5年皆勤賞のリーフチェック
  渡嘉敷 千代頭!



シロスジヒオドシウミウシ
露出をオーバー気味に明るく撮るのが好きなんだけど、なかなか認められないねぇw  透明感も出るし、明るくて気持ちいいと思うんだけどw




リーフチェック集合写真
昨年に比べて、少し増えたような気がします。 あっ、この写真は、Vibgyorのバンちゃんにもらったものです。



底質調査風景
リーフチェックは、魚類班、無脊椎生物班、底質班大きく3班に分けて調査します。 底質班は、50cm毎に砂、礫、生きてる珊瑚、海綿などの底質を記録していきます。


リーフチェックについては、06、07、08、09年の 遠征記録に調査内容などが、詳細に 記載されています。 ↓こちら↓もどうぞ。

2009年 千代頭RC
沖縄 渡嘉敷(09/11/18〜25)
4年連続4回目のリーフチェック
in 渡嘉敷!

2008年 千代頭RC
沖縄 渡嘉敷(08/11/19〜25)
3年連続3回目…
千代頭でリーフチェック!!

2007年 千代頭RC
沖縄 渡嘉敷(07/11/21〜26)
2回目のリーフチェック
in 渡嘉敷!

2006年 千代頭RC
沖縄 渡嘉敷(06/11/22〜27)
科学調査協力!?
渡嘉敷島初のリーフチェック!


日程: '10年11月24日(水)〜12月1日(水)

2船DIV × 5日 = 10ダイブ
リーフチェックDIV = 2ダイブ

   合計  12ダイブ
 …このうち、6ダイブが、ゲスト2人

ポイント名:
 (回数)
海人(30,31)、千代頭(29,30,31)、ヒナクシ(11)、トーエー(3,4)、 灯台下(18)、トカシクビーチ(10)、 野崎(11)、三本根(9)

天候: 11/25曇、26晴、27晴、28晴、29曇、30雨

気温: 23〜25℃

水温: 24〜25℃

透明度: 20〜30m


宿 泊 先 : サンフラワー SUN FLOWERのページ

いつもお世話になっている宿です。 オーナーはベテランインストラクターです。 現在(2013年)、諸事情でダイビングはお休み中ですが、 とてもアットホームな宿です。 ダイバーよりも、家族連れが多いかなぁ。 阿波連ビーチまでは、徒歩20秒。


Dサービス: Vibgyor Vibgyorのページ

09年3月に、独立開業したバンちゃんのショップ。 個人ショップの特徴を生かして、少人数制で小回りが利きます。 カメラ好きの人や、じっくりフィッシュウォッチングしたい方に、時間に囚われたくない方に、お勧め。 鯨観察や、島内観光なども、柔軟に対応してくれるかも…。

旅行社: オリオンツアー
那覇1泊8日フリープランを利用しました。 名古屋−那覇往復飛行機と泊港南岸近くのホテルピースランド1泊を合わせて、ほぼ3万円。 最近こればっかり。残りの6泊を直接手配でサンフラワー泊としました。


見た魚たち: トウアカクマノミ、ミツボシクロスズメダイ、アカククリ、ダンダラダテハゼ、メガネゴンベ、チゴベニハゼ、 アオベニハゼ、アオギハゼ、ハナゴンベ、ツマジロオコゼ、モンツキカエルウオ、ミヤコイワシ(ヤマトミジュン)、 クレナイニセスズメ、クロユリハゼ(yg.)、クマノミ、ガラスハゼ、ハナミノカサゴ、アジアコショウダイ、 トゲダルマガレイ、ササムロ、カスミアジ、フタイロサンゴハゼ、エリグロギンポ、ネズッポ属の一種、コブヌメリ、 オビテンスモドキ(yg.)、オトメハゼ、スズメダイ、デバスズメダイ、ハナゴイ、ニジョウサバ、サツマカサゴ、 ハナヒゲウツボ(yg.)、ジョーフィッシュ、オグロベラ、イロブダイ(yg.)、ヤマブキハゼ

見たエビカニ: ホシナシイソギンチャクエビ、ニセアカホシカクレエビ、ゾウリエビ、シロボシアカモエビ(ホワイトソックス)、 カンザシヤドカリsp、イソギンチャクエビ、パグリステス・ジャルール、バブルコーラルシュリンプ、 オオカイカムリの亡骸、

その他の生物: ブンブク目の一種、クロスジリュウグウウミウシ、シロスジヒオドシウミウシ、ルージュミノウミウシ、タイマイ、 ミヤミラウミウシ


 26回目の渡嘉敷は、5年目5連続のリーフチェックです。 毎年、楽しみにしている珊瑚礁の健康調査です。でも、それだけではありません。 悲しみと向き合う訪問でもありました。いつもお世話になっている宿、サンフラワーの女将さんであるみのりさんが2ヶ月前に鬼籍に入りました。 とても残念です。 ステーキ831SH みのりさんのご冥福を祈りつつ、故人が大好きだった渡嘉敷を、楽しみたいと思います。
 今回の渡嘉敷入りも前回同様、お値打ちな 『那覇1泊8日フリープラン』を利用します。 6泊は、常宿サンフラワーです。 那覇での1泊は、泊港近くのピースランド。夕食は併設の定食屋南風。宿泊者割引で、この ステーキ定食(写真右) が、野口英世さんでお釣がきます。お得ですねぇ。35%引きです。。。(笑)
 2日目(11/25)、天気は、曇り。 朝一のマリンライナーで、渡嘉敷に到着。潜るのは昼からでも、早々にカメラのセッティング。 頭赤若D40 もちろん、Nikon D40とあの自作ハウジングの組み合わせです。 その間に、昼食の準備が出来てます。 鶏の唐揚げの甘酢餡かけ。美味い♪ いつもいつも、申し訳ないっすねぇ〜w。
さて、1本目は、 海人(30)。 ゲストは、2人ですので、のんびりと。そうそう、今回、前回と違うことが2つ。1つは、新しいダイコンのデビューです。 といっても、型遅れ品のTUSAのIQ-700です。 赤いお店で、諭吉さんお二人で、手元にやってまいりました。もちろん、新品です。 青紅鯊D40 元々使ってた10年選手であるアラジンのエアーZ ナイトロックスが故障というか、たぶん電池切れになったため、新規購入です。 電池の交換代よりもお安く購入できました。 いくら良い器材でも、減圧理論のアルゴリズムが古いのと、ランニングコストが高いのは、 身体と精神に良くないからねぇと自分に言い聞かせてますw そして、もう1つは、17kgの減量に成功したこと。おかげで、ウエットのファスナーが楽に閉められストレスなく潜れます。 このポイントの売りはは、なんといってもトウアカクマノミに逢える所です。この日出逢った ハナゴンベD40 トウアカクマノミの幼魚(写真上左)  は、まだ小さくてとっても可愛かったです。 ホシナシイソギンチャクエビや、ニセアカホシカクレエビを見て、ジャングルジム風漁礁では、 いつものアカククリに挨拶して、のんびり50分ほどの水中の旅でした。
 2本目は、 千代頭(29)。 リーフチェック(以下、RC)のポイントです。 ココでは、チゴベニハゼや、 アオベニハゼ(写真上右) が遊んでくれました。ベニハゼに逢えると、なんだか癒されます。定位置から、ス〜ッと行って、パクッと食べて、シュッと戻る。 この餌を摂る一連の動作が大好きです。
 夕食は、マグロ刺身、ふぅ〜チャンプル、里芋南瓜の煮しめ、そして、焼肉。美味しかったっす。 で、今夜は、若旦那である涼太がお泊り。懐いてくれて嬉しいですなぁ。 仮面ライダーダブルごっこで戦った半年前が懐かしい。みのりさんも笑ってたなぁ。
 3日目(11/26)、天気は、晴れ。ゲストは、本日も2人。 黒筋竜宮海牛D40 1本目は、 ヒナクシ(11)。 ココでは、ちょっと深場で粘ってしまいました。何を粘ったかって、それは ハナゴンベの幼魚(写真上左)です。 子供の頃のハナゴンベは格別にかわいいんですよねぇ。なかなか満足のいく写真は撮れませんがw
 さて、2本目は、 トーエー(3)です。 ウミウシが良かったです。 透明感のある薄い黄色に黒い斑と白い筋が映えるに シロスジヒオドシウミウシ(写真遥上) 。そして、交接中の クロスジリュウグウウミウシ(写真上右) 島宴会831SH と、白黒の筋対決でしたw ウミウシ以外では、ツマジロオコゼや、モンツキカエルウオなども可愛かったですね。
 午前中に2本潜って、午後はお昼寝するのが、最高に気持ちいい。お昼のピリ辛レーメン食べたら、部屋でウトウト。 夕方、散歩に出ると、てっちゃん(島に別宅を持つ常連旅人)ちで、 宴会(写真下左) をしてました。早速、仲間に入って、オリオンビールをぷはぁ〜!ってね。もう、最高のひと時ですなぁ。 阿波連砂浜朝831SH 夕食は、マンビカーのフライ、刺身の盛合わせ、ゴーヤチャンプル。ビールが進みます。 そして、今夜も、涼太がお泊りにやってきました。一緒に、横になっていると、寝入ってしまいそうになりますが、 そこは、なんとか耐えて、一人起き出し、再度ビールですw
 4日目(11/27)。天気は、晴れ。ちょっと雲も流れてるけど、とっても気持ちいい♪ 気持ちがよすぎて、 まだ、ピックアップ時刻の25分も前なのに、器材の準備も、水着への着替えも出来てしまいました。 で、徒歩1分。走って20秒の 阿波連ビーチ(写真右)まで、ちょっとお散歩。誰もいない朝のビーチ。 朝といっても、すでに陽が高いんですが、だ〜れもいないんですよね。 草履海老D40 まぁ、オフシーズンだから、こんなもんかな。広いビーチ、独り占めですよw
 さて、1本目は、 灯台下(18)です。まだガイドとゲスト合わせて3人。 ココはトンネルのある地形ポイントなので、少人数の方が水が濁らなくていいですねぇ。 ベテランばかりでも、人数が増えると少なからず濁っちゃいますから。 で、いつも見られるベニハゼ類には逢えませんでしたが、 ゾウリエビ(写真左) に会えました。食べたこともないのに、思わず美味しそう♪と思ったのは、内緒です。 伊勢海老より、美味しいという人もおり、高価らしいんです。 紋付蛙魚D40 同じ仲間のセミエビは1度だけ食べたことがありますが、よく分かりません。 もっと高級で高価とも言われてるみたいですが。 定番のクマノミや、ガラスハゼと遊んだ後、最後は、昨日も見かけた モンツキカエルウオ(写真右)。 いつ見てもカワイイですねぇ。初めての出会いは、パラオのジャーマンチャネルでした。 このときの印象は、なぜかシルクハットを頭に載せ、ステッキを持ってる感じでした。 そう、喜劇王のチャップリンのような。なぜかは分かりませんが、今でもその印象が強いです。
 昼前の便で、到着するゲストが合流する予定なので、 ミートスパ831SH 午前中1本で終了です。 お昼ご飯は、 ミートスパゲッティ(写真左) とマグロ丼です。サンフラワーにお任せで、スタッフの賄いと同じものを頂いてます。 これが、美味しくて。たまに、新メニューの実験台になったりもしますが、美味しくなかったことは一度もありません。 初めて、頂いたのは、 【渡嘉敷訪問5回目'03/12】 の時でした。女将さんのみのりさんが、 「熊本のお客さんが、ラーメン送ってくれたから、コニちゃんも一緒に食べる?」と声をかけてくれたんですよねぇ。 アットホームで優しいおもてなし。みのりさんの人柄が伺えます。 そのおもてなしの精神は、今もスタッフに引き継がれてるんですよ。 とても居心地の良い空間を醸し出してくれてます。 みのりさん、サンフラワーは大丈夫ですよぉ。
 さて、2本目は、 トカシクビーチ(10)華蓑笠子X60 明日のRCに参加するゲスト、常連のF間さん、RCの関連NPO、コーラルネットワークの宮本さんと合流しました。 トカシクビーチは、とにかくのんびりできるポイントです。水深も深くなく誰もがリラックスできますねぇ。 ハナミノカサゴ(写真右) を、きれいに撮ろうとずいぶん粘ったんですが、レンズの小さなコンデジのワイド写真は、これが精一杯でした。 軽〜く、ほんのちょっとだけ、ストロボ当てられたらいいんですけどw。 まだまだ未熟者です。
 さて、夕食の前にビーチまで散歩です。 夕景(写真下左) がとってもきれいでした。今日は、ビーチに始まりビーチに終わる日ですね。 いやいや、まだ終わってないし。今夜は、RCの事前説明会があるんです。だから、夕食時にビールは飲めません。 でも、我慢できずに生ビール1杯だけ飲んじゃったのは内緒です。
 そして、夜。5回目となる、RCの事前説明会です。 水深6mと9mで、長さ100m×幅5m×高さ5mの範囲の、 対象の魚類・無脊椎生物の計数と、底質の確認をします。 詳細は割愛します。過去の遠征記録の 2006年2007年2008年2009年 をご覧ください。 阿波連夕景D40 4回目で話題になった『ヒメシロレイシガイダマシ』の件。 差し替えされていませんでした。 珊瑚の天敵である『巻貝』である『ヒメシロレイシガイダマシ』を紹介する写真が、 その貝殻を背負った『ヤドカリ』の写真だったことです。 よく見ると、ハサミ脚が出てる写真。いい写真がなく、やむを得ず…。 ということだったらしいのですが、結局、その後もいい写真はなかったようですねぇ。 「あまり気付く人はいないよぉ」と言われてましたから、いいかw。 ということで、今年も、昨年に続き、魚類班を担当します。
 5日目(11/28)。天気は、絶好のRC日和の晴れ。 RCのポイントは、 千代頭(深)、(30)、千代頭(浅)(31)で、2本連続です。 珊瑚調査2X60 主催者とメインスタッフが、GPSを使ってブイ&ロープを設置してくれてます。 今回の魚類班は、何度も一緒にRCに参加している常連のF間さんと、Y口さん。 まずは、我らが魚類班が、スタートブイに向かいます。水面移動後、ブイ横で潜行。 一旦、驚いてバラケてしまった魚たちが落ち着くまで待ちます。 中性浮力をとりつつ、呼吸を整えつつ、目をつぶって、1分ほど。 1人が記録係、2人でラインロープの左右のそれぞれの空間を担当。前方5m分の魚類を数え、記録係に伝達。 5m進んで、待機1分、計数&記録&移動1〜2分の繰り返し。さて、アイコンタクトして、スタートです。 途中、交代しながら100m60分。チョウチョウウオ類と20cm以上のブダイ類がほとんどです。 魚類班Vib 左右を横切って泳ぎぬけるような対象魚は、重複計数しないように、アイコンタクトが重要です。 100m調査後、ボートに戻る途中、魚を脅かさないために、時間をおいて調査開始した 底質班(写真上右、遥上)と、すれ違いました。そのすぐ後では、 無脊椎生物班が、珊瑚の下や、岩の隙間も覗き込んでます。 覗きながらだから、移動距離も多く、一番エアを使います。 2,3年前に自分が担当した時は、帰りの移動分のエアは残ってなく、水面移動で戻った記憶があります。 2本目のの浅場も、ほとんど、チョウチョウウオ類とブダイ類でした。 そういえば、大きなアジアコショウダイが来てくれましたが、結局、対象エリアに入ることはなく去っていきました。 白靴下海老X60 そんなこんなで、無事終了。ボートに戻る途中、撮影記録班が、 魚類班(写真上左)の記念撮影してくれました。 ダイバーといえど、ファンダイブと違う水中作業では、意思の疎通は難しいのですが、 とても息の合った仲間でスムースに進行できました。
 さて、夜は恒例のBBQ、そして、参加証授与式がありました。これで、参加証も5枚となりました。
 6日目(11/29)。 天気は、曇り。ゲストは5人。 1本目は、 海人(31)。 定番のトウアカクマノミの観察してる横にいた 二色珊瑚鯊D40 トゲダルマガレイは、忍び足でサササッと移動してる。いや、もう見つけてるしw。 漁礁の辺りでは、ササムロやカスミアジがウロウロしてるのを眺め、小物観察。 シロボシアカモエビ(写真上右) 、通称ホワイトソックスが、かわいかったぁ〜。 すぐ近くのイソギンチャクには、イソギンチャクエビが鎮座してました。 ちょっと怖そうですね。 浅場に戻ってくると、 フタイロサンゴハゼ(写真上左)を見つけました。 サンゴハゼ系は、かわいいけど、なかなか上手に撮れませんねぇ。 最後に呼ばれて、見せてもらったのは、カンザシヤドカリspでした。爪が網目模様になってる奴です。 ジャルールD40 この子も、自分で探そうとしてもなかなか見つからないんですよねぇ。。
 2本目は、 トーエー(4)。 ガイドのバンちゃん、一所懸命探し物をしてるみたいなので、 一人でネズッポ系の幼魚(たぶんコブヌメリだと思うんだけど)と遊んでました。 クネッ!ピタッ!の動きが、ユーモラスでかわいいんですよねぇ。 探し物が見つかったようです。ゲストの一人がリクエストしていたようです。それは、 パグリステス・ジャルール(写真上右) 年輪菓子831SH0 というゼブラホンヤドカリによく似たヤドカリさんでした。この写真、実は、20分後に撮ったものです。 見つけた直後は、足先しか見えず、オビテンスモドキの幼魚と遊んだりして時間をつぶしてたのですが、 顔出さず。リクエストしたゲストに任せて、ルージュミノウミウシを見に行って戻ってくると、 やっと顔出してくれてました。きれいですねぇ〜。
 今日のお昼ごはんは、ホワイトミートドリアとジンジャースープ。美味いです。 夕食は、豚肉の冷しゃぶ、沖縄の三枚肉(スーチカーでなく、沖縄そばに入れるやつ)、肉じゃがです。 あれっ、肉系のおかずばっかりじゃん。自分の好きなもんばっかりw。そして、白ご飯が美味しくなってる。 泡珊瑚海老D40 コメ変えた?って聞いてみたけど、いいえwといいつつ、含み笑いのユウスケ、なんかしたなw そして、夜のログ付けでは、差入れの バームクーヘン(写真左) を頂きました。美味い!ビールに合う!って、それは冗談ですが、ホントに美味しかったです。 ご馳走様でした。
 7日目(11/30)。ダイビング最終日。天気は雨。ゲストは2人。 1本目は、 野崎(11)。 まずは、深場へヤシャハゼ狙い。う〜ん、残念。お休み中でした。雨で暗いからかなぁ。 でも、オトメハゼは、元気にペアで、ダァ〜ッと砂を吐いてました。 スズメダイもデバスズメダイも相変わらずだったから、ヤシャハゼがお休みだったのは、天気のせいじゃないみたい。 顎魚D40 ハナゴイや、ニジョウサバ、タイマイも見られましたねぇ。 終盤で見たのは、 バブルコーラルシュリンプ(写真上右)。 この子も、大好きなエビの一つです。黄緑色のぶどうマスカット、 いや巨峰の皮を剥いた様なバブルコーラル(ミズタマサンゴ)が、まず大好きです。 そして、そこにいる紫色のラインの入ったこの子がとっても画になるんですよねぇ。 何度も撮影してしまいます。てか、このホスト、バブルコーラルじゃないしw も、もしかして、アカヒゲカクレエビ!?。残念、ハサミ脚に紫ラインが入ってるから、 バブルコーラルシュリンプですよねぇ。 そういえば、アカヒゲカクレエビ見たことなかったような。 石垣で、1回だけあったかな。 アカヒゲカクレエビも逢いたいエビの一つです。 昔は、よく混同されてたようですが、ホストが違うんですよね。 アカヒゲカクレエビは、バブルコーラルには、住まなかったんですよね。 あれっ、どんな珊瑚に済んでるんだっけ。 大貝被りX60 昨日も見たルージュミノウミウシ、胸鰭の内側が撮ってもきれいなサツマカサゴを見て、1本目終了。
 2本目、最終ポイントは、 三本根(9)。 エントリー直後に見たのは、ハナヒゲウツボyg。容姿はかわいいんだけど、色がねぇ。 やっぱり、ブルーとイエローがまぶしい成魚の方が好きだなぁ。 まだ、黄色の老成魚にはあったことないからあってみたいです。 ジョーフィッシュ(写真上左) は、そ〜っと、近付きましたが、結構鈍感な子で、あまり気にしてないようでした。 いや、決してこちらには向いてくれませんでしたので、意識して無視してたんですね。 大きなカニが、動かずうずくまっていたので、近寄ると オオカイカムリの亡骸(写真上右) 海牛D40 でした。デカいっす。甲長150mmもありました。 捕食されたのなら、ココまできれいに残ってないだろうし、ちょっと不思議です 外観がきれいなままで中身がまったくなかったんで、たぶん、脱皮後の抜け殻だと思いますが、不思議です。 オグロベラ、ヤマブキハゼ、イロブダイygと遊んだ後は ケラトソマ・シヌアトゥム(写真左)です。 ニシキウミウシ属の一種で、ミアミラウミウシとして図鑑「沖縄のウミウシ」に載っていますが、別種のようです。 きれいなウミウシですよねぇ。
 夕食は、スタッフと一緒に、焼肉丼♪ もう、最後の夜なんですねぇ。なんだか、とっても寂しいですなぁ。 恒久平和831SH ということで、オーナーのシローさんらとともに、たくさん飲んじゃいました。
 8日目(12/1) 最終日。今日は、名古屋に帰るだけです。 と、その前に、ホテルサンフラワーの女将さんであったみのりさんが、命がけでこの世に残した美祈(みのり)ちゃんに会ってから帰ります。 朝一のライナーで那覇に着くと、美祈ちゃんのいる病院まで歩いていきました。ちょうど、空港へ行く途中なので。 途中、屋台で買ったオムライス弁当を食べるために立ち寄った与儀公園には、 【恒久平和(写真右)】の石碑がありました。憲法9条の事を謳ってあるようです。 本当に、永遠に平和が続きますように! そして、奥武山公園の横の坂道を上り、小禄の手前辺りの病院で、 美祈ちゃん(写真下左) に会えました。 まだ、この世に生を受けて、2ヶ月余り。満面の笑顔で迎えてくれました。赤ちゃんの笑顔って、本当に癒されますねぇ。 なんだか、パワーをもらったようです。そして、期待していなかった事ですが、美祈ちゃんを抱くことができました。 新顔X60 結構重いです。元気に手足をバタバタさせて動きます。にっこり笑顔です。 会うまでは、ちょっと悲しみも抱えていましたが、 それはそれとして、美祈ちゃんの幸せな未来を祈る気持ちで心が満たされました。 なぜか涙が流れてきましたが、それは悲しみの涙ではなかったです。 とっても神聖な、幸せな、ちょっと表現できない気持ちが心に広がっていきました。
 最後に、サンフラワーのシローさん、ユウスケ、マイコ、お世話になりました。 涼太、美涼ちゃん、また遊ぼうねぇ。美祈ちゃん、いつも笑顔で!
 Vibgyorバンちゃん、 一緒に潜って頂いた皆様、ありがとうございました。次回もご一緒できますように。 ホント楽しかったです。また、お願いします。
追記:心の整理をして、この遠征記を書き上げるのに、3年の月日が必要であった事をお詫びいたします。 自分には、必要な時間でした。3人の子供と、若くして、離れなければいけなかった無念さ、辛さ、理不尽さをを勝手に想像して、 心を乱しておりました。最近、やっと、見つめる事ができるようになりました。みのりさんのご冥福をお祈りいたします。

2013/09/25   小西


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