2回目のリーフチェック
in 渡嘉敷!



忘年会 in 那覇の焼肉屋
夏にお手伝いしたホテルサンフラワーの
忘年会に招待され、参加しました。
こんな立派な焼肉屋さんで、お腹一杯、
飲んで、食べて…。そして、食後は、
ボーリングとカラオケで、投げて、歌って…。
オーナーと自分は、12時頃には、ホテルへ
戻りましたが、若いスタッフは…。



リーフチェック集合写真
参加予定の都市型ショップの団体さんが、
飛行機のチケットを手配できずに、
昨年の半分ほどの人数でした。
昨年の倍の量の作業がありましたが、
2度目なので、多少効率良くできたかな。



調査対象のガンガゼ類
昨年は、底質調査をしたので、
今年は、無脊椎生物調査に立候補。
こんなガンガゼ類やオトヒメエビ、
オニヒトデ、シャコガイ類を探索します。



無脊椎生物調査中
珊瑚の下や、穴の中をライトを使って、
調査対象生物を探索中のF間さんと、
記録中のミキちゃん(今回唯一の地元民?)
100mラインの右、左、記録を交代で探索。
一本72〜86分、残圧もギリギリでした。
自分は、右側探索中に、撮影。って、おい!



リーフチェックについては、昨年の遠征記録に
調査内容などが、詳細に記載されています。
先に、↓こちら↓を読まれると分り易いかな。

沖縄 渡嘉敷(06/11/22〜27)
科学調査協力!?
渡嘉敷島初のリーフチェック!


日程: '07年11月21日(水)〜11月26日(月)

1船DIV × 1日 = 1ダイブ
2船DIV × 3日 = 4ダイブ
(内、2本がリーフチェック)

 合計 7ダイブ

ポイント名:
 (回数)
東牛(3)、レック92(2)、アリガー南(6)、
千代頭(17,18)、アーファーの根(6)、海人(20)

天候: 晴、晴、晴、曇

気温: 23〜26℃

水温: 24℃

透明度: 18〜25m

宿 泊 先 : サンフラワー SUN FLOWERのページ

いつもお世話になっている宿です。オーナーはベテランインストラクターで、 ダイビングもできます。 少人数で貸切りしたい方や体験ダイビングされたい方には、超お勧めです。 食事は美味しく、スタッフも親しみやすく、アットホームな宿です。 最近は、ダイバーよりも、家族連れが多いかなぁ。阿波連ビーチまでは、徒歩1分。 カクレクマノミにも簡単に会えますよ。
 GWと7月に、ホテルの人手が足りないとの事で、お手伝いしていました。 今回は、那覇での忘年会に合流して、焼肉、ボーリング、カラオケを楽しませていただきました。

Dサービス: シーフレンド シーフレンドのページ

今回のリーフチェックの主催者です。 少人数制で、レベル別、目的別のチーム分けをしてくれ、 ガイドさんもたくさん(渡嘉敷で最多かも…)いるので、カメラ派も安心です。 お客さんも、初心者も常連さんもたくさんいます。 ダイビングだけでなく、マリンスポーツもできますよ。色々なタイプの宿も併設しています。 海鮮居酒屋シーフレンドは、夜のログ付けで利用されるほか、島の人の憩いの場にもなっています。 最近は、泊港のとまりん内に、お土産&器材屋さん「美ら島」もオープンさせています。

旅行社: 今回は利用せず。
往路は超割、復路は株主優待券を利用。 株主優待は、延泊等による変更が楽チンです。

見た魚たち: ニシキテグリ、チョウチョウコショウダイ(幼)、イロブダイ(幼)、 クマノミ6種、ハナダイ、オビテンスモドキ(幼)、 オキナワベニハゼ、ベンケイハゼ、 タテジマヘビギンポ、カスリヘビギンポ、 スカシテンジクダイ、ウルマカサゴ、シロブチハタ、 アカククリ、ナンヨウハギ、 トゲチョウチョウウオ、ミスジチョウチョウウオ、 ヨスジフエダイ、アカヒメジ、ギチベラ&ヘラヤガラ、 クロハコフグ、ミナミホタテウミヘビ

見たエビカニ: オトヒメエビ、バイオレットボクサーシュリンプ、 ニセアカホシカクレエビ、ナデシコカクレエビ、 クリアクリーナーシュリンプ、ムチカラマツエビ、 イソギンチャクエビ、イソギンチャクモエビ、スザクサラサエビ、 カノコイセエビ(シラヒゲエビ型)、 オオアカホシサンゴガニ、 カンザシヤドカリ、モンハナシャコ

その他の生物: タイマイ、パイプウニ、タスジミドリガイ、ガンガゼ類、 シャコガイ類、 バイカナマコ、ジャノメナマコ、アカミシキリ、ウミヘビ(爬虫類)


 4ヶ月ぶり、17回目の渡嘉敷に行ってきました。 出発1週間前に、サンフラワーオーナーのシローさんから、電話が…。 防衛局? なんと那覇での忘年会に、ご招待していただきました。 急遽、那覇のホテルを手配しました。 今回は、リーフチェックというイベント参加なので、 常連のO本さん、F間さん、G藤さんと日程を合わせています。 日程がほぼ確定なので、往路の飛行機は、超割を利用できました。 復路は、日程変更に柔軟な対応ができるように、株主優待券利用です。
 名古屋を出るときは、シーズン初めの寒波が来たこともあり、最高気温15℃、 那覇は25℃とかなりの差。上着を脱ぎ、トレーナーも脱ぎ、ティーシャツ1枚でも、 汗が出てきました。といっても、那覇市民の方は、長袖です。 沖縄オリエンタルホテル(泊港南岸付近)のチェックインまで、時間があったので、 ゆいレールを「県庁前駅」で降り、国際通りをブラブラ散策。 牧志公設市場の辺りから、裏道に入って、探検気分。…見事に迷いました。 でも、沖縄の街の雰囲気を味わえました。泊港まで来ると、 沖縄防衛局(写真上右)の看板が、「とまりん」のビルに…、 知らなかった。裏手には、「あなたも自衛官になりませんか?」のポスターもあり…。 泊港夕焼け なんだか、不思議な気分でした。 ホテルチェックイン後、泊港北岸へ。 泊大橋と夕焼け空(写真左)が、綺麗でした。 そこに、シローさん、ひとみの乗った高速船、 マリンライナーとかしき(以下、ライナー)の到着です。 既に那覇上陸していたユウスケ、ケンジ、ユウジ、チーちゃん(とみ乃スタッフ)と合流し、 歩いて、松山の焼肉屋さんへ。みんな、よく食べ、よく飲みました。 ユウスケは、ビール、日本酒、ワイン紅白のチャンポン。若さ全開です。 お腹が一杯になった所で、ボーリング。1ゲーム目は、絶好調。 久々の183という高スコアに満足でしたが、2ゲーム目は、ボロボロでした。 さらに、その後は、カラオケに…。みんなテンション高いです。 若者を残して、12時頃には、シローさんと撤退。 「ケンジ、お疲れ様。冬は、北海道でバイトだって?頑張ってね。」 …若者は、4時ごろまで、飲んで歌ってたらしいです。
 2日目(11/22)、朝一のライナーで渡嘉敷へ。 G藤さんも一緒になりました。お久し振りです。 でも、サンフラワースタッフの姿が見えません。 シローさんは、那覇で保健所の更新講習会のはず。 スタッフの誰か1人は、一緒のライナーで帰るハズなのですが…。 渡嘉敷に着いても、迎えはいませんし、船からも…。 そこで、


 1.シーフレンドの送迎バスに便乗させてもらうか、
 2.港に駐車してあるサンフラワーの車を勝手に乗って行くか


と考えていました。…が、たまたま送迎に来ていた 民宿とみ乃の車に便乗させてもらえました。 指枝浜珊瑚 ケンケン、ケイコさん、ありがとうございました。

 11時からダイビングの予定でしたが、 微妙な体調不良(2日酔い?船酔い?)のため、パス。 そうそう、ホテルのチェックインは、みのりさん(オーナー夫人)がしてくれました。 コーヒーで一息ついた後、オーナーの自宅で、昼食を頂くことに…。 途中、キャベツを買ってくるように頼まれた自分は、新垣商店へ。 サンフラワーのツケで購入する自分に対し、 「また、サンフラワーで働いてるの?」って聞かれ、苦笑いしてました。
 さて、14時15分から、ダイビングです。 U木さんやMご夫妻がいらっしゃいました。お久し振りです。ガイドは、バンちゃん。 アシストに修行中のユリちゃんがついてくれます。 ポイントは、 東牛。 座間味島、安室島近くの ユビエダハマサンゴ(写真上右)の群落があるポイントです。 まず、タイマイに会えました。その後、アシストのユリちゃんが画になりそうな雰囲気だったので、 太陽をバックにシルエット(写真下左)を撮影してみました。 シルエット これなら、真っ黒いウェットスーツも画になりますねぇ。 珊瑚の枝の間に、体の模様と泳ぎ方が面白いチョウチョウコショウダイの幼魚がいました。 ニシキテグリもいました。バンちゃんがG藤さんに見せた後、写真を撮っています。 自分は、ゆっくり撮りたいので、少し離れて、順番待ちです。 …と、そこへ、白いマスクの別チームのガイド、タカシくんがやってきました。 目が合いました。指をさし、「ニシキ、いる?いる?いる?」と聞いてきました…。 もちろん、水中で、話したわけではありません。その迫力と供に、 全身から、その声が伝わってきました。 思わず、「うん。いるよ。どうぞ!」と譲ってしまった自分。 その瞬間、タカシくんは、後ろを振り返り、自分の担当ゲストに、 「ついて来い!」と指示し、すごい勢いで、バンちゃんの横へ。あぁ〜、怖かった。
 夕食後は、G藤さんと飲みながらのガンダム話、アニメ、マンガ話に、 時間を忘れ、盛り上がってしまいましたが、午前1時には、寝ました。
 3日目(11/23)。 沈船 リーフチェック準備のバンちゃんに代わって、ウッチーのガイドです。 1本目は、レック92。 水深25mに沈船(写真右)があるポイントです。 1992年に漁協の事業で、沈められた難民船らしいです。 内部には、オヨギハゼ属の一種がいたはずですが…、わかりません。 大きなアカククリは、悠然と泳いでいました。 写真は無理でした。暗すぎです。ストロボ焚くと、浮遊物が…。 コンデジでは無理ですね。着底した手元には、ウルマカサゴがジーッと 岩に化けています。「(意地悪く)どこまで耐えられるかな?」と思い、 カメラを近づけました。…ウルマカサゴの勝ちです。 触れても逃げませんでした。その横に生えていたムチカラマツに、 ムチカラマツエビ(写真下左)がいました。 カメラを向けると裏側に回り込む様に隠れてしまいます。 でも!ライトを後側から当てると、こちらに戻ってくれます。 ちょうど半逆光になり、身体も透けて綺麗に撮れました。 でもねぇ、簡単コンデジはこれが精一杯なんですよねぇ。 シャッタースピードをX接点ギリギリまで速くして、バックを黒く落とし、 絞りは開放で、被写界深度を極力浅くし、 しっかりと目にピントを合わせて、ストロボを軽く焚く。 そんな写真が撮りたいなぁ。 鞭唐松蝦 早く一眼デジカメのハウジングを完成させなきゃ、と思いました。 そうそう、今の手持ちのシステムでは、外部ストロボの光量を選べないので、 感度(ISO)で調整しなきゃね。色々考えると、なんだかワクワクです。 最後は、トンネルをくぐって、美味しそうなカノコイセエビを見て、EXT。
 2本目は、 アリガー南です。 ENTは、アンカーロープありの半ドリフトです。 ドリフトなのに、潮に向かって泳ぎだしました。後半、潮に乗るようです。 カクレクマノミやセジロクマノミを見て、 いつものアザミサンゴのところに、ナデシコカクレエビも踊っていました。 食事中のタイマイ(写真下右)にも会えました。 引き返しのサインとともに、緩やかな潮に乗り、流されます。 やっと、ドリフトらしくなりました。 ゲストの一人が浮き気味です。少し、焦りました。 他のゲストやガイドさんは、なんとも思ってなかったよう???ですが、 こんなことがあったんです。
 水深12m位から急浮上したゲストを、8mで掴まえたウッチー。 そのまま、フロートの準備に入ったようです。 タイマイ ブリーフィングの通り、EXTの5分前なので、自分もゆっくり水深をあげます。 12…10…8…6m。でも、他のゲストは、上がってこない。 ウッチーは、逆立ち状態で浮き上がらないように必死なゲストに腕を掴まれたまま、 片手でフロートを上げようとして、四苦八苦してる。 仕方なく、2人に近づいていくと、ゲストのBCは、空気が一杯、…排気してあげました。 そのゲスト、自由になった途端に、未だ12m近辺で、漂っているバディの所へ、一直線で潜降。 もうすぐ、EXTなのに…、安全停止の気配なし。 ウッチーの指示で、やっと5mまで浮上してきた皆さん。 その1分後には、浮上していきましたが、 自分とG藤さんは、さらに2分安全停止してから、上がりました。 G藤さんの最新式のダイコンには、3分の安全停止指示が出るんですよねぇ。
 さて、午後はノンビリ、昼食(特製チキンカツ)のあと、デザートにケーキです。 滞在中の、みのりさんのご両親の結婚記念のお祝いです。 CN宮本さん おめでとうございます。 このケーキ、泊港近くにある「フリアンディーズ」というケーキ屋さんのケーキで、 記念ダイブとかで、よく利用してます。ホント美味しいですよ。 その後、F間さんから、 「今、那覇だけど、コンビニで買っていくものある?」って連絡が入り、 シュークリームを頼んじゃいました。その直後、O本さんから、同様のメールがありました。 二人ともありがとうねぇ。
 夕食の後、CNの宮本さん(写真左) によるリーフチェックの事前説明会がありました。 珊瑚や珊瑚礁、取り巻く環境、リーフチェックの意義、調査方法などを勉強します。 内容は、昨年と変りません。 水深5mと8mで、長さ100m×幅5m×高さ5mの範囲で、 対象の魚類、無脊椎生物を数えるのと、底質の調査を行います。 詳細は、昨年の 遠征記録 に、書いてありますので、そちらをご覧ください。 ただ、今回、都市型ショップの団体さんがエアチケットが取れずに不参加となり、 昨年の半分の人数となってしまいました。 つまり、作業量は、昨年の倍になります。 で、今年は、無脊椎生物の担当に立候補しました。 F間さんとアイランズトリップのミキちゃん (唯一地元民?)が、同じ担当です。 普段からよく知っている オトヒメエビ、ガンガゼ類、シャコガイ類、ナマコが、見つけられそうです。 他には、パイプウニ、シラヒゲウニ、 調査に出発 イセエビ・セミエビ類やほら貝、オニヒトデですが、 たぶん居ないでしょう。 また、ゴミや、珊瑚被害(破壊痕、白化、病気)なども調査対象です。 O本さんとG藤さんは、魚類担当になりました。 各グループで、調査対象を勉強していたら、22時半をまわったので、解散となりました。
 4日目(11/24)、晴れ。 港で、リーフチェックの開会式を行い、集合写真(写真遥上) を撮りました。 この写真は、また、ダイビングワールドに記事と供に掲載されるらしいです。 そして、ボート上で、セッティング(写真上右)して、出港。 ポイントは、昨年と同じ千代頭です。 既に、ブイが設置されていました。 スタッフの皆さん、朝早くからご苦労様です。 まずは、水深8m。最初に、魚類調査班がENTしました。 15分後に、底質班とともに、我が無脊椎生物班です。 早速、調査(写真遥上、下左)開始です。 水中ライトで照らしながら、珊瑚の下、穴を覗いていきます。 穴の奥から、白いヒゲが伸びています。オトヒメエビが居ました。 5m進んで、見つけたものを記録係に伝えます。ガンガゼの棘が折れて、落ちています。 リーフチェック 近くの穴には、やはりいました。そう、昨日、事前勉強したマダラ模様の ガンガゼ(写真遥上)です。 2〜3cmの小さなシャコガイも見つけました。3人で、役割を交代しながら、進んでいきます。 30mぐらい進んだ時でしょうか。時間と残圧を確認して、びっくり。 既に30分近く経っていて、残圧も100を切っています。 これは、まずいなぁと考えながら、ペースアップ。 残圧計を覗きにきた安全担当のスズさんが、驚いてます。 あまりペースが上がらないまま、なんとか残圧10弱、72分で1本目を終了。 ボートの上で、魚類班の人達が待ちくたびれていました。
 2本目は、水深5mなので、残圧もちょっとだけ余裕がありました。 途中、大きな、といっても15cmぐらいのシャコガイを見逃してしまい、 記録係のF間さんに笑いながら指摘されてしまいました。 ごめんなさい。小さなシャコガイしか見えなくなってました。 結局、残圧15、86分のダイビングとなりました。 もしかしたら、無脊椎生物班が、ある意味一番大変かも。 すごく疲れたので、3本目のファンダイビングは、パスします。
 お昼ごはんは、シーフレンド提供のオニギリと豚汁。 一人舞台 CN宮本さんと、環境問題や人間関係、議論の方法など、 ためになる話をたくさんしました。3本目に行く方を見送った後、 F間さんのお土産のBIGシュークリームをいただき、のんびりティータイム。 夕食は、大きなミーバイの煮付け。 ミーバイは、上半身?と下半身?を選べる立場だったので、 迷うことなく、上半身のミーバイの煮付けを選択。 頬肉、顎の下の身、胸鰭の付根の身に、目の周りの身とゼラチン質…。 う〜ん、堪りませんなぁ。もちろん、普通の身も美味しかったです。
 その後、シーフレンドのリーフチェック参加者BBQに合流。といっても、お腹一杯です。 移動途中のTッちゃん家で、タカセガイの刺身、サザエのつぼ焼きをご馳走になってましたから。 しばらくすると、ガイドのユリちゃんの ワンマンショー(写真上右)が、始まりました。 もう、最高!…体験したい方は、シーフレンドでリクエストしてください。
 そろそろ、リーフチェックのまとめです。 調査結果は、珊瑚の量は、若干増加(特に5m)。魚類は、横ばい。 集合写真2 無脊椎生物については、増加かな。但し、魚類、無脊椎生物は、 調査する人間のスキルの影響を受けるので、 継続調査して、サンプル数を増やさないと参考データのままでしょうねぇ。 底質調査については、ある程度、信頼できるデータだと思います。 リーフチェック参加証の授与式の後は、 なぜか、CN宮本さんとガンダムやアニメの話で盛り上がり、 アニメソング(バビル二世、キャシャーンなど)を歌いまくってました。 最後は、みんなで集合写真(写真上左) を撮って、お互いリーフチェック参加証の裏にコメント&サイン。 また、来年も参加できるといいなぁと思いながら、 リーフチェック無事終了の運びとなりました。
 5日目(11/25)。天気は曇り。時化のため、ライナーが全便欠航。 夕方のフェリーが、お昼に繰上げ出港になるとか。ダイビングは大丈夫そうです。 連休の最終日なので、2本潜って、夕方のライナーで帰る予定だった人が、 慌てています。ここで、対応の違いが面白かったです。 スカテン 潜るのやめて午前中ノンビリする人と、 とにかく1本潜って、急いで片付けて、お昼のフェリーに間に合わす人。 ノンビリ派のU木さん、Mご夫妻とは、ココでお別れです。ありがとうございました。 1本目は、超近場のアーファーの根。 ガイドは、バンちゃん。アシストにユリちゃんがついてくれます。 まず、スカシテンジクダイ(写真右)のいる小さな根へ。 穴の中には、クリアクリーナーシュリンプがホワホワっと漂っていました。 別の根への移動中、撮影のため、少し遅れ気味のゲストには、ユリちゃんがそっと寄り添う。 あっちのゲストの傍にいたかと思うと、今度は、別のゲスト傍で、 「みんな行っちゃいますよぉ〜。」という雰囲気。それを見ているだけで、なんだか楽しい。 でも、真横に居ると、逆に安心して撮影しちゃうよぉ〜。進行方向側で待たないと…。 そうそう、ユリちゃん、真上でホバリングは、ヤメテネ。 一応、ガイドと他のゲストとの位置関係を気にしながら潜っているから…。 頭赤 アシスタントとして、1〜2mぐらい上方にいるのは、セオリーだけど、前後左右にずれて下さい。 何回も探してしまいました(笑)。 で、後半は、エビ4種(オトヒメ、イソギンチャク、イソギンチャクモ、スザクサラサ)が、 小さな一つの穴に居るのを見せてもらった後、ボート下の大きな根で、ウミウシを見て、EXT。
 さて、昼食にオムライスを食べた後の2本目は、 海人へ。 好きなポイントの一つです。 ENT後すぐに、ミナミホタテウミヘビ、 トウアカクマノミ(写真上左) も相変わらず元気そうでした。 次は、ココでの隠れたアイドル登場です。 マニアしか興味ないかもしれませんが、 バイオレットボクサーシュリンプ(写真下右)です。 昨日、リーフチェックで、探し回ったオトヒメエビと同じ属のエビです。 身体が鮮やかな紫色で、本当に綺麗なエビです。 横には、ベンケイハゼも居ましたが、気付いたのは、写真を見た後でした。 その後、大きなコブシメとアカククリの横を通り過ぎ、 紫拳闘家蝦 最後は、ナンヨウハギを見て、終了です。 そうそう、水中で、バンちゃんは、魔女の笑い声を聞いたらしく、すごく怖かったそうです。 その正体は…。
 昨夜の楽しかったユリちゃんの熱唱ライブを、自分が水中で再現してました。 ユリちゃんに、エアギターならぬ、ウォーターギターを弾きながら、 大声で、長渕剛の「乾杯!」を熱唱してました。 それを見ていたO本さんが、水中で大爆笑。 マスクに水が入るのも構わず、しばらく笑いが止まらなかったそうです。 それを、片耳の抜けが悪く、音源方向を識別できないバンちゃんが聞き、 どこからともなく聞こえる不気味な魔女の笑い声だと思ったようです。 そんな楽しいラストダイブでした。
 最後の夕食は、サンフラワー関係者が勢ぞろいで、一緒に食事です。 いつもよりひと回り大きなグルクンの塩焼き、和風ハンバーグ、 冷しゃぶ、豚汁、かぼちゃの煮物等、すっごく美味しかったです。
 6日目(11/26)、最終日。 この日も、時化のため、ライナー全便欠航。 フェリーもお昼に繰上げ出港。 翌日までの滞在を切り上げたO本さん、予定通りのF間さん、このまま座間味に向かう G藤さんと、フェリーに乗り込みました。 思ったほどでは、ありませんでしたが、ちょっと揺れました。 揺れるフェリー あまり大きな波があるように見えない写真(写真左)ですが、 撮影するのに、かなり踏ん張ってます。 通路を歩く時は、酔っ払いの千鳥足状態でした。
 那覇に着くと、なんとシーフレンドのスズさんが食事に連れて行ってくれました。 那覇で1泊するF間さんとG藤さん、そして、帰りの飛行機も一緒のO本さんと一緒にです。 三枚肉、ソーキ、てびちの乗ったそば、ホント美味しかったです。 そして、スズさんに空港まで送っていただきました。 ありがとうございました。 飛行機から降りると、「ごめん。船の時間が…」と マジ走りで去っていくO本さんを見送ったところで、今回の遠征、終了です。
 最後に、サンフラワーのシローさん、みのりさん、ヒトミ、ユウスケ、 本当にお世話になりました。涼太、美涼ちゃんも元気でね。
 ガイドのバンちゃん、スズさん、ウッチー、ユリちゃん、他のシーフレスタッフ、 CN宮本さん、BSACの飯島さん、ありがとうございました。
 Tッちゃん、アイランズトリップのミキちゃん、森野さん、感謝です。
 また、一緒に潜ったり、飲んだりしていただいた、常連のO本さん、F間さん、G藤さん、 他の皆様、ありがとうございました。 感謝しています。また、次回も、よろしくお願いいたします。

2007/12/03   小西


[TOPページ] [遠征メニュー]

©2007 S.Konishi