3年連続3回目…
渡嘉敷 千代頭で、リーフチェック!!



クビアカハゼ
今回は、デジ一眼D40の自作ハウジングのマクロ仕様(105mm)の 海デビューです。基本は、内蔵ストロボのみですが、 やはり外付けストロボの光も欲しく、いろいろ、実験してます。 一応、外付けストロボが動作しますが、使い方は、難しそうです。


第3回 千代頭リーフチェック
3回目となった渡嘉敷千代頭のリーフチェック。 今年も無脊椎生物の調査担当となりました。 BSACの飯島親分のもと、O本さんがライト片手に調査しているところです。

リーフチェックについては、06年、07年の 遠征記録に調査内容などが、詳細に 記載されています。 ↓こちら↓もどうぞ。

2006年 千代頭RC
沖縄 渡嘉敷(06/11/22〜27)
科学調査協力!?
渡嘉敷島初のリーフチェック!

2007年 千代頭RC
沖縄 渡嘉敷(07/11/21〜26)
2回目のリーフチェック
in 渡嘉敷!



阿波連ビーチからの夕陽
すごく穏やかな気持ちになりますよね。ホテルから、徒歩1分で、この景色。最高です。


アカハチハゼ
2匹が、仲良く寄り添うようにいました。でも、写真を撮ると、なぜか、離れちゃうんですよね。 2匹の写真も撮りましたが、イマイチでした。


コウイカの卵
ガイドのバンちゃんに、右上後方から、逆光ぎみに光を当ててもらって、撮りました。 柔らかな光に包まれた優しい写真になりました。 本文中の上部から順光ぎみに当ててもらったものと比べてみてください。

日程: '08年11月19日(水)〜11月25日(火)

1船DIV(FD @SF) × 1日 = 1ダイブ
2船DIV(FD @SF) × 3日 = 6ダイブ
…うち、2ダイブがリーフチェック
3船DIV(FD @SF) × 1日 = 3ダイブ

 合計 11ダイブ

ポイント名:
 (回数)
ハナレビーチ前(4)、灯台下南(4,5)、 ヒナクシ(8)、千代頭(21,22,23)、海人(25)、灯台下(14)、アクガイ(6)

天候: 20曇、21曇、22晴、23晴、24曇

気温: 22〜26℃

水温: 24℃

透明度: 20〜25m


宿 泊 先 : サンフラワー SUN FLOWERのページ

いつもお世話になっている宿です。 オーナーはベテランインストラクターで、ダイビングもできます。 少人数で貸切りしたい方や体験ダイビングされたい方には、超お勧めです。 食事は美味しく、スタッフも親しみやすく、アットホームな宿です。 最近は、ダイバーよりも、家族連れが多いかなぁ。 阿波連ビーチまでは、徒歩1分。カクレクマノミにも会えますよ。


Dサービス: シーフレンド シーフレンドのページ

少人数制で、レベル別、目的別のチーム分けをしてくれ、 ガイドもたくさんいるので、カメラ派も安心です。 ゲストは、初心者も常連さんもたくさんいます。 ダイビング以外のマリンスポーツもできますよ。色々なタイプの宿も併設しています。 海鮮居酒屋シーフレンドは、夜のログ付けで利用されるほか、島の人の憩いの場にもなっています。

…で、 いつもお世話になっているガイドのバンちゃんが、独立することになりました。 シーフレンド社内での独立?…暖簾分けという形で、 船とガイドを独立して行うということらしいです。 カメラ好きの人や、じっくりフィッシュウォッチングしたい方は、 バンちゃんの新店「Vibgyor」(09年3月1日オープン予定)もよろしく。 虹の七色の頭文字から、付けられた名前ですよ。
Vibgyor Vibgyorのページ

旅行社: 今回は利用せず。
往路:旅割、復路:株主優待券を利用。 株主優待は、延泊等による変更が楽チンです。


見た魚たち: ツマジロオコゼ、タテジマヘビギンポ、イシガキカエルウオ、ハナビラクマノミ、 ヨスジフエダイ、サンカクハゼ、クロホシハゼ、ベニハゼ、オキナワベニハゼ、 コガラシエビ、ハナゴンベ、ハナゴイ、クビアカハゼ、ハナヒゲウツボ、 ハマクマノミ、トウアカクマノミ、ツバメウオ、アカククリ、ホウセキキントキ、 サラサゴンベ、ベニハゼ属の一種、リュウキュウハタンポ、クレナイニセスズメ、アオギハゼ、 オドリハゼ、マスダオコゼ属の一種、ハタタテシノビハゼ、コウワンテグリ、 アカハチハゼ、スカシテンジクダイ、キンギョハナダイ、アマクチビ

見たエビカニ: カンザシヤドカリ、キンチャクガニ、コガラシエビ、 ニシキカンザシヤドカリ、ヒトデヤドリエビ、ニセアカホシカクレエビ、 クモガニ族の一種(ミナミクモガニ?…オランウータンクラブ)、 ソリハシコモンエビ

その他の生物: ミスジアオイロウミウシ、ウミヘビの抜け柄、ヒメシャコガイ、ガンガゼ類、 オニヒトデ、マンジュウヒトデ、バイカナマコ、コウイカの卵


 21回目の渡嘉敷に、行ってきました。 出発の朝、渡嘉敷常宿サンフラワーのシローさんから、 「マリンライナー全便欠航!」メールが…。 で、那覇泊となりました。 泊まったのは、アパホテル…。ここで、時事ネタを発見。 肉野菜大蒜炒定食 11月初旬に航空幕僚長を更迭された某氏の論文が、載っている雑誌です。 アパグループの懸賞論文だったんですねぇ。 さて、夕食は、ステーキと思ったんですが、明日のランチ(超お得らしい)にします。 で、ホテル隣の沖縄料理のお店で 野菜と牛肉のにんにく炒め定食(写真上右)頂きました。 けっこう美味しかったです。ただ、アルコールがないお店だったのが残念…。
 2日目(11/20)の朝8時。ライナーの運行確認です。 1便は、欠航と予想していたので、ステーキランチを食べて、 渡嘉敷常連のO本さん、F間さんと合流し、夕方、渡嘉敷入りのつもりでした。 でも…、1便泊港9時発、動いてる。…あれっ、9時発?10時じゃないの?? 1時間勘違いしてた。うわっ、やばい。時間がない…。 と、そこへ、O本さんから、「ライナー動いたね。」とメール…。 着替えながら、「うん、先、行ってるね。」と返信しようとして、…打てない。 D40マクロ仕様 1〜3(あ行〜さ行)のキーが、反応しない。くそっ、携帯壊れたぁ。なんで、今? パニックです。そのまま、大慌てで、泊港へ。タクシー使えばいいのに、歩いて…、 汗だくで、ライナーに乗り込みました。 ホテルサンフラワーでは、成長著しいユウスケの他、 2人の新スタッフが迎えてくれました。 楚々とした真面目そうな立ち居振る舞いの、 さすが「湘南ひらつか織り姫(昔のミス七夕)」である…さやかと、 身体は小さいながらも、介護の仕事の経験もあるしっかりものの…まりえの二人でした。 ただ、この時は、まだ、二人の潜在的能力を、見抜けないでいました…。
 さて、カメラのセッティングをして、昼ごはんを食べて、1本目は、 ハナレビーチ前(4)です。 ガイドは、バンちゃん。ゲストは、2人。 そして、今回は、あの自作ハウジングの D40マクロ仕様(写真上左)の海デビューです。 レンズは、105mm。グリップも、バランスウェイトも付けました。 黒星鯊 拡散板も、外付けストロボも、ターゲットライトも付け、 接着面の微小クラックに対する補強もしました。さぁ、ENTです。 水没は…、OKです。 ほぼ2年振りの一眼マクロのファインダーを覗いています。 フイルム一眼カメラのF90よりも小さなファインダー。 さらに、間違えて、接眼部にmagnifierレンズを付けて来たようで、ピント合わせが難しすぎです。 手近にいた、カンザシヤドカリや、タテジマヘビギンポなどで練習しましたが、 周辺部の像は流れるし、乱視の自分には、厳しすぎです。 クロホシハゼ(写真上右) ですら、目にピントが来ていません。やはり、pich-upレンズにします。 阿波連浜夕景1 それに、光の白い帯は、自作拡散板から洩れる直接光ですねぇ。
 夕食の前に、ビーチをお散歩。 せっかく持ってきたデジ一眼で、夕陽でもと思ったのですが、雲がちょっと多いかなぁ。 ちょうど良いタイミングで、歩いてきた二人をモデルに、 阿波連ビーチ夕景(写真上左) を撮ってみました。いい雰囲気ですねぇ。夕食は、シローさん家族、スタッフと一緒に…。 ユウスケのこだわり料理の数々。美味しかったよぉ〜。 そして、ログ付け後、ノブさんの店で、O本さん、F間さんと合流。バンちゃんの独立話の詳細を…。 と思っていたのですが、バンちゃんの隣には、気持ちよく飲んでるヤスさん。 すっごく楽しい、美味しいお酒を頂きました。
 3日目(11/21)、曇り。1本目は、 灯台下南(4)です。ガイドは、バンちゃん。 ゲストは、O本さん、F間さん、そして、今回のリーフチェック(以下、RC)のチーム科学者、 コーラルネットワーク(以下、CN)の宮本さんと自分のみ。 早速、ENT。気楽なメンバーですので、自由に探索していきます。 沖縄紅鯊 ただ、今回は、怪しい雰囲気。自分は、デジ一眼マクロ仕様を持ち込むのは、初めて。 まだ、自分のモノになってません。絞り優先オートでの撮影を基本とし…、 フイルム一眼始めた頃の、マニュアル(条件固定:f8、1/60、ストロボTTL)も試しながら、 昔の感を取り戻そうと必死です。 そして、F間さんもデジタル一眼、2回目の海です。 機能と操作、大変そうです。ピントも合わないと言ってました。 それにしても、F間さんのハウジングは、小さいですねぇ。ライブビューもうらやましい。 バンちゃん紹介のキンチャクガニは、動かず、写しやすいのに、 全てピン甘…。悔しい。F間さんは、撮れたかな。 でも、なんとか オキナワベニハゼ(写真上右)は撮れました。 港に戻ると、ちょっとした悲劇が…。 三筋青色海牛 上陸して、自作ハウジングを持って、 トラックを待っていると、「ポキッ!」って…。 拡散板が、折れました。脆すぎです…。
 さて、2本目は、 ヒナクシ(8)です。 明日のRCのメンバーが合流してきました。 楽しそうです。沖の根まで、中層移動後、深場へ。 根を見上げながら、ハナゴンベの観察。幼魚は、ほんと可愛いです。 拡散板がないので、寄った撮影は、できません。 根の上では、コガラシエビ。ハナゴイを横目に、安全停止して、終了です。
 さて、3本目は、明日のRCの 千代頭(21)です。 折れた拡散板は、応急修理しました。 3ヶ穴開け直しただけです。ないと、まともに撮れませんから…。 さて、ENTして、すぐに、 クビアカハゼ(写真遥上)を発見。 露出オーバーながらも、外付けストロボの発光確認できました。 …でも、これ、誤動作です、たぶん。その後は、一人で、ハナヒゲウツボの幼魚を見て、 みんなが撮影していた ミスジアオイロウミウシ(写真上左) を撮影。一応、撮れてます。 爪の色がおしゃれなニシキカンザシヤドカリは、好きなのに、 ピントが…。情けない。 海蛇抜柄 最後の ウミヘビの抜け柄(写真右)は、しっかり撮れました。(笑)
 さて、夜19時からは、RCの 事前説明会(写真下左)がありました。 珊瑚や珊瑚礁、取り巻く環境、RCの意義、調査方法など、 昨年と同じです。 水深5mと8mで、長さ100m×幅5m×高さ5mの範囲で、 対象の魚類、無脊椎生物(以下、無脊椎)の計数と、底質の確認をします。 詳細は、遠征記録の 2006年2007年 にありますので、そちらをご覧ください。 今までに、底質、無脊椎は、経験済だったので、魚類に立候補しましたが、 魚類は人気で、結局、大好きな無脊椎の担当になりました。 昨年は、じっくり探し過ぎて、エア切れ寸前だったので、 今年は、少しサクサクしようと思います。 RC事前説明会 無脊椎班メンバーは、F間さん(昨年も)、O本さん、A木さん、 そして、班長は、BSACの飯島さん(昨年も)です。よろしくお願いします。 普段からよく知っているオトヒメエビ、ガンガゼ類、シャコガイ類、ナマコ…、 他には、パイプウニ、シラヒゲウニ、イセエビ・セミエビ類やほら貝、オニヒトデですが、たぶん居ないでしょう。 また、ゴミや、珊瑚被害(破壊痕、白化、病気)なども調査対象です。 そうそう、休憩時、O本さん、F間さんからの、 伊勢名物の赤福や、とらやのういろう、タレ内包みたらし団子などの甘いものの差入れ、 ホント美味しかったです。ごちそうさまでした。
 4日目(11/22)。天気は、晴れ。 港で、軽く開会式&写真撮影。さあ、RCです。  ポイントは、もちろん、 千代頭(8m)(22)。 まず、スタッフがブイの設置に向かいます。その後、魚類班が、ENT。 15分後に、底質班、無脊椎班が、続いてENT。 無脊椎調査 無脊椎班は、O本さん&F間さんで、基準ライン左側を、A木さん&自分で右側を担当、 それぞれ、5m交替で、探索していきます。 探索してない人が、記録係です。 早速、 調査開始(写真右、遥上) 。いきなり、砂地です。 昨年、こんな砂地って、あったっけ?と思いながら、ライトを片手に探索します。 何となく、昨年と比べて、シャコガイが少ない感じです。 結構いたのが、 ガンガゼ類(写真下左)。 説明会では、「そんなにいないはず。他のものと間違えないでね。」と言われましたが、 これは、ガンガゼ類ですよねぇ。 そろそろ半分。目標ペースは、100m(実質80m)を60分。 でも、既に、40分超、残圧も80切ってます。 やはり、少し効率が悪いようですね。 長針海胆 時間・安全管理の飯島さんも含め、3人が、ボーッとしてる状況ができちゃう…。 自分以外は、エア持ちがよさそうなので、 記録は、左側チームに任せることに…。 水中で、F間さんに、 「俺、残圧少ない。先行して、自分の担当場所調査するから、記録係よろしく。」 って。ジェスチャーと水中会話で、なんとか伝わり?、先行調査開始です。 少しペースアップかな。と、そこで、なんとオニヒトデ発見。いましたねぇ。 先行した自分は、100m地点で、安全停止しながら、無駄な動きをせず、残圧温存、待機。 みんなと合流後、残圧20を切ったので、先にEXT。結局、78分、残圧10強でした。
 さて、30分後には、魚類班が、 2本目の千代頭(5m)(23)にENTです。 Vibgyor新艇? 今度は、目標ペースを守れるように、体制を変えました。 班長の飯島さんに、記録用紙を預け、4人同時に調査探索し、各自で記録用紙に記入することに。 記録係へは、「0」の時は、ハンドシグナルでOKですが、 何か見つけた時は、記録紙の対象種の欄を指差し、「数量」はハンドシグナルでした。 しか〜し、指が太いので、どの欄を指しているのか分からず、 結局、水中ペンで、「これっ」と指す。 …>そのまま記入!と途中から改善したんです。 …さらに、 飯島班長が、ペンで「これっ?」と聞いてくれるようになり、より改善されました。 ということで、4人同時作戦は、見事成功!ジャスト60分で、100m調査終了です。 見つけた大物は、オニヒトデ、バイカナマコくらいかな。 セピア青年家夕景 帰りは、スタッフがライン回収しながら、戻りましたが、 サンゴを傷つけず、かつ、素早く回収するテクニックに驚きました。 68分、残圧40で、終了です。 蛇足ですが、バンちゃんは、ブイ設置&ライン回収を含め、1本目140分(途中タンク交換あり)、 2本目100分と、通常業務の2日分6本相当だったそうです。
 昼食は、シーフレンドさん提供のおにぎりと豚汁。冷えた身体が温まります。 さすがに、長時間潜水で、疲れたので、3本目は、パス。 デジタル一眼を持ってきてるのだから、島の風景でも撮りたいなぁ。 ということで、同じく3本目をパスしたF間さんに声をかけ、 サンフラワーの車を借りて、一緒に夕陽を撮りに行くことに。 途中、渡嘉敷港に置いてある バンちゃんの新艇(写真上右) を見物したあと、やってきたのは、北部の国立沖縄青年の家。 青年家夕陽 海の資料館を覗いた後、まずは、赤間山展望台。 儀志布島や、前島。本島那覇方面は、少しかすんでいます。ススキの穂が風に揺れて、いい雰囲気です。 小さな釣鐘型の薄紫色の可憐な花「サンヨウシャジン」が咲き乱れています。雲が多いですねぇ。 その雲が、紫色に染まり始めたので、西の北山展望台に移動です。 鯨海峡を挟んで、座間味の島々… 久場島、慶留間島、阿嘉島、安室島…が見えます。 F間さんのアイデアを頂き、自分も セピア色(写真上左) の写真を撮影しました。雲間からの光の筋が綺麗ですよね。 ナイス、福間ちゃん。そして、太陽が、だんだん沈んでいくと、 夕陽(写真上右) が…。綺麗でした。もう少し、雲が少なかったら、もっときれいなんでしょうが…。 って、見とれていたら、すぐに沈んでしまいました。
 今日の夕食は、サンフラワーの食事をキャンセルして、RC 打上げBBQ(写真下左) に参加です。 打上げBBQ O本さんの差入れしてくれた松阪の牛肉…、美味い。CNの宮本さんは、こだわりがあるようで、 「美味しい肉に塩は不要だ!」と仰っていたので、何もつけずに食べてみました。 確かに、美味しい…、けど、やっぱり、少し塩が欲しい。 こっそり見えないところで、塩胡椒して、食べてました。 O本さん、ごちそうさまでした。 最後は、RCのまとめと参加証授与式。 珊瑚の状態は、そんなに変ってはいないみたい。継続的な調査が重要ですねぇ。 シャコガイは、最初の印象通り減ってたみたい。ガンガゼ類が若干、増えてたかな。 珊瑚がある割には、チョウチョウウオ類も少なかったみたいです。 で、少し心配なのは、昨年は、見つからなかったオニヒトデが、3個体も見つかったこと。 この量は、かなり多いようなので、要注意だそうです。 ほろ酔いながらも、少し気を引き締められる思いでした。 宝石金時 珊瑚を守るとか、地球環境のためにという大それたことではなく、 ただ、人間が住みよい環境を維持するために、できることをしたい。と思ったところで、 楽しいRCの終了です。
   5日目(11/23:勤労感謝の日)。晴れ。連休の中日で、人が多いです。 ポイントは、 海人(25)。 まず、定番のトウアカクマノミ。卵のお世話に一生懸命です。ピントは、まだ、甘々です。 ストロボの拡散板は、まぁまぁです。この強度不足の拡散板は、昨日も破損、応急修理しました。 簡単に折れすぎ、要改善です。 F間さんのシーツール製ハウジングの三日月拡散板を参考にしたいと思います。あれはいい。 …すぐ横にいたニセアカホシカクレエビ。全然ピントが合いません。 確かに、ちょっと流れがあったけど…、情けない。 気を取り直して、タイヤ型漁礁にいらした ホウセキキントキ(写真上右)さんは、何とか撮れましたねぇ。 ジャングルジム型漁礁には、いつものように、アカククリ、ツバメウオが群れています。 紅鯊属一種 サラサゴンベやタテジマヘビギンポも、ちょこちょこと可愛かったです。
 2本目は、灯台下(14)。 いつもと逆コース。トンネルに入る前に、バンちゃんがキンチャクガニを見せていました。 ふと、横を見ると、ハナヒゲウツボの幼魚が…。撮ってみましたが、黒い体は、露出が難しい。 ピント合わせで必死の今の自分には…。 オドリハゼもそうですが、肉眼では、真っ黒ではなく、眼も識別できるのですが、 撮影すると、真っ黒になっちゃうんですよねぇ。トンネルには、最後尾で入ります。 人数が多いので、濁りは覚悟しました。入って、すぐに、 ベニハゼ属の一種(写真上左)、 通称ナカチベニハゼ(トウダイシタくん)を発見。 4分間も粘って撮影しちゃいました。 リュウキュウハタンポ、アオギハゼにあった後は、 クモガニ属の一種(通称オランウータンクラブ)を見て、EXT。
 午後からは、さらに人が増えそうなので、午前中2本で終了。 いつも昼食は、サンフラワーのユウスケシェフ?のお任せコース。 阿波連浜夕陽 今日は、トマトソース系のオリジナルパスタ。美味しい。 今回、ちゃんとパンチェッタを角切りで使用したカルボナーラもあれば、 親子丼もあり、前回よりも格段に腕を上げています。 そのまま、コーヒーを飲みながら、ユウスケ、サヤカ、マリエと雑談タイム。 くだらない言葉遊び(ドアがとじたり、しまったり)をしたり、世界三大○○クイズをしたり…。 そのうち、昼間なのに、下ネタ系で盛り上がり…。(俺だけか?)愉しい時間を過ごせました。 夕方、昨日まで雲が多く、思うように撮れなかった 夕陽(写真上右、遥上)を撮りに、阿波連ビーチまで…。 むっちゃ、きれい。すごく、穏やかな気持ちになります。 癒されます。渡嘉敷って、本当にいい処ですねぇ。
 6日目(11/24)。曇り。ダイビング最終日です。常連のM藤さん、登場です。 いやぁ、お久しぶりです。印象的なワイド写真を撮影なさる方ですが、 マクロの楽しさに目覚めたと聞いてから、ずいぶん経ってしまいました。 さて、1本目のポイントは、 灯台下南(5)です。 港湾手栗 ENTしてすぐに、オドリハゼ発見です。ゆっくりと着底し、息を整えます。 O本さんが、「あっ、何か見つけたなぁ!」という感じで、近づかずに、移動してくれます。 こういう気遣いがいいですよねぇ。お互い、写真撮る者同士、心通じる瞬間です。 さて、肝心のオドリハゼは、遠くから、1カット撮っただけで、穴の奥の方に…、 顔だけ、ちょこんと出しています。 しばらく待ちましたが、出てくる気配はなく、証拠写真だけでもと思い、撮影続行。 AFでは厳しい条件ですが、MFなので、問題ありま…、大ありでした。 手前に透明なロングクローシュリンプが鎮座しています。 …いくら頑張っても、オドリハゼの顔に、白くぼけたエビの顔が、重なって…。 う〜ん、残念。 益田オコゼ 諦めて、少し移動すると、 コウワンテグリ(写真上左) の独特の動きに誘われちゃいました。 ちょこん…、ちょこん…、パクッ。って感じで、可愛いですよね。 よく見ると、カラフルで、体中に赤、黄色、オレンジ、青、緑、白、黒…、 たくさんの色が散りばめられています。 でも、この写真も、拡散板の欠点…、 水平方向に光の筋が写り込んでいます。しばらく行くと、 アカハチハゼ(写真遥上)のペアが、仲良くホバリング。 頬の空色と黄色が綺麗ですよね。すぐ横では、バンちゃんの周りに人だかりができています。 ツマジロオコゼに似た、少しレアな マスダオコゼ(写真上右)を見せているようです。 そして、各自で石めくりをし、思い思いに撮影していると、バンちゃんが、見つけたのは、 甲烏賊の卵です。 まだ、誰も気付いていないので、一番に見せてもらいました。 甲烏賊卵2 ついでに、バンちゃんに、少し横から逆光気味にライトを当ててもらい、 柔らかな写真(写真遥上) にしてみました。中のイカの赤ちゃんが、ほんわかとした感じになりました。 もう一枚は、上から順光で カチッとした写真(写真左)になりました。 中の赤ちゃんにもう少し、ピントが合っていたら、もっと良かったですねぇ。 違う雰囲気の写真になりましたが、どちらも好きですよ。 ノンビリとした、楽しい1本でした。
 2本目、今回最後の1本は、アクガイ(6)。 通称:ユキンコボウシガニを探しましたが、 見つけらませんでした。 スカシテンジクダイのたっくさんいる根、きれいです。 穴の中には、大好きな ソリハシコモンエビ(写真上右) が群泳しています。今日は、外付けストロボを外してきて、正解。 穴の中に、ポートを入れて、撮影出来ました。 最後は、アマクチビとにらめっこして、EXT。 ソリハシコモンエビ 3本目に行くか迷っていると、バンちゃん曰く、 「風が変わりそう!スコールもきそうだなぁ」いうことで、 素直に2本で、上がることに… 。器材を洗っていると、周りが真っ暗になり、スコールが…。 3本目行かれた方、大変でしたね。
 夕方、渡嘉敷常連のK平さんが、チェックイン。ライナーは、かなり揺れたそうです。 夕食は、K平さんとシローさん&涼太、ユウスケ、マリエ、サヤカとで、ノブさんのお店で…。 K平さん、ごちそうさまでした。そのままログ付けに突入。さらに、ノブさんのお店で打上げ。 楽しかったぁ。そうそう、K平さん、ぶらぶら産業の渡嘉敷トレーナー、 O本さんの分まで頂き、ありがとうございました。
 7日目(11/25)最終日。 お世話になったユウスケ、マリエ、サヤカと 記念写真(写真下左) を撮って、お別れです。スタッフ全員で、港まで、送ってくれることに…。 サンフラワーSF マリエと携帯画像、アドレス交換しようとしたのに…。携帯壊れてたんだ。 赤外線通信もできない。って、気付いたら、もう、渡嘉敷港についていました。 その後、O本さんとは、泊港まで、F間さんとは、那覇空港の搭乗口まで、ご一緒させていただきました。 隣り合った搭乗口の、それぞれ大阪、名古屋行きの同時刻発の便で、お別れです。ホント、お世話になりました。
 最後に、サンフラワーのシローさん、みのりさん、ユウスケ、マリエ、サヤカ、お世話になりました。 素敵な笑顔をありがとねぇ。 涼太、美涼ちゃんも元気でね。常連ゲストのK平さんもどうもです。
 シーフレンドのバンちゃん、他スタッフの方、 そして、CN宮本さん、BSAC飯島さん、常連のO本さん、F間さん、M藤さん、ありがとうございました。
 また、一緒に潜ったり、飲んだり、遊んだりしていただいた、 皆様、名前を伺えなかった方々、ありがとうございました。 また、次回も、よろしくお願いいたします。

2008/12/11   小西


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