしか思えないんですが…。 子供の数は、2人増えて、7人。 ボートの上から飛び込んだり、背中に氷を入れられたり、楽しく遊べました…。
 渡嘉敷8日目(7/31)は、西表への移動日です。 アカククリ ホテル出発前に、子供たちと 記念撮影(写真上左)です。 車→船→taxi→飛行機→taxi→船と乗り継ぎ、15時半には、西表上原港、 徒歩1分のうえはら館にチェックインです。 夕方には、日本酒大好きの常連O橋さんが持ち込んだ銘酒『八海山』で、乾杯。 少し飲み過ぎて、19時半にダウン。そのまま、寝てしまいました。
 西表2日目(8/1)。天気は、晴れ。 ついに、噂に聞いていた二ライナリゾートさんの カタマランヨット(写真遥上)とご対面です。 デカ〜イ。キャビンも豪華で、キッチンとリビングが素敵。 寝室は、小さいながらもダブルが3部屋。 2〜6名で、チャータークルーズ2泊3日もできるようです。
 さて、1本目は、 4番ポール(2)です。 ゲストは、5人。以前、ご一緒したH田さんの奥様もいらっしゃいました。 豪快な御主人は、今日は、釣りだそうです。 味噌味八重山そば ガイドは、春からイントラに昇格したJUN。おめでとう&よろしく。 まだ、台風の影響で、濁りのある中、ゆっくりと潜行。 アカククリ(写真上右)が優雅に泳いでいます。 その向こうには、スミレナガハナダイが数個体。西表では、結構浅い所にいるんですよね。 そして、ニチリンダテハゼ…。ここの子たちは、全然、ひっこむ気配なしです。 でも、写真は、失敗でした。 最後は、浅場に移動してのんびりと…。元気な珊瑚の周りに、たくさんの幼魚たち。 ミスジリュウキュウスズメダイ(写真遥上)の幼魚も、かくれんぼしていました。 他にもたくさんの小さな幼魚たち…、とっても可愛いアカメハゼ、 ソメワケイソハゼの幼魚、チゴベニハゼ、などを見て、EXT。
 さて、お食事タイムです。 クルーズ? キッチンで、オーナーが、八重山そばを茹でてくれました。 自分で、モヤシやネギ、アサツキと肉味噌そぼろをトッピング。 柚子胡椒とワサビものせて、ニライナオリジナルの 特製肉味噌そば(写真上左)の完成です。 むっちゃ美味しかったです。 ご飯の後は、暖かいコーヒーを飲みながら、豪華なヨット上で、至福のひと時。 ウェットスーツ(写真右)も、 ノンビリ甲羅干しして、気持ちよさそうでした。
 2本目は、ハリケーンチャンプル(4)。 見事なリュウキュウキッカサンゴ(写真下左)の脇を抜けて、 洞窟へ。行止り系なので、自分は、手前のガレ場で、石めくり。 小さなカニや、コシオリエビがたくさんいました。 洞窟の入り口付近では、ベニハゼ探し…。 琉球菊花珊瑚 あれっ、ライトが水没?してる。 LEDが半分しか点灯しない。 昼休憩のとき、BCのポケットに入れたまま、 炎天下に放置してたのがまずかったかなぁ。 BCは乾いて、熱々だったなぁ。 微水没なのか、豪華結露なのか、分らないけど…、帰ったら、また修理だぁ。 洞窟侵入組と合流して、ゆっくり水深を上げながら移動し、 ハマクマノミのコロニーへ。 まさに、クマノミ城という感じです。 最後は、棚の上で、ノコギリダイの群れ。圧巻でした。 夕食前、また、O橋さんと日本酒をちびちびと…。今日は、銘酒『久保田 紅壽』です。 ホント、O橋さんは、日本酒大好きですね。 そうそう、ログ付けは、都合により明日です。
 西表3日目(8/2)。晴れ。今日は、 O橋さんと缶ビール6本パックを持ち込みました。 H田さん御主人も、釣り竿とビール6本持って、ダイビングに合流です。 1本目は、 崎山沖の根(4)。ドリフトです。 カタマランヨットの弱点は、大勢が同時にENT/EXTできないところですが、 もともと少人数なので、さほど気になりません。 エントリー 今回も、カレントラインを出し、掴まって待機。全員揃ったら潜行、とブリーフィングにもありました。 早速、ENTし、待機してますが、あまり流れていないようです。 それにしても、カタマランって、かっこイイなぁ。 なんて、考えながら、 ENT(写真上右)写真を撮っているうちに、全員集合。 ガイドのJUNの合図を待っていると、突然、ヨットが動き(機走し)だしました。 「マジッ!」と思いながらも、超ゆっくりでしたので、対応できましたが、ちょっと驚きました。 自分の聞き洩らしかと思い、あとで確認すると、ガイドのJUNも想定外とのこと。 ENTに手間取って、ENTポイントがずれたので、船長判断による微移動だったようです。 最後にENTした二人は、船長から聞いていたようですが…。 非常事態 JUNには、クレーム出しておきました。さて、移動後、同時に潜行。 流れは、微妙ですねぇ。ウメイロモドキやカスミチョウチョウウオが奇麗です。 大きなネムリブカもいました。もう少し流れていたら、もっと気持ち良かったでしょう。
 2本目は、崎山アザミサンゴ(3)。 アンカー下集合時、ハタタテハゼの幼魚を観察。 流れに乗って、アマミスズメダイやカスミチョウチョウウオの群れを見た後、 先頭のガイドJUNが、H田さんの奥さんに急接近。 なんだか様子がおかしい。JUNが、H田さんのオクトを咥えています。 他のゲストは、異変に気づいていません。そのまま1分程、水深5mの浅瀬に移動すると、JUNが、 緊急スイミングアセント(写真上左)しました。 レギュ&タンク系に異常が発生したようです。詳細は、割愛しますが、こんなこともあるんですねぇ。
 さて、トラブル続きの2本でしたが、EXTすると、 イボクラゲ H田さんの差し入れのオイルサーディンをツマミに、缶ビールをグビッ!うまい。 う〜ん、最高ですね。そして、夜のログ付け時は、H田さんが、 前日釣ってきたガーラ(GT:ロウニンアジ)、ツムブリのお刺身とカルパッチョ。 O橋さんの日本酒も登場し、最高でした。…って、ログ付けしたっけ?
 西表4日目(8/3)。晴れ。 ポイントは、 Gスポット(2)。 移動を初めてすぐに見つけたのが、この イボクラゲ(写真上右)。 よく見ると、お食事中でした。みんなのエアで、 水玉珊瑚海老 水面まで、押し上げられてしまいました。 ごめんねぇ。そして、ここには、たくさんのスミレナガハナダイに会えます。 赤紫の体にピンクのサロンパスを張ったようなオス。全身がオレンジ?いや、山吹色のメス。 そして、その中間、性転換中のオカマちゃんも見えます。 近くの穴の中には、ソリハシコモンエビとクリアクリーナーシュリンプが…。 穴の横の水玉珊瑚には、 バブルコーラルシュリンプ(写真上左) が、こちらの様子を窺っていました。 浅場に戻ると、アカメハゼやソメワケイソハゼの子供たち、ハナゴイも群れてます。 最後は、アカネハナゴイの乱舞。奇麗だったなぁ。
 2本目は、網取深場(3)ニライカサゴ ENTしてすぐに、チンアナゴ。 そう、ここは、砂地です。水深25mまで、落ちると…、 ヒレナガネジリンボウ&ヤシャハゼ(写真遥上)。 引っ込めないように、遠目に撮ったら、ストロボ光届いてない。 最後は、一生懸命、水底を歩いていた ニライカサゴ(写真右)。 この子もカエルアンコウと同じく、平成の和名大改称の対象者です。 新名称が、思い出せなくて、 「ほらっ、あの!…薩摩じゃなくって、琉球とか、八重山とか、沖縄っぽい名前のカサゴ!」って感じで、 ラストダイブ終了です。
 夕食の後、うえはら館となりのバー「カケタ」ヘ。PIZZAが食べたくて、行ったのに、 オーブンが故障中で、早々に、退散。残念。
 西表5日目(8/4)。晴れ。 今日は、まんさくさんの西表の自然満喫ツアー 「豪快!仲良川の幻の滝&ジャングルトレッキング」です。 海カヤック 今日は、ゲストが多いようです。 3年前は、貸切状態でのツアーだったのに、最近は、クチコミで、良い評判が拡がってるみたい。 そうはいっても、ここまで、ゲストが集中する日は、ほとんどなく、今日は特別みたいです。 出発地点の白浜港に着くと、早速、 シーカヤックの準備(写真遥上)です。 タンデム艇が5艇、シングル艇が1艇、ガイドのまんさく艇の合計7艇です。 自分とペアになったのは、5歳も年上なのに、体育会系でパワフルなIさん。 後席で、舵も担当してくれます。よろしくお願いします。 さあ、出発です。
 港の沖堤の脇を通り過ぎ、仲良川の河口まで、約2km。順調に進みます。 密林山歩き Iさん、パワフルです。ガンガン漕いでます。 シングル艇(写真上左)の方と先頭争いをしています。 …ちょっと、早すぎですよぉ〜。もう少し、ノンビリ行きましょうよぉ〜。 …自然を満喫し、ノンビリ進みたい自分が、漕ぐのをやめると、 「休んでいてください。僕が漕ぎますから。」って、すごく優しい人なんです。 そして、一人でも早いです。後続がついてこれません。 仲良川に入ると、マングローブ、岸辺に実るアダンとの距離が近くなり、 流れてくるサガリバナにも触れられ、ペースダウンしてくれましたが、 それでも、川の終点まで、先頭集団でした。
 ここからは、ジャングルトレッキングです。ヒカゲヘゴなどのシダ類を横目に、上って行きます。 赤手蟹 といっても、標高差は、数十mと少ないようです。一番の 難所(写真上右)は、10mぐらいの崖っぷちでした。 もし落ちても、引っかかる木とかなく、マジ怖かったですよ。 それにしても、レンタルのブーツは、秀逸です。 渓流釣り、磯釣りの人が履くんでしょうか、靴底がフェルト生地になってます。全然滑りません。 そこを抜けると、アカテガニ(写真上左)に会えました。 こんな山の中に住んでいても、幼生は、海で生活するので、抱卵したメスは、海まで行くそうです。 そういえば、カヤックの終点地点は、まだ、潮の干満の影響を受ける、標高0mだとガイドされました。 ということは、汽水域になるので、そこまで行けばいいのかなぁ。 幻滝壺
 ついに、幻の滝(写真遥上、右)にやってきました。 落差は、25m。大きいです。 既に、たくさんのガイドとトレッカーが、居ました。 パイオニアのまんさくさんは、いろいろ思う所があるようです。 責任問題とかになるかもしれないので、公言はしてないとのことですが、 今、通ってきた道、うん年前に、まんさくさん達が一生懸命…。 なかなか簡単に来られる場所ではなく、ほんとに、「幻の滝」だったそうです。 西表の滝のほとんどに、正式な名前はありませんが、 この幻の滝も「ナーラの滝」や「ナーラサーラ」など、色々な名前で、紹介されているそうです。 幻滝裏 滝壺(写真上右)は、結構広くて深く、十分泳げます。 滝壺で泳ぐ夢を持って、来られる方もいるみたい。 滝の裏側(写真左) にも、入ってみました。 大した水量じゃないと思いましたが、かなり強烈です。 滝の音で、他の音は、何も聞こえません。 なんだか、異世界ですねぇ。
 ひと泳ぎ終わると、昼食の準備です。数人が、手伝っていましたが、自分は、見ているだけでした。 「万作さん、ほんとにリュックに入っていたの?」 っていうくらいの大きな鍋に、お湯を沸かし、 まず、蕎麦をドバッといれ、約5分後に素麺を追加。 茹で時間が違う麺を時間差投入 蕎麦素麺水洗 なんて流石です。 茹で上がった麺は、滝からの清流で、 洗って、シメ(写真右)ました。 なんだか、ほのぼのとした雰囲気です。 小さなボールと箸が配られ、 そこに、蕎麦&素麺を適当に取り、大根おろしとシーチキン、葱とわさびを乗せ、 麺つゆをかけて、完成したのが、 特製蕎麦素麺(写真下左)です。 デザートに、パイナップルもついてます。むっちゃ美味しい。 当然、おかわりしました。食事の後は、しばらく自由時間。 滝壺には、ボーズハゼがおり、写真撮影に挑戦しましたが、全滅。 岩の上には、妙に警戒心の薄いミナミカワトンボ科のコナカハグロトンボがたくさんいました。 幻滝&昼食 このトンボ、石垣島と西表島にしかいない固有種のようです。 そのあと、Iさん家族の写真を撮ってあげたことから、記念撮影大会が始まりました。 滝全体をバックにしながら、「皆さん、あと2歩前に出てくださぁ〜い」とか、 「顔が、影になるから、帽子はとってぇ〜」とか言いながら、撮っていたら、 何がうけたのか、他のゲストも、「私たちもお願いします。」なんて…。 結局、4組ぐらい撮影しちゃいました。
 さて、帰りのシーカヤックは、超楽ちんでした。半分ほどしかパドリングしてません。 すっかり仲良くなったIさんが、「帰りの漕ぎは、任せてください。」と仰ってくれて…。 でも、早過ぎです。まんさく艇とは、2〜300mも離れています。 トレッキングの時は、常にガイドのまんさくさんのすぐ後ろをキープしてました。 それとなく、Iさんに「ガイドさんの近くが一番お得なんですよねぇ。」 竹富行離島桟橋 と言ってみましたが、「そうですよねぇ!」と返事はあったものの、 最後まで、先頭集団をキープしたままでした。でも、ホントに楽しいツアーでした。
 西表6日目(8/5)、最終日です。天気は晴れ。 飛行機は、16時頃なので、ノンビリ、お昼頃、西表島を離れるつもりでしたが、 急に、他の島に、行きたくなり、11時前には、石垣の離島桟橋にいました。ここから、 赤煉瓦屋根の竹富島へは、10分。 NHK連ドラ「ちゅらさん」で有名な小浜島と、人より牛のが多い黒島までは、25分。 近さと便数の多さで、 竹富島(写真上右)に行くことにしました。 竹富港について、びっくり。送迎バスの多いこと。 赤煉瓦屋根 レンタサイクル屋と水牛車観光屋さんの送迎です。 ほとんど事前情報を仕入れてなかったのですが、そんなに大きな島だったっけ…?。 まず、港の案内所で、「竹富島マップ」(¥200)を入手。やっぱり、徒歩でも、大丈夫です。
 デイゴ並木を10分ほど歩くと、集落に入ります。 集落の入り口には、巨木とそれを囲むように石垣を積みまわしたスンマシャーという魔除けのようなものがあります。 白い珊瑚砂の道は、気持ちいいです。 年期を感じさせる少し黒ずんだサンゴ石灰岩の石垣、赤煉瓦の屋根の上には、シーサーが鎮座しています。 赤煉瓦と白漆喰の屋根(写真上左)を見渡せる なごみの塔(写真下右)に登ってみました。 なごみの塔 小さな岩山の上に立っているコンクリート製の塔で、 急な階段はすれ違うことすらできず、頂上部は、1〜2人しか登れないので、順番待ちです。 自分は、一人で登りましたが、降りてくると、ほとんどカップルの10人ぐらいの行列ができていました。 それにしても、ほんとに最高の眺望です。
 そろそろ、お昼です。お腹は空いているのですが、暑くて、食欲が…。 それでも、雰囲気の良さげな「竹の子」というお店で、八重山そばでもと思い覗いてみましたが、混んでいたので、断念。 そのまま、10分ほど、歩くと、 西桟橋(写真下左)です。 遠くに、小浜島、その向こうに西表島が見えています。 夏の南の島って、感じで、いい気もちです。 ジリジリ日焼けし、汗だくの肌に、風が気持ち良かったです。 西桟橋 途中、水牛車とすれ違ったり、まちなみ展示室を覗いたり、 約2時間、汗だくになって、集落の半分を歩きました。 沖縄らしい島ですねぇ。今度は、観光客の少ない時に、ゆっくり来たいです。
 さて、石垣に戻ってきて、A&Wで、ハンバーガーとルートビアで、軽い昼食。 ルートビアは、お代わり自由だったので、もう一杯。 そして、バスターミナルから、初めて、バス(\200)で石垣空港まで、行きました。なんだか新鮮でした。 そして、那覇空港経由、中部国際空港へ。21時には、自宅到着しました。
 最後に、渡嘉敷サンフラワーのシローさん、みのりさん、ユウスケ、アヤ、キョウヘイ、お世話になりました。 涼太、美涼ちゃんも元気でね。常連ゲストのK平ご一家、Tっちゃん、K内ご一家、T田さん、M上ご一家、Yキさん、ありがとうございました。 渡嘉敷シーフレンドのバンちゃん、常連のO本さん、ごちそうさまでした。
 西表ニライナの松永さん、JUN、ミーナ、ミホちゃん、お世話になりました。 まんさくツアーの碇さん、ありがとうございました。うえはら館の女将さん、他、スタッフのみなさん、ありがとうございました。 O橋さん、美味しい日本酒、ごちそうさまでした。H田ご夫妻、美味しいお魚、ごちそうさまでした。
 また、一緒に潜ったり、飲んだり、遊んだりしていただいた、 皆様、名前を伺えなかった方々、ありがとうございました。 また、次回も、よろしくお願いいたします。

2008/08/23   小西


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